掲載開始日:2025年11月12日更新日:2025年11月12日
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「宮崎県における水産資源の利用及び管理に関する基本方針(平成23年8月2日)」に基づき、令和7年に開催された第15回宮崎県資源評価委員会における評価結果を公表します。
今年度の宮崎県資源評価委員会では、10魚種(アマダイ類、カサゴ、ヒラメ、イセエビ、マダイ、オオニベ、カマス類、サワラ、サバフグ類、シイラ)の再評価が行われました。
なお、今回の評価対象魚種を含め、宮崎県ではこれまでに26魚種の資源評価が行われています。
| 魚種名 |
令和7年の評価結果 |
(参考)前回の評価結果 |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
水準 |
動向 |
特記事項 |
年 | 水準 | 動向 | |||
| アマダイ類 |
中位 |
増加 |
近年の資源量は緩やかに増加しているが、引き続き、資源管理協定及び資源回復計画の推進が必要 |
令和6 |
中位 |
増加 | ||
| カサゴ |
低位 |
横ばい |
近年、資源量・資源尾数は横ばいで推移しているが、資源レベルは低位のため、資源管理措置の継続が必要 |
令和6 |
低位 |
横ばい | ||
| ヒラメ |
低位 |
減少 |
資源量が低水準で推移しているため、資源管理措置の継続と放流効果向上のための初期減耗要因の究明が必要 |
令和6 |
低位 |
減少 |
||
| イセエビ |
中位 |
全体:横ばい 県北:横ばい 県中:減少 県南:増加 |
藻場の保全及び稚エビ着生促進構造物等の設置が近年のCPUE増加に寄与している可能性があり、継続的な活動が必要 |
令和6 |
中位 |
全体:増加 県北:増加 県中:横ばい 県南:増加 |
||
|
マダイ |
高位 |
増加 |
他海域の資源動向の注視と現行の資源管理措置の継続が必要。また、資源レベル・動向が高水準のため、資源の積極的利用が可能 |
令和6 |
高位 |
増加 |
||
| オオニベ |
高位 |
増加 |
近年の資源水準・CPUEともに高水準であるため、資源の積極的利用が可能 |
令和3 |
高位 |
増加 |
||
| カマス類 |
高位 |
減少 |
直近の資源レベルは高いが、動向は減少のため、適切な資源利用と現行の資源管理措置の継続が必要 |
令和3 |
高位 |
増加 | ||
|
サワラ |
中位 |
減少 |
来遊資源を漁獲しているため、現行の資源管理措置を継続の上、他海域の資源状況や漁獲動向を注視した資源利用が必要 |
令和4 |
高位 |
増加 | ||
| サバフグ類 |
低位 |
減少 |
来遊資源を漁獲しているため、他海域の資源状況や漁獲動向の注視とともに、現行の資源管理措置の継続が必要 |
平成30 |
低位 |
減少 | ||
| シイラ | 高位 | 増加 | 来遊群を漁獲しているため、全国的な漁獲の動向の注視と現行の資源管理措置の継続が必要 | 令和5 | 中位 | 減少 | ||
資源評価結果の詳細版は、宮崎県水産試験場のホームページにて掲載しています。以下の関連リンクからご覧になれます。
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農政水産部水産局 漁業管理課資源管理担当
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