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掲載開始日:2024年12月2日更新日:2024年12月25日

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福祉系高校生が小・中学生に介護の魅力を発信しました!

介護ロゴ

介護人材の確保が全国でも課題となっており、本県でも、令和8(2026)年度に2,563人、令和22(2040)年度には7,771人の介護人材が不足すると推計しています。

県では、将来の担い手である小・中学生に介護に興味・関心を持ってもらい、将来の進路・就職先として福祉系高校や介護の仕事を選択肢の1つとして捉えてもらうため、介護職を志す福祉系高校生が小・中学生に対し、高校での学びの様子をプレゼンテーションしたり、介護ロボット体験、介護技術レクチャー等を行う取組を実施しています。

令和6年度は、県立福祉系高校4校(日南振徳高校、小林秀峰高校、妻高校、門川高校)が7校の小・中学校を対象に当該取組を実施しました。

1.日南振徳高校福祉科×油津中学校(令和6年7月4日開催)

  1. 日時:令和6年7月4日(木曜日)午後2時から午後3時30分まで
  2. 参加者:県立日南振徳高等学校福祉科2年生16名・日南市立油津中学校1年生36名
  3. 場所:日南振徳高校

主な取組の様子

高校生の指導を受けながら、中学生が介護ロボット体験等を行いました!


介護ロボット

介護ロボット(移乗サポートロボットHug)活用した移乗介助を体験しました。


スマートフォンと連動した血圧計による測定を体験しました。

スマート介護


参加型劇

高校生が認知症や介護が必要な方への生活支援を考える劇を実施しました。

2.小林秀峰高校福祉科×真幸中学校(令和6年9月6日開催)

  1. 日時:令和6年9月6日(金曜日)午後1時30分から午後3時10分まで
  2. 参加者:県立小林秀峰高等学校福祉科3年生19名・えびの市立真幸中学校1年生32名
  3. 場所:小林秀峰高校

主な取組の様子

高校生が中学生に対して福祉科での学びの様子等を説明し、体験活動を行いました!


プレゼン

介護に関するクイズを交えながら、福祉科での学びの様子をプレゼンテーションしました。


介護ロボット・福祉用具の活用方法や、今の介護現場では「抱えない介護」が実施されていることなどを説明しました。

 

福祉用具説明


スライディングボード

福祉用具(スライディングボード)活用した移乗介助を体験しました。

3.妻高校福祉科×穂北中学校(令和6年10月17日開催)

  1. 日時:令和6年10月17日(木曜日)午後1時40分から午後3時30分まで
  2. 参加者:県立妻高等学校福祉科1年生24名・西都市立穂北中学校1年生27名
  3. 場所:妻高校

主な取組の様子

高校生の指導を受けながら、中学生が車椅子介助体験等を行いました!


車椅子体験

車椅子で段差やスロープを上り下りする際の介助を体験しました。


介護ロボット(見守りシステム等)が設置されたスマート介護実習室で、高校生が介護ロボットを操作する様子を見学しました。

スマート介護室


のびよ取材

この取組について「のびよ!みやざきっ子(UMKテレビ宮崎放送)」の取材があり、高校生が「将来、どのような介護福祉士になりたいか」インタビューを受けました。

4.門川高校福祉科×五十鈴小学校(令和6年10月29日開催)

  1. 日時:令和6年10月29日(火曜日)午前9時30分から午前11時30分まで
  2. 参加者:県立門川高等学校福祉科2年生17名・門川町立五十鈴小学校3年生31名
  3. 場所:門川高校

主な取組の様子

高校生が、小学生と楽しく交流しながら介護や福祉系高校の魅力を発信しました!


劇

「認知症高齢者の方への接し方」を題材とした劇が披露され、認知症高齢者の方と出会った際の声かけの方法などを学びました。


筋力維持等のための高齢者向けレクレーションを体験しました。

レクレーション2


アロマ

アロマ手浴を体験しました。

 

 

5.妻高校福祉科×妻中学校(令和6年11月27日開催)

  1. 日時:令和6年11月27日(水曜日)午後1時20分から午後3時5分まで
  2. 参加者:県立妻高等学校福祉科2年生17名・西都市立妻中学校1年生40名
  3. 場所:妻高校

主な取組の様子

高校生の指導を受けながら、中学生が介護ロボット体験等を行いました!


電動車椅子

次世代型電動車椅子WHILL(ウィル)に試乗しました。


車椅子の介助体験、自走体験を行いました。

車椅子


講話

県内の介護施設等への就職を決めた高校3年生から、介護の仕事を志したきっかけ・やりがい、福祉科で学んだことなどについての講話がありました。

 

 

 

6.日南振徳高校福祉科×北郷小中学校(令和6年12月2日開催)

  1. 日時:令和6年12月2日(月曜日)午後2時から午後3時30分まで
  2. 参加者:県立日南振徳高等学校福祉科2年生16名・日南市立北郷小中学校7年生30名
  3. 場所:日南振徳高校

主な取組の様子

高校生がクイズを交えながら、中学生に介護技術等をレクチャーしました!


クイズ

クイズで介護ロボットの使い方、導入のメリット等を学んだ後に、介護ロボット(歩行アシストRT.WORK、次世代型電動車椅子WHILL等)を体験しました。


福祉用具(スライディングボード)を活用した移乗介助を体験しました。

スライディングボード


スマート介護

介護ロボット(見守りシステム等)が設置されたスマート介護実習室で、高校生が介護ロボットを操作する様子を見学しました。

7.小林秀峰高校福祉科×東方中学校(令和6年12月16日開催)

  1. 日時:令和6年12月16日(月曜日)午後1時50から午後3時30分まで
  2. 参加者:県立小林秀峰高等学校福祉科1年生17名・小林市立東方中学校1年生16名
  3. 場所:小林秀峰高校

主な取組の様子

高校生が中学生に対して介護実習での学び等を説明し、体験活動を行いました!


プレゼン

高校生が作成したプレゼンテーション資料を用いて、介護実習での学び、介護の仕事のやりがい等を説明しました。


介護ロボット、福祉用具を活用した移乗介助を体験しました。

スライディングボード


高齢者疑似体験

高齢者の日常生活を体感するため、疑似体験装具(特殊めがね、手足の重り等)を装着して、段差の上り下りを行いました。

お問い合わせ

福祉保健部長寿介護課介護人材・高齢化対策担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7344

メールアドレス:choju@pref.miyazaki.lg.jp