県では、社会情勢の変化や県民のニーズに対応できる職員の能力開発のため、さまざまな研修を行っています。
新規採用職員をはじめ、それぞれの階層別に行う基礎研修のほか、個人の選択により「企画立案」、「発想力」、「コミュニケーション」など、自分の能力を伸ばすことを目的とした選択研修を実施しています。また、一般的な教養や実務的スキルアップなど多彩なメニューから自由に学べるeラーニングも実施しています。そのほか、自主研究グループへの活動支援なども行っています。
さらに、各部局においては、それぞれの職務に関する専門的知識・技能を深めるための専門研修を行っています。
このほかにも、各省庁派遣研修、民間企業等派遣研修など、複雑化、多様化する行政需要に的確に対応できる優れた人材を育成していくためのさまざまな研修制度があります。
新規採用職員研修
県職員としての第一歩を踏み出した新規採用職員に対して、公務員としての心構えや仕事をしていく上で必要な基本的知識を学ぶ研修を実施しています。
新採グループアドバイザー制度
新規採用職員が県庁生活に円滑に適応できるようにするため、先輩職員がアドバイザーとして悩みや相談などに応じる制度があります。
各省庁派遣研修
国の第一線の行政を実際に経験し、今後の県行政に生かしていくために、令和6年度は、総務省、内閣府、経済産業省、農林水産省、国土交通省、外務省、デジタル庁、こども家庭庁などに若手職員を派遣しています。
民間企業等派遣研修
民間企業等での実務研修を通じて、その経営感覚や手法を学ぶため、令和6年度は、ソニー株式会社、楽天グループ株式会社、三菱地所株式会社、全日本空輪株式会社、一般財団法人自治体国際化協会、独立行政法人都市再生機構などの民間企業等に職員を派遣しています。
資格取得助成
業務に必要な資格取得にかかる費用等を助成するための各種制度があり、入庁後もスキルアップを図ることができます。