現役県職員に聞きました。
「高校生や大学生の若い世代にPRしたい県職員の魅力はなんですか?」
一般行政50代職員
①都道府県という広域地方行政には、地理的にも業種的にも多様性があってスケールが大きいという特徴があり、ゼネラリストにもスペシャリストにもなれるということ。また、県外・海外も活躍のフィールドとなる面白さがあること。②宮崎には、気候・食・自然という魅力があり、高速交通網の整備が進んで、福岡や東京も意外と近いという利便性の良さがあること。③宮崎に住んで宮崎の魅力=「新しいゆたかさ」を満喫しながら、時には都会へ、海外へ遊びに行くというライフスタイルも人生の選択としては悪くないと思いませんか?
一般行政40代職員
一般行政の場合、様々な業種に携わることができ、「今はまだ、自分が何に向いているか分からないが、就職はしたい」という若い世代の方々に向いていると思います。また、概ね3年で異動という職場環境で、様々な人に出会えるというのも魅力のひとつだと思います。
一般行政40代職員
①県行政は多方面で企画立案、交渉調整、事業実現を行っていきますが、積極性がある方は、業務において様々な業界の方と人脈を構築することができ、その人脈を生かしてハイクオリティな業務や退職後の自身の活躍に生かすことができます。②行政機関は民間の模範となるべき存在であり、セクハラ、パワハラ、サービス残業のような労働問題に対しての安全網が整備されています。また、給与の年功序列は見直されつつあり、業務評定が給与上昇に反映される仕組みは導入済であるなど、職員の業務に対するモチベーション向上策が進んでいます。
一般行政40代職員
①本人のやる気次第で、「多くの行政的知見」を身に着けることができます。税務、土木、農林といった身近でありながら詳しくは知らないことについて、行政側の視点でスキルを磨くことで、円滑な社会生活を送ることができます。②本人の熱意次第で、「コアなモノの見方」を極めることができるようになります。金融、福祉、観光のような行政と県民の間に密接な関係がある分野を、専門知識を習得しながら業務として取り組むことで、深い技能・資格の習得が可能です。
一般行政30代職員
県外や海外での業務も経験したが、宮崎は、やっぱり良いところだと思う。宮崎ならではの人の良さ、住みやすさ、仕事のしやすさ等は、本当に何物にも代えがたい。県外の大学から宮崎に戻ってきた際もそのような部分を期待していたが、実際そうであったし、家族ができた後は特にそう思っている。実際のところは宮崎にいてもうまくいかないことは多々あるのだが、宮崎でなければうまくいかなかったかもと思うことも多々ある。
一般行政30代職員
県の業務は実に多種多様。これまで計5回異動してきたが、異動の度に転職レベルで担当業務が変わってきた気がする。知らないことを一から身につけることは、正直、相当に大変だが、一度きりの人生の中で様々な経験を積める点は、非常に意義深いと思う。入庁前には「(自分が当事者として対応)するはずがない」「できるはずがない」等と思っていたものも含め様々な業務に従事した結果、入庁前には全く想像しなかった自分に成長している点は、客観的にみて面白い人生であると思うし、入庁しなければ起きなかったことかもしれないと思う。
一般行政50代職員
様々な事業や地域様々な事業や地域での業務を通し、いろんな経験を重ねることが出来た。また、県外事務所や長期研修等を経験する機会をいただき、全国にいろんな人脈が出来たし、外部から宮崎を見つめ直す機会にもなった。また、何よりもそれまでは、宮崎は地方(田舎)で遅れているという意識が強かったが、全く引く必要はなく、どこも同じような悩みを抱えており、それに対してどれだけ真剣に(覚悟を持って)取り組むかで差が出てきていることを実感することが出来た。
一般行政40代職員
何よりも、福利厚生が充実し、身分が保障され、安心して仕事に打ち込める環境に身を置くことができるというのは、昨今のコロナ禍をはじめ、何かと先の見えない状況の只中にいる高校生や大学生にとっては大きな魅力ではないかと思います。また、一般行政においては職務内容が幅広く、高校生や大学生のうちに抱く社会的な問題意識を自らが希望し異動した職場において解決していくことができるというのは、一度きりしかない人生でのやりがい、満足感につながっていくとも思っています。
一般行政40代職員
学生時代には知らなかった宮崎県を多く知り、見ることができる。人が優しいので、人と関わることが苦手な方でも(人と関わる仕事が県の仕事は多いと思います。)きっと宮崎県なら、関わることが出来ると思います。(子どもを見ていると学生の時は、ほぼ学校、部活、家の往復生活で、宮崎の良さを知る前に、県外の大学に行ってしまいます。ゆっくり自分の育った町の良さ(物価安、生活のしやすさ、人の優しさ、子育てのしやすさ等々。)を知ることなく出て行くことが残念です。)
一般事務20代職員
高校時代、なかなか進路が決まらなかった私ですが、そんな自分だったからこそ、多岐にわたる業務を経験できる県職員が魅力であり、やりがいを感じます。就職をゴールと捉えず、やりたいことを探すスタートと捉えることができました。仕事をこなしていく中で、自分の向き不向きを見つけ出し、自分が進みたい道を見つけられると思います。また、多くの人と知り合うことが出来、仕事やプライベートでも生活が豊かになることも魅力であると感じます。民間と比較しての最大の魅力は、給与の安定、福利厚生の充実であると実感します。
林業40代職員
宮崎県の県土の76%が森林です。 森林は、山間部に暮らす県民の暮らしを支えるだけでなく、下流域に暮らす県民の生活に大きな影響を与えます。 林業職は、森林を維持・管理、循環させるための様々な施策や事業を遂行します。 主な業務は、①林業・木材産業の担い手と直接関わる普及担当②保安林や鳥獣狩猟を管理する林政担当③林業に必要な道を整備する路網担当④森林からの土砂流出防止施設を整備する治山担当⑤林業の研究職⑥木材の研究職であり、選択の幅も広いです。 森林のスペシャリストにもジェネラリストにもなれる面白い職種です。
土木40代職員
宮崎県民が安全、安心に暮らしていくために欠かせないのが、道路や河川、砂防、港湾などの社会インフラ。子どもの頃、そして高校生活の中で、それらにつながる思い出がありませんか。地図に残る仕事、そして、県民に喜んでもらえる仕事です。国家公務員よりも地域に寄り添うことができ、仕事のやりがいを実感できます。市町村職員よりもスケールが大きな工事を担当でき、完成したときの感動は言葉になりません。「県民の暮らし」と「県民の笑顔」の架け橋になれる仕事を一緒にやりましょう!!
