掲載開始日:2021年3月19日更新日:2025年1月15日

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エネルギーって何(なに)?

 
 

エネルギーという言葉(ことば)は、科学(かがく)の世界(せかい)では、「ものがもっている仕事(しごと)をする力(ちから)」という意味(いみ)で使(つか)われるんだ。わかりやすくいうと、動(うご)いているものや、これから動(うご)こうとするものには、みんなエネルギーがあるということなんだ。

電気(でんき)も光(ひかり)や音(おと)や熱(ねつ)なんかもエネルギーの仲間(なかま)なんだ。宇宙(うちゅう)や地球(ちきゅう)も大(おお)きなエネルギーによって動(うご)いているんだ。つまり、エネルギーと無関係(むかんけい)のものは、ほとんどないんだよ。

身(み)のまわりのものは全(すべ)てエネルギーがいろんな形(かたち)で存在(そんざい)しているんだ。いちばん身近(みぢか)なものは、私(わたし)たち自身(じしん)。人間(にんげん)のからだも、エネルギーによって動(うご)いているんだ。じっとしていても、心臓(しんぞう)が動(うご)いたり血(ち)が流(なが)れたりしているよね。食(た)べ物(もの)の中(なか)にふくまれる栄養分(えいようぶん)が、体(からだ)の中(なか)でエネルギーに変(か)わり、筋肉(きんにく)を動(うご)かしているんだよ。

エネルギーには理科(りか)でならうエネルギーと社会科(しゃかいか)でならうエネルギーがあるんだ。理科(りか)でならうエネルギーを大(おお)きく分(わ)けると下(した)のふたつになるよ。

【位置(いち)エネルギー】

高(たか)いところにある物体(ぶったい)などに、貯(たくわ)えられているエネルギーを位置(いち)エネルギーというんだ。

位置いちエネルギーしずく

ボールを高(たか)い位置(いち)ではなすと、ボールは地面(じめん)にむかっておちていくよね。これは、地面(じめん)におちるために必要(ひつよう)な【位置(いち)エネルギー】をボールがもっていたことになるんだよ。

【運動(うんどう)エネルギー】

ボールがとぶ、車(くるま)がはしる、など、運動(うんどう)している物体(ぶったい)がもつエネルギーを運動(うんどう)エネルギーというんだ。

運動エネルギーしずく

転(ころ)がるボールなど、動(うご)いているものは【運動(うんどう)エネルギー】をもっているんだ。

水(みず)がもっている【位置(いち)エネルギー】【運動(うんどう)エネルギー】を利用(りよう)して【電気(でんき)エネルギー】をつくることができるんだ。【電気(でんき)エネルギー】はあかりをつけたり、テレビをつけたり、パソコンをうごかしたり、みんなの生活(せいかつ)の中(なか)でいろいろなところに利用(りよう)されている大切(たいせつ)なエネルギーなんだ。

次(つぎ)のページで【電気(でんき)エネルギー】がつくられるまでのしくみを紹介(しょうかい)するよ。

電気(でんき)はどうやってつくられるの?のページへ

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