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宮崎県衛生環境研究所の外部評価について

令和6年度外部評価を受けて


  1. はじめに
    当研究所は、平成19年4月に「宮崎県衛生環境研究所調査研究課題評価実施要綱」を策定し、研究課題の公平性・客観性・透明性の確保に努めて参りました。
    この要綱に基づき、令和6年10月〜令和7年2月にかけて、外部の有識者(別表1)で構成される「調査研究評価委員会(以下「委員会」という。)」を書面にて開催し、令和5年度に終了した調査研究課題に対して事後評価、令和6年度も継続して実施する課題に対して中間評価、令和6年度・令和7年度から新たに実施する課題に対して事前評価を行い、幅広い視点から数多くの有益な意見や助言をいただきました。
  2. 評価結果と今後の対応
    今回の課題に対する評価については別表2のとおりで、5段階評価で、いずれも4(高く評価できる)または3(評価できる)でした。
    今後とも、委員会の意見等を踏まえ、所業務の活性化に取り組んでいくとともに、県内における保健衛生・環境保全分野における科学的・技術的中核機関としての職務の遂行に努めて参ります。

別表1 宮崎県衛生環境研究所調査研究評価委員会委員名簿
(任期 令和5年4月1日〜令和7年3月31日

氏名 所属
南嶋 洋一 古賀総合病院 臨床検査部長 (宮崎大学名誉教授)
大倉 正道 九州医療科学大学 薬学部薬学科分子生物学講座教授
峰松 俊夫 宮崎県医師会 理事
三澤 尚明 宮崎大学農学部・産業動物防疫リサーチセンター教授
土手 裕 宮崎大学工学部 土木環境工学プログラム教授


調査研究課題一覧
微生物部
  1. 県内における腸管病原性大腸菌の実態調査
     (研究期間:令和5年度〜令和7年度)  岡部 祐未
  2. 試験管内培養が困難な病原体の腸オルガノイドを用いた分離培養法の検討
    (研究期間:令和6年度〜令和8年度)  水流 奈己
  3. 原因不明疾患の病原体検索法の確立
    (研究期間:令和7年度〜令和9年度)  成田 翼
  4. 原因不明疾患の病原体検索(ウイルス)
    (研究期間:令和7年度〜令和9年度)  新田 真依子
  5. 原因不明疾患の病原体検索(細菌)
    (研究期間:令和7年度〜令和9年度)  津路 優栞
  6. カンピロバクター食中毒における検査体制の拡充に向けた取組
    (研究期間:令和7年度〜令和9年度)  福留 智子
衛生化学部
  1. 本県流通の水産食品のヒスタミン産生菌汚染状況調査
    (研究期間:令和3年度〜令和5年度)  恒益 知宏
  2. 本県に流通する水産食品のアニサキスによる汚染状況調査
    (研究期間:令和3年度〜令和5年度)  高山 清子
  3. LC-MS/MSによる食物アレルゲン中の特異的配列ペプチドの一斉分析
    (研究期間:令和5年度〜令和7年度)  河野 雄介
  4. 食品中のアニサキスアレルゲンに関する調査研究
    (研究期間:令和6年度〜令和8年度)  高山 清子
環境科学部
  1. 光化学オキシダントにおける長期的な変動の解析
    (研究期間:令和3年度〜令和5年度)  下池 正彦
  2. 都城盆地の地下水中の硝酸性窒素の動向に係る調査
    (研究期間:令和5年度〜令和7年度)   寺ア 三季
  3. 本県の大気環境と大気シミュレーションの比較調査
    (研究期間:令和7年度〜令和9年度)   下池 正彦

別表2 令和6年度調査研究評価委員会 評価点一覧

これまでの外部評価結果


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