知っておくべき避難のポイント~災害から命を守るための備え~
今のうちに避難の方法や備えについて確認しておきましょう!
1.どこに避難するべきか確認を
(1)在宅避難
在宅避難をする場合の注意点
- 事前に「ハザードマップ」を確認し、自宅と周辺が安全であることを確認しましょう
- 最低3日分、できれば1週間分の水や食料を備蓄しておきましょう
(2)親戚・友人宅へ避難
親戚・友人宅へ避難する場合の注意点
- 事前に「ハザードマップ」を確認し、親戚・友人宅が安全であることを確認しましょう
- 日頃から、大雨などが予想される際には避難することを相談しておきましょう
(3)車中避難
車中避難をする場合の注意点
- 車中避難ができる安全な場所をあらかじめ確認しておきましょう
(市町村が指定した避難場所であるほうが良い)
- エコノミークラス症候群を防ぐため、定期的な給水や体操、換気を行いましょう
(4)避難場所へ避難
避難場所へ避難をする場合の注意点
- 避難場所までの経路を確認しておきましょう
- 避難場所には多くの人が集まる可能性がありますので、感染症対策に必要な物を持参しましょう
2.ハザードマップと一緒に「避難行動判定フロー」の確認を
- ハザードマップを確認し、自宅の災害リスクと取るべき行動を考えておきましょう。
(PDF:260KB)
(避難情報に関するガイドラインの改定(内閣府ホームページ)より引用)
【避難行動判定フロー】
- ハザードマップを確認しましょう。
- 家が安全な場合、自宅での避難も選択肢の一つです。ただし、色が塗られていなくても、災害による被害の発生が想定される場合は必要に応じて避難してください。
- 家が危険な場合は、原則として自宅の外に避難してください。
- ご自身やご家族の方に避難に時間がかかる方がいるか確認しましょう。
- 避難に時間を要する方がいる場合、警戒レベル3高齢者等避難が出たら、安全な場所に住んでいる親戚や知人宅に避難しましょう。近くに安全な場所に住んでいる親戚等がいない場合は、市町村が指定している避難場所に避難してください。
- 避難に時間を要する方がいない場合、警戒レベル4避難指示が出たら、安全な場所に住んでいる親戚や知人宅に避難しましょう。近くに安全な場所に住んでいる親戚等がいない場合は、市町村が指定している避難場所に避難してください。
(避難情報に関するガイドラインの改定(内閣府ホームページ)より引用)
3.雨が降ったら「警戒レベル」を確認し、早めに避難
- 避難勧告と避難指示(緊急)は「避難指示」に一本化されました。
- 警戒レベル5は、すでに安全な避難ができず命が危険な状態です。
- 警戒レベル5緊急安全確保の発令を待ってはいけません!
(PDF:118KB)
(避難情報に関するガイドラインの改定(内閣府ホームページ)より引用)
【警戒レベル】
- 警戒レベル5:緊急安全確保などの情報が出た場合、命を守る最善の行動を取ってください。
- 警戒レベル4:避難指示などの情報が出た場合、危険な場所から全員避難してください。
- 警戒レベル3:高齢者等避難などの情報が出た場合、危険な場所から高齢者等避難に時間がかかる方は避難してください。
- 警戒レベル2:大雨注意報・洪水注意報などの情報が出た場合、ハザードマップなどで避難経路や避難方法を確認してください。
- 警戒レベル1:早期注意情報が出た場合、最新情報に注意し、災害への心構えを高めましょう。
4.命を守る避難行動リーフレット
避難のポイントをまとめたリーフレットを作成しました。
避難について検討する際や災害への備えを準備する際にご活用ください。