県広報みやざき

神話の源流へ。
神話のふるさと みやざきの神楽

高原の神舞(かんめ)

高原の神舞(かんめ)

狭野神楽「踏剱(ふみつるぎ)」(撮影:五十川満)

高原町には、霧島東神社に祓川(はらいかわ)神楽、狭野(さの)神社に狭野神楽が伝えられ、「高原の神舞」の名称で国の重要無形民俗文化財に指定されています。
霧島山岳修験の影響を受け、真剣を使用する演目が多く、小学校低学年男児が左右から差し出された真剣の切っ先を素手で握って舞う演目や、12人が真剣を持って勇壮に舞う演目など、研ぎ澄まされた雰囲気と一体感が見る者に感動を与えます。

【高原の神楽情報】
*狭野神楽 : 毎年12月第1土日、狭野神社第二鳥居
*祓川神楽 : 毎年12月第2土日、祓川神楽殿

銀鏡(しろみ)神楽

銀鏡(しろみ)神楽

銀鏡神楽「幣指(へいさし)」(撮影:五十川満)

銀鏡神楽は、西都市の旧東米良村、銀鏡地区に伝わる神楽で、ゆったりと腰を落とした、威厳のある舞が特徴です。
32番目に舞われる「シシトギリ」では、爺と婆、狩行司の3人が、狩猟用語や方言を交えながら面白おかしく狩りの様子を演じます。これは、古い狩猟習俗を今に伝えるもので、「米良神楽」の名称で県内の神楽で初めて国の重要無形民俗文化財に指定された要素の1つとなりました。

【銀鏡神楽情報】
*銀鏡神社大祭 毎年12月12日〜16日 銀鏡神社境内
12月14日夕方から15日にかけて、神楽2番〜33番を徹夜で奉納

神話のふるさと みやざき

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