化学30代職員
①色々な仕事ができる、様々な業種の方と仕事ができること (仕事における大変な部分なのかもしれませんが、異動の度に違う仕事を経験できることは、仕事だけでなく、「生き方」の幅も広げてくれる気がします。) ②地域の今後(未来)を考えて仕事ができること(施策の立案・施行を通して、地域の今後に影響を与えることができる仕事だと思います。) ③(地元の方であれば、)家族や親戚の近くで働けること (子育てにおいて、家族の手助けは本当にありがたいです。)
畜産50代職員
本県の畜産は、全国トップクラスの飼養頭羽数を誇り、本県農業産出額でも大きなウエイトを占める地域産業の中核を担っています。また、関連産業も多く、雇用面でも重要な役割を果たしています。畜産職は、全国有数の畜産物供給基地としての素晴らしい生産基盤を強化、安定した状態で後世に引き継いでいく、そのような思いで仕事をしています。ぜひ、インターンシップ等に参加し、本県畜産の魅力を体感してください。そして、県職員として仲間入りしていただき、本県畜産のさらなる発展に向け、若い力、新たな発想を発揮して欲しいです。
農業土木50代職員
①概ね10年後の農村地域の総合プロデュースができる。 ②県内の伝統や食文化を堪能できる。 ③いろいろな職種の方々と知り合うことができ、自信の将来に役立つ人脈形成ができる。
農業20代職員
農業職の県職員の魅力は、 ①宮崎の農業を発展させるために、農業者と本気で向き合えること②一言で農業職の県職員と言っても、農業者と直接やりとりをする普及センター、農業の研究をする試験場、行政面からサポートする振興局や本課等、様々な仕事があり、あらゆる経験ができるため、いろんな角度から宮崎の農業を支えることができること③宮崎県のあらゆる市町村の農業に携わることができること だと思います。
電気30代職員
宮崎県に生まれ、宮崎県の心豊かで自然豊かな中で育てられた。その宮崎県に直接貢献しているという実感を得ながら、宮崎県で人生を歩んでいける喜びでしょうか。一口に宮崎県と言っても広く、水にしても道路にしてもサービスにしてもその産業や環境は繋がっており、市町村単位だけではなかなか大きな成果を得られません。市町村の連携や県の包括的な視点で働けることは、何よりの魅力であり、貢献度も大きいと思います。
建築60代職員
県職員は、広く県全体を視野に入れて県民の福祉の向上に寄与する働きができます。 県職員は、少数精鋭ですので、若い職員でも積極的に学び、創意工夫を発意していける職場の環境にあり、やりがいが感じられます。少子高齢化で社会が大きく変化し、自治体間競争が厳しくなっていますが、SDGsで価値観が多様化し、コロナとの共生も必要です。そうした中、過密の都市と対局にある自然豊かで気候風土、暖かい人情に育まれた宮崎はいわばトップランナーになれる魅力を有しています。一緒に、皆が幸せな「ひなた宮崎」を創っていきましょう。
獣医師50代職員
唯一無二で、県民や企業等にサービスを提供している組織が 県庁ここだけです。 大企業も顔負けの多種多様な職員が在籍し、 仕事から趣味特技まで、幅広い人との交流ができます。 また福利厚生も 様々なライフステージでの職員のサポートも充実しています。
管理栄養士30代職員
食・栄養の専門家として、市町村、関係団体、民間企業等と連携して、幅広い健康づくり分野の施策に関わることができる。 健康づくりには、食・栄養のほか、身体活動・運動、歯・口腔等の分野も関わるが、県の管理栄養士は、食・栄養だけでなく、それら各分野を含めた健康づくり全般に携わる施策を保健師と一緒に担っている。また、県病院の勤務もあり、臨床管理栄養士としての経験やスキルを積むこともできる。臨床現場での経験やスキルは行政現場に活かされ、行政現場の経験やスキルは臨床現場に活かされるので、自身の技能が高まる。