トップ > 県政情報 > 広報・広聴 > 知事室 > ふれあいフォーラム > 平成27年度の開催状況 > 平成27年度第5回知事とのふれあいフォーラム

掲載開始日:2015年10月1日更新日:2015年10月1日

知事室へようこそ

ここから本文です。

平成27年度第5回知事とのふれあいフォーラム

第5回知事とのふれあいフォーラム

内容

開催日時等

開催日

平成27年10月1日(木曜)午後2時15分から午後3時45分

場所

諸塚村中央公民館2階ホール

参加者

諸塚村の皆さん30名
知事

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

  • 本日は多くの皆さまに御参加いただき、感謝を申し上げる。
  • 今、人口減少が問題となり、地方創生が全国的な課題となっているが、この諸塚も同様であろうと思う。また、10年前の台風14号災害から、ようやく商店街も復興を遂げようとしているところであるが、諸塚村の魅力を生かしてこの課題に取り組んでいただきたい。
  • この地域は世界農業遺産の候補地になっているが、先日、ミラノに行った際には、ローマのFAOの本部に行き、アピールをしてきた。本部からは、焼き畑や段々畑のほか、それを支える地域住民のまとまりやコミュニティーに高い評価をいただき、ある程度手応えも得たところである。
  • 「対話と協働」を掲げており、いろんな形での意見交換をさせていただいている。現場の皆さんの生の声を生かしながら県政を前に進めてまいりたいと考えているので、限られた時間ではあるが、忌憚のない御意見をいただきたい。

ページの先頭へ戻る

フォーラムの様子

フォーラム1

フォーラム2

フォーラム3

県政や地域の課題等について活発な意見交換が行われました。

ページの先頭へ戻る

主な意見等

  • 国道503号線について
    先日、国道503号線を通り熊本へ向かうという話をされていたが、通ってみられてどのような感想を持ったか。また、熊本へ向かう飯干峠に少しでも早くトンネルが通るよう御尽力をお願いしたい。
  • 諸塚村診療所について
    諸塚村診療所では、今年の6月まで3人の医師による診療体制がとられていたが、内科医が6月に退職し7月からは2人の医師による診察となっている。医師不足の問題はよく聞いているが、このような諸塚村だからこそ、幼児から高齢者まで安心して住めるよう医師の確保に御支援を賜りたい。
  • 端材について
    以前、山林火災が発生した際、残った端材に延焼しそうになった。台風時期には土石流の心配も出てくるのだが、そもそもの原因はそうならざるを得ない今の杉の値段、今の状況であるので、端材の有償化など何かそういう研究に取り組んでほしいなと思う。
  • 婚活事業及び高校設置について
    隣町の3町や日向、門川などと合同での婚活の企画を県で作っていただけないか。
    入郷に高校を作ってもらえないか。
  • 鳥獣被害について
    近年、しいたけについては被害がなかったのだが、今年の春あたりは相当被害が出ている。猟友会の皆さんが一生懸命駆除しており我々もいろいろ防護はしているのだが、繁殖に駆除が追いつかない状況なので、何とか一斉駆除、大々的な駆除ができるような方策はないものか。
  • しいたけの産地偽装について
    今年に入りしいたけの単価が回復してきたが、原因はしいたけの需要が伸びたわけではなく、しいたけ農家の高齢化などにより非常に不作だったからである。先はどうなるか分からないが、単価が上がってくると安い中国産に国内産のシールを張って販売するということが予想されるので、こういったことを防止するために指導や立入検査はできないものか。
  • 災害事業の推進、人口減少問題及び学校問題について
    諸塚中心部の水防災事業については、竣工式が盛大にとり行われ、一人の住民として感謝しているところであるが、中心地以外の箇所においても災害事業の推進をお願いしたい。
    人口減少は全国的な問題であるが、諸塚では非常に深刻な問題だと思っている。その対策として、全国でもUターンやIターンが推進されているが、過疎地域の人口減少をどう考えているのか、県全体の現状と対策をお聞かせいただきたい。
    小規模校を抱える各自治体では、統合するなどいろいろな取組を推進しながら子どもの教育に当たっており、本村においても3年間をめどに学校検討委員会を発足させ、現在2年目の検討に入ったところであるが、県知事としての統廃合、一貫校の考えをお聞かせいただきたい。
  • 木花総合運動公園入口の信号機及び宮崎大学医学部生徒の実習先について
    大きな大会の際、木花総合運動公園に年4、5回バスを連ねて行くのだが、いつも渋滞にかかる。道路と信号機の有効活用を見直していただくか、ドーム入口にあるバス専用の大きな鉄製のゲートを開けていただけないだろうか。
    宮崎大学医学部生徒の実習先に諸塚村が入っていないようだが、1人でも2人でも実習に来てもらって、諸塚村のことを知っていただきたい。
  • 山の活性化について
    最近、作業道や山が荒れてきたのだが、これは人がいなくなったことが顕著に表れているんだろうなと思う。今、木材はいろんなことで注目されており、その中において取引も活発であるが、担い手が不足していることも現実であるので、今後の再造林を含めて、諸塚村の山の活性化ができないかなと思っている。
  • 林業への若い女性の参入について
    建設業に関しては「ドボジョ」といわれる方々が第一線で活躍していると聞いているが、林業に対する若い女性の参入について県はどう考えているのか。
  • 医師不足解消について
    今、県では医師不足解消に向けて取り組んでおられるということだが、診療所に引き続き派遣をお願いできないか。
  • ミラノ万博について
    知事がイタリアのミラノ万博に行かれている様子がテレビなどで報道されていたが、宮崎県の出展品に対して外国の方の反応はいかがだったのか。
  • 商工会連合会及び太陽光発電について
    諸塚村商工会と東郷町商工会には指導員が配属されていないので、商工会連合会の予算についてよろしくお願いしたい。
    諸塚小学校にソーラー発電の施設が整備されたということだが、聞くところによると、災害のときだけしか電気が使われなくて、売電がなされないということで、何かもったいない気がする。ひもつきの事業なのでそういった制限等があるのかなと思うのだが、なぜなのか。
  • 地方創生について
    地方創生については何か新しいことを始めるのに対して補助が出ると聞いたような気がする。諸塚村では、先人から引き継いでいる自治公民館活動や10年前からいただいているFSCの森林の認証なども地方創生になると思うのだが、知事の考えをお聞かせいただきたい。
  • 携帯電話の通信網について
    まだまだ諸塚では携帯電話が通じないところが多いことから、携帯電話が通じないところに若い者が帰ってくるのか、地方創生の一番大事なことはこれではないかという意見がある。また、山仕事は危険が多いので、都会よりも山のほうを充実したほうが大事じゃないかなとも思うのだが、県に何とかしてもらえないだろうか。

ページの先頭へ戻る

知事総括

  • 本日は様々な現場の声をいただき、感謝申し上げる。
  • 今後とも遠慮なく、県にも村にも御意見をいただければと思う。

ページの先頭へ戻る

お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-27-3003

メールアドレス:kohosenryaku@pref.miyazaki.lg.jp