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| 氏名 | 所属 |
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| 南嶋 洋一 | 古賀総合病院 臨床検査部長(宮崎大学名誉教授) |
| 山本 隆一 | 九州保健福祉大学 副学長 |
| 村 一志 | 宮崎県医師会 常任理事 |
| 三澤 尚明 | 宮崎大学農学部 産業動物防疫リサーチセンター長 |
| 土手 裕 | 宮崎大学工学部 社会環境システム工学科教授 |
調査研究課題一覧
微生物部
- 改良型培地で分離される百日咳菌の解析
(研究期間:平成28年度〜平成30年度) 吉野修司 - 市場流通品の生鮮魚における粘液胞子虫類の実態調査と効率的な検出法の検討
(研究期間:平成29年度〜令和2年度) 福留智子 - キャピラリー電気泳動法を用いたフラグメント解析による結核菌VNTR解析の検討
(研究期間:令和2年度〜令和4年度) 保田和里
衛生化学部
- 化粧雑貨等に含まれるホルムアルデヒドの抽出法及び精製法の検討
(研究期間:平成29年度〜平成30年度) 野口 翔(西村幸江) - 植物に含まれる有毒アルカロイド等の一斉分析法の検討
(研究期間:平成30年度〜令和2年度) 竹原瑛梨奈 - 宮崎県産の柑橘類及び加工食品等のフラノクマリン誘導体の含有量調査
(研究期間:令和2年度〜令和4年度) 鈴木 郷
環境科学部
- 火山活動の酸性雨調査に及ぼす影響の解析
(研究期間:平成29年度〜令和2年度) 永野裕八 - 県内河川の底生動物による水質特性についての研究
(研究期間:平成30年度〜令和2年度) 寺ア三季 - 水質事故時を想定した県内河川の平常時水質調査
(研究期間:平成30年度〜令和2年度) 中山能久
調査研究課題に対する評価委員会の主な意見
微生物部
- 改良型培地で分離される百日咳菌の解析
百日咳菌の分離培養培地を改良し、菌の発育率向上と無症候性保菌者の検出に貢献できる点で高く評価できる。従来の細菌培養同定検査は検出確率が低いことが問題であったが、培養培地を改良し検出感度を高め、病原因子欠損株を培養することに成功しており、更に培地での増殖の違いから病原因子の発現にまで研究が進められたことは素晴らしい。学術的に貴重な知見が得られている。
衛生化学部
- 宮崎県産の柑橘類及び加工食品等のフラノクマリン誘導体の含有量調査
宮崎県産の柑橘類及び加工食品等のフラノクマリン誘導体の含有量に関するデータの収集と情報の発信は、薬物治療中の患者における相互作用の予測のために重要なものである。県内で生産されるきんかんや日向夏、高岡文旦などの結果に注目していきたい。
環境科学部
- 県内河川の底生動物による水質特性についての研究
昆虫のカワゲラは、清流を好み3年で成虫となる。このような河川の底生物を調査し、河川にどんな生物が生息しているのか調べることで「長期間の平均的な」水の状態を知ることができる。また、理化学検査は「採水した時点」の水の状態を知ることができる。これらの二つ方法を組み合わせ、県内河川の水質特性を調査することは、県民の皆様の住む地域の河川の状態を感覚的に捉えることを可能とし、環境保全に取り組むきっかけにもなり得ると思われ、高く評価される。
別表2 令和元年度調査研究評価委員会 評価点一覧
これまでの外部評価結果
宮崎県衛生環境研究所
〒889-2155 宮崎市学園木花台西2丁目3-2 / 電話.0985-58-1410 FAX.0985-58-0930









