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掲載開始日:2016年1月26日更新日:2016年1月26日

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平成27年度第11回知事とのふれあいフォーラム

第11回知事とのふれあいフォーラム

内容

開催日時等

開催日

平成28年1月26日(火曜)午後2時から午後3時30分

場所

川南町立図書館2階ミニシアター室

参加者

川南町の皆さん29名
知事

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

  • 本日は大変お忙しい中、多くの皆さまに御参加いただき、感謝を申し上げる。
  • 川南では昨年、口蹄疫発生からの5年という大きな節目を迎えて、記念の式典、忘れない、そして前に進むんだという式典をさせていただいた。川南が前に進む大きな力となった軽トラ市が商工会の全国大会で日本一、グランプリをとられたということで、大変明るい話題でもあった。
  • 県全体としても、高速道路が北へ延びたことなど明るい話題が続いたわけであるが、川南においても、明るい話題が昨年、今年と続いているのではないかなと思う。
  • 本日は、ぜひ皆様に忌憚(きたん)のない御意見をいただきながら、今後、川南を、さらに宮崎を前に進めていくためにはどうしたらいいのかというような時間にさせていただければと思う。

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フォーラムの様子

フォーラム1

フォーラム2

フォーラム3

県政や地域の課題等について活発な意見交換が行われました。

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主な意見等

  • 障がい者の教育について
    障害者権利条約が批准された。今、障がい者の教育は、地域の子供たちと離れた場所でなされているが、地域に障がい者がいれば子供たちの情緒にも良いのではないか。また、この権利条約を住民にどのように周知しようとしているのか。
  • 人材育成について
    以前は知事公舎で、県内にいる若い世代の人たちとの交流会が定期的に開催されていた。また、自治学院で、県内の青年や女性などの若い世代が集まって、宮崎県の活性化といった議題で討論会、勉強会を開催していた。そういった中で、若い世代のアイデアが行政と絡んで生まれていたので、ぜひこういった場を設けていただきたい。知事が掲げられた人財育成、教育というものが、そういった中から育まれるんじゃないかと思う。
  • 農業担い手への支援及び農地活用に対する認識について
    新規の農業担い手には金融機関と連携した融資枠の拡大など手厚い支援があるのだが、残念ながら、父親が農業者である担い手にはすごく条件が厳しい。
    うちは酪農をしており、近くに草のロールを置いているのだが、そこのロールを置いた土地は有効利用されていないというような言い方をされるので、そこも草を置くために、口蹄疫の埋却地を利用しているというふうに認識を変えていただきたい。
  • 鹿児島県との浮き魚礁問題、避難路の整備及び漁船のための監視カメラについて
    隣の鹿児島県と今、浮き漁礁問題でトラブルになっているので、できるだけ早い解決を望む。
    大分の避難路がテレビで放映されていたのだが、きれいないい避難路ができている。町内の多くの避難路は草ぼうぼうで通れないので、町も県も一緒になって整備に取り組んでいただきたい。
    1月に、鯛が生けすