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掲載開始日:2015年7月15日更新日:2015年7月15日

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平成27年度第3回知事とのふれあいフォーラム

第3回知事とのふれあいフォーラム

内容

開催日時等

開催日

平成27年7月15日(水曜)午後2時から午後3時30分

場所

門川勤労者総合福祉センター2階研修室

参加者

門川町の皆さん19名
知事

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

  • 大変御多用のところ、多くの皆さまに御参加いただき、感謝を申し上げる。「対話と協働」を掲げており、いろんな形での意見交換をさせていただいている。
  • 門川町の場所を考えたとき、東九州道が北へずっと延びていっており、この整備効果は、観光や物流、人の流れなどいろんな面で大きい。また、細島港には先日、物流ターミナルが完成し、国外も含めた貿易の一つの大きな拠点になろうとしている。さらに、中国木材も来たことから、この門川がまさに本県を代表するインフラ整備効果の中心だといえる。
  • ただ、いろんな課題はあろうかと思うので、今後の県政のあり方、門川町のあり方について、ぜひ現場の皆さんの御意見をいただきながら、議論させていただきたい。限られた時間であるので、忌憚のない御意見をお願い申し上げる。

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フォーラムの様子

門川町1

 

門川町2

 

門川町3

 

県政や地域の課題等について活発な意見交換が行われました。

 

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主な意見等

  • 宮崎県のPRについて
    宮崎が日本発祥の地であることを県民が知るために、「県広報みやざき」にその特集を組み、全世帯に配布していただきたい。また、「県広報みやざき」を始め、県内各機関や団体が発行しているパンフレットなどにより紹介されている宮崎県の観光や伝統・文化、産業等について、特に知事の自慢するものを1冊にまとめて発行していただきたい。これにより県民のブランド力が高まり、さらなる宮崎の知名度アップのために、県民一人ひとりがそれぞれの立場で行動するのではないか。
  • 林業問題及び鳥獣被害対策について
    本県はスギの生産量日本一を続け、国内有数の国産材供給基地の地位を築いている。また、バイオマス発電の相次ぐ稼働や中国木材日向工場の稼働により、素材の需要量が大幅に増加し、素材生産の拡大とともに伐採後の再造林が増加していくことが予想される。しかし、山間地では過疎化で高齢化が進行し、労働力確保が難しい現状であることから、再造林に対する助成拡大と必要な森林整備が確保できるよう御配慮をお願いしたい。
    原木需要が拡大し、伐採跡地の再造林が増加する中、新植地の苗木がシカの食害に遭うなどの被害が拡大している。こうした被害により林業経営者は意欲を失っているので、森林保全の問題として、シカ等に対する森林被害の対策を聞きたい。
  • 少子化対策について
    地域の子どもは地域で育てようということで取り組んでいるのだが、子どもの数が少なくなっていて、だんだん寂しい町になっている。少子化対策として、結婚を勧める婚活が良いのではないか。
  • 学校への冷房の設置について
    先日、門川中学校に行ったのだが、学校が大変暑い。本当は門川町がすべきことだと思うのだが、何とか県において国から補助金をもらっていただき、宮崎県の学校には全てエアコンをつけていただきたい。
  • 学校跡地の利活用及び国道の整備状況について
    宮崎県内では学校の統廃合が盛んに行われているが、門川町でも、小学校と中学校が1校ずつ統廃合という決定がされている。その跡地をどのような形で利活用したら良いかという課題があるので、他地域で統廃合となった学校の状況等を聞きたい。
    国道388号の庭谷から美郷町の黒木までの区間は、改良が遅れている。もし見通し等が分かれば、教えていただきたい。
  • 農協法・農業委員会法改正への対応及び農地の所有権確認について
    農協法・農業委員会法が改正されたことから、農業会議等でも研修をしているが、農業委員や推進委員の人数等、難しい面が多いので、県にも一緒になって御指導いただきたい。
    いろんな事業で埋め立てをしたり道路を入れたりして、昔の形ではなくなったところがある。それぞれ個人では割り振りをしているのだが、所有権が複雑になり移転登記がなされていない場所がある。これを解決するには、法を整備し、国が見るような状況を作っていただきたい。
  • ふれあいの拠点について
    山の方だが、子どもたちが遊ぶところの近くに林産物を置けるスペースを作っている。それを見て、自分も作ってみようという子どもが増えれば、また竹かごや林産物も盛り上がるのではないか。いずれは、販売やイベントができるスペースにしたいと思いながら、みんなで仕事終わりにやっている。とりあえず若い人たちで考えて、行動してみて、それからまた問題点を見つけてやっていこうと考えている。
  • 野菜料理の普及について
    野菜の1日摂取量が350グラムといわれているのだが、宮崎県民はそれをちゃんと食べている人の割合が少ないということで、門川町民に野菜をたくさんおいしく食べてもらおうと頑張っている。去年から実施している野菜レシピコンテストでは、上位4品の優秀賞を選出し、そのレシピを各スーパーなどに置かせてもらうことによって、野菜料理を普及させようとしている。
  • 神楽のPRについて
    知事におかれては、記紀編さん1300年ということで神楽を世界遺産に登録してもらおうと打ち出しているが、その実現に向けて、神楽の保存会を集めた大会を開いていただきたい。
  • 通訳について
    県が策定した未来みやざき創造プランでは、観光再生おもてなし戦略が定められている。現在、テレビなどで取り上げられているのが中国からの観光客であり、爆買いということで盛んに話題になっているが、中国語や英語の通訳の方は県内で何人ぐらいいるのか。
  • 中小企業振興条例について
    全国的に小規模企業振興基本法についての条例の制定が進みつつあるが、本県においても小規模事業者を支援するため、既に制定している中小企業振興条例の見直し等はできないものか。
  • スポーツ施設の整備について
    2026年に宮崎国体が開催される見込みということで、県民は大きな期待を持っているんじゃないかと思うが、今後は県内のスポーツ施設を整備する必要性が出てくる。そういう状況の中、国立競技場の建設にtotoの資金を回すということを聞いているが、宮崎県から助成の要望を行なうことについてどう考えるか。
  • 禁煙対策について
    日本結核予防会から、オリンピックを開催する年に、国は禁煙を目指そうという話が出ているが、県では禁煙対策にどう取り組んでいるのか。
  • 高齢者の活動について
    今まで女性林業研究グループでずっと活動してきて、子どもが山とふれあう教室を開催していたのだが、最近の少子化で地域に子どもがいなくなり、その活動をやめざるを得なくなった。次に何かしたいと、みんなで話を進めているところなのだが、グループのメンバーが高齢であることから、もうちょっといきいきと活動できることがあればと考えている。
  • カキのPRについて
    4年前から試験的に地元のカキ小屋で岩ガキを売っているのだが、これをぜひPRしていただきたい。

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知事総括

  • 幅広く御意見、御提言をいただき感謝申し上げる。今後とも県政に対して御意見をいただくようお願いしたい。

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お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-27-3003

メールアドレス:kohosenryaku@pref.miyazaki.lg.jp