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掲載開始日:2025年11月28日更新日:2025年12月4日

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令和7年度日南保健所運営協議会の議事概要を公開します

1.開催日時

令和7年11月6日(木曜日)午後3時から午後4時まで

2.場所

日南保健所多目的室

3.出席者

(1)委員

髙橋委員、中村委員、山口委員、安藤委員、池田委員、大木委員、押方委員、八木委員、長友委員、川口委員

(2)事務局

所長、次長、総務企画課長、健康づくり課長、衛生環境課長、健康管理担当副主幹、疾病対策担当副主幹、衛生担当副主幹、環境対策担当副主幹

4.議題

  • (1)高病原性鳥インフルエンザにおける保健所対応について
  • (2)日南保健所管内の海水浴場について
  • (3)一般用医薬品のオーバードーズ(過剰摂取)の実態と対策について

5.議事要旨

各議題について事務局より説明があった後、以下のとおり質疑が行われた。

(1)高病原性鳥インフルエンザにおける保健所対応について

(委員)

鳥インフルエンザで参考のために。
昨年串間市で発生したが、日南市内にある鶏舎は山の中、山の中腹にあるのでなかなか水鳥、渡り鳥が接触しにくいのではないか。ただ、だからといって油断してはいけない。発生したら大変なことになる、それは県の方がよくご存じだと思う。それで職員は24時間体制で日南総合運動公園に消毒ポイントを設けて車両の消毒作業をする。それと、この時期安全のために鶏舎には近づかない。そこまで気をつけているようだ。

(2)日南保健所管内の海水浴場について

特になし

(3)一般用医薬品のオーバードーズ(過剰摂取)の実態と対策について

(委員)

一般用医薬品のオーバードーズの実態と対策についてであるが、毎年、飫肥城下まつりで実施されている薬物乱用防止に関する啓発運動に参加するようにしているが、配布するリーフレットやティッシュなど、中身があまり目新しいものがなく、代わり映えしない。

オーバードーズが薬物乱用の対象になるなど、年々(薬物乱用の)傾向が様変わりしているので、それに伴って情報更新されたリーフレット等新しいものを随時取り入れるようにすれば、新しい内容が皆さんに啓発されるのではないかと考えた次第である。

(事務局)

啓発内容の更新については、私たちも担当の中で協議して、必要なことだと考えているので、検討させていただきたい。また、飫肥城下まつり(での啓発活動)については、配布のほかに、パレードにも参加したらどうかというような意見もいただいているので、その点も含めて検討して参りたい。

(委員)

ぜひパレードにも参加していただきたい。

(4)その他

事前に配付した令和7年度日南保健所業務概要の記載内容、その他保健所の業務に関することについて、次のような発言があった。

(委員)

業務概要の33ページに医療関係者数として医師などの数が記載されている。医師数、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、そして看護師、准看護師とあるが、この数というのは看護師等の資格を持っておられる方の数なのか、それとも(医療機関などに)勤務している数なのか。資格があっても全然働いてなくて家庭にいるというような方も結構おられると思うが、実態数は把握できていないのではないか。それがまず1点。
それと医療関係者ということであれば、できれば、医療に関係するスタッフ、例えば理学療法士とか、そういった関係の方も、日南串間地域では充足しているのかどうか把握していただきたいと考えている。

(事務局)

看護師、准看護師については実際に勤務されている方だけではなく、看護師等として届け出た数を挙げていると思う。毎年実施している医療監視で、対象となる医療機関については、その中の数というのは把握している。医師、歯科医師についても届け出た数を挙げている。

理学療法士等については、そういった届け出がなされていないということもあり、今後検討させていただければと思う。

(事務局)

医師、歯科医師、薬剤師や、保健師、助産師、看護師については、2年に1度実施される国の調査に基づくもので、その結果を掲載している。勤務していない方についても調査の対象にはなっていたかと思うが、回答が100%でない部分はあるかと思う。

理学療法士等の数字については、どのような把握方法があるのか等について、確認させていただきたい。(注)

(委員)

先ほどの医療関係者数のところで、獣医師の数は把握しなくてもよいものなのか。

(委員)

獣医師に関しては、家畜保健(衛生)所というところが管轄していて、やはり2年に1回、届け出ることになっているので、そちらの方で把握しているかと思う。

(事務局)

資料はないが、梅毒について話をさせていただきたい。ここのところ、県全体としても梅毒の患者数が上昇してきており、その中でも20代が多くなっている。このため、いかに広報(啓発)していくかということが非常に大切になっている。ただ、どこで感染したのか、という部分はなかなか現在の報告では聞き取れないこともあり、はっきりしたことはわかっていないが、SNS、出会い系のアプリといったところで接触を持つことが関係しているのではないかといったことが言われている。そういったことについて、情報収集し、啓発に努めていきたいと考えている。啓発について御協力いただけるとありがたいと考えている。

(委員)

梅毒に感染しているうちにHIVも感染している、という率はすごく高い。HIVの啓発というのも情報がもう少し必要では。梅毒が増えているということは、やはりHIVの患者も増えている感じなのか。

(事務局)

HIVに関しては、保健所で検査する部分ではなかなか見つかっていない。梅毒の増加に比べて、HIV陽性者は同じように上がっているといった状況ではないようである。梅毒はしこりや潰瘍、そしてリンパ節が腫れたりという症状がいったん出た後、それが収まった時にもう治ったと思って治療に繋がらなかったというようなことが1つあるかと思う。あと、医療機関での検査では梅毒の陽性になった方のHIVの検査実施について、お願いしていくことも必要かと思っている。

(注)

法律の規定に基づき、医師・歯科医師・薬剤師の方や、業務に従事する保健師・助産師・看護師・准看護師・歯科衛生士・歯科技工士の方は、2年に一度、12月31日現在における業務従事状況等について、厚生労働大臣や都道府県知事へ届け出ていただく必要がある。
したがって、医師・歯科医師・薬剤師の方については業務に従事していない場合も届出が必要であるが、保健師・助産師・看護師・准看護師・歯科衛生士・歯科技工士の方については業務に従事している場合のみ届出が必要となる。

6.資料

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宮崎県日南保健所総務企画課
電話:0987-23-3141
ファクス:0987-23-3014
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