掲載開始日:2018年10月9日更新日:2023年1月17日
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海外渡航の際には、予防可能な感染リスクを防ぐために、渡航先や渡航期間、活動内容などに応じて、予防接種を受けることをお勧めします。
海外渡航者の予防接種は、
に重要です。
外国では、日本にはない病気が発生しています。また、日本にいる時よりも感染する危険が大きい病気があります。予防接種を受けることで予防できる病気は限られていますが、予防接種を受けることで感染症にかかるリスクを下げることができます。
海外で注意しなければいけない感染症(平成30年7月)(PDF:155KB)
必要な予防接種は、渡航先、渡航期間、渡航形態、自身の年齢、健康状態、予防接種歴などによって異なります。事前に渡航先の感染症情報を収集するとともに、それぞれの予防接種について理解した上で、ご検討ください。
渡航先で流行している感染症情報の収集や、予防接種実施機関の探し方などは、「厚生労働省検疫所ホームページFORTH」(外部サイトへリンク)をご参照ください。
黄熱・A型肝炎・B型肝炎・破傷風・狂犬病・ポリオ・日本脳炎・麻しん・風しん・インフルエンザ・髄膜炎菌・新型コロナウイルスなど
定期の予防接種に含まれているものもありますので、年齢相応のものがすべて終了しているか、海外渡航前に母子手帳などで確認してください。
特に、麻しん(はしか)・風しんの予防接種については、アジア・アフリカ・ヨーロッパ諸国などでは、感染例が多く報告されており、国内においては輸入例を発端とした集団感染も発生しています。麻しんもしくは風しんにかかった(検査で診断された)ことが明らかでない人、予防接種を2回接種していない人または接種歴が不明な人は、予防接種を受けることを検討してください。
予防接種の種類によっては、数回(2~3回)接種する必要のあるものもあります。海外に渡航する予定がある場合には、なるべく早く(できるだけ出発3ヶ月以上前から)、医療機関や検疫所で、接種するワクチンの種類と接種日程の相談をしてください。
(参考)厚生労働省検疫所FORTHホームページ
(参考)厚生労働省ホームページ
空港や港に設置されている検疫所では、渡航者の方を対象に健康相談が行われています。
帰国時に体調に不安がある場合、又は、動物に咬まれたり蚊に刺されたなど健康上心配なことがある場合は、検疫所にご相談ください。
感染症には、しばらく経ってから症状が出現する場合があり、自覚のないまま周りの人に感染させてしまう可能性もあります。帰国後しばらく経ってから、熱や下痢、発疹等の症状が出た場合は、検疫所や医療機関へ必ず電話で相談後、受診してください。その際には、旅行先や滞在期間なおどを医師に申し出てください。
そのほか不安な点は最寄りの保健所にお問い合わせください。
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福祉保健部薬務感染症対策課感染症対策担当
〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号
電話:0985-44-2620
ファクス:0985-26-7336