「アクションプラン」は、長期ビジョンに示す目指す将来像の実現に向けて、令和5~令和8年度(2023~2026年度)の4年間に重点的・優先的に取り組む5つの重点プログラムを設定しています。
【5つの重点プログラム】
プログラムⅠ
コロナ禍・物価高騰等からの宮崎再生
長引くコロナ禍や物価高騰等により大きな影響を受けている県民の暮らしや県内経済を守るため、医療提供体制の確保など感染症対策にしっかりと取り組むとともに、宮崎再生基金等を活用し、生活困窮者等への支援をはじめ、観光や公共交通の需要喚起など、県民生活や経済活動の本格的な回復に向けた機動的かつ効果的な施策を展開し、宮崎県を再び成長軌道に乗せます。
≪重点項目≫
- ①県民の命や健康を守る地域医療・福祉の充実
- ②県民生活・地域経済の早期回復
- ③魅力あふれる「観光みやざき」の創生
プログラムⅡ
希望ある未来への飛躍に向けた基盤づくり
人口減少をはじめ、デジタル化の進展や世界的な脱炭素化の動きなど社会情勢が大きく変化する中、安心と希望ある未来に向けて、スマートシティや脱炭素地域、未来技術の導入検討など新たな社会づくりに果敢に挑戦するとともに、交通・物流ネットワークの充実や県土強靱化対策など本県が持続的に発展していくための土台を創ります。
≪重点項目≫
- ①希望ある未来への挑戦
- ②交通・物流ネットワークの維持・充実
- ③命や暮らしを守る災害に強い県づくり
プログラムⅢ
「みやざき」の未来を創る人材の育成・活躍
本県の大きな課題である少子化対策を再構築し、合計特殊出生率や出生数増に向けた取組を強化します。また、併せて、宮崎で生まれた若者たちが地域の一員として郷土への誇りや愛着を持ち、「みやざき」の未来を切り拓く力として成長するとともに、女性や高齢者、障がい者、外国人など様々な人々が集い、個性や能力を発揮できるゆたかな県づくりを進めます。
≪重点項目≫
- ①子供を生み育てやすい県づくり
- ②未来を担う子どもたちの育成
- ③一人ひとりが自分らしく生き生きと活躍できる共感・共生社会づくり
- ④健康・学び・スポーツ・文化の充実
プログラムⅣ
社会減ゼロへの挑戦
これからの時代の担い手となる若者・女性の県内就業の促進や、移住・関係人口の拡大など「社会減ゼロ」の実現に向けた取組を展開するとともに、人口減少下にあっても、生活に必要な機能・サービスを維持し、全ての県民が安心して住み続けられる持続可能な地域づくりを進めます。
≪重点項目≫
- ①若者・女性の県内就業・県内定着の促進
- ②みやざき回帰・県外からの移住の促進
- ③安心して住み続けられる持続可能な地域づくり
プログラムⅤ
力強い産業の創出・地域経済の活性化
デジタル人材など本県産業を支える人材の確保をはじめ、スタートアップ企業の育成や先端技術産業の振興、さらには、中小企業等のデジタル化やゼロカーボンへの対応など、経営基盤の強化や生産性向上に向けた取組を展開します。また、併せて、本県の強みである豊富な農林水産資源や地域特性を生かした産業の一層の高付加価値化・成長産業化を促進します。
≪重点項目≫
- ①産業を支える多様な人材の確保・育成
- ②新産業の創出と地域経済の活性化
- ③稼げる農林水産業への成長促進