化学の知識を持つ専門家として宮崎県の安心と発展に資する
田上 兼輔
所属:工業技術センター/入庁:平成31年度
○これまでの配属先
H31 環境管理課
R3 工業技術センター
宮崎県庁を志望した理由
大学から県外に出ていましたが、そこで得た知識や経験を故郷宮崎に還元したいと思ったのが志望理由です。
特に、宮崎県では人口減少の問題や、また志望当時は河川の汚濁など、産業や環境に関係する大きな課題があることを知りました。化学を学んだ者として、こうした課題を両面から考え、ふるさとの持続的な発展の礎となれる仕事場を求めて、宮崎県を選びました。
仕事のやりがいについて

現在は企業支援に向けた研究開発や技術指導等に従事しています。決して簡単ではありませんが、企業の方に「ありがとう!」「助かった!」という言葉を頂けるととてもうれしく思います。
宮崎県の技術職員として働くことの魅力

地域産業振興といった経済の面と、人々の暮らしを守る環境面の両方で、化学の知識が必要とされています。このように様々な角度から宮崎の発展を支えていけるところが魅力です。
研修制度や資格取得のための支援制度について

公務員や仕事一般の基礎研修が定期的に開かれるほか、技術的な面では先輩方の手厚いサポートのもとOJTで学んだり、外部(県外含む)の講習会も利用できる等、初めての業務でも安心して取り組める環境が整っています。
これまでの仕事で印象に残っていること

様々な企業との関わりが増えて、普段では絶対に見ることのできない、実際の製造現場を見せてもらえたのが印象に残っています。そこには、その企業の様々な工夫やノウハウが詰まっていて、見ていて飽きることがありません。
一方で、それほどの情報を見せてもよい相手であると自身が信頼されていることも意味しているため、県職員として大きな責任感を感じました。
今後の目標
高い専門性をもって、県民から頼りにされる存在になりたいと思っています。
今後も日々勉強しながら、様々な業務、相手とのやりとりを通じて積極的に経験を積んでいき、地元宮崎に貢献していけるよう頑張っていきます。
一日の流れ
8:15 | 登庁(予定の確認) |
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8:30 | 仕事開始(メールチェック) |
9:30 | 企業による設備利用への対応(分析装置の使い方のアドバイス等) |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 実験・分析 |
16:00 | デスクワーク(メール確認、実験結果の考察等) | 17:30 | 退庁 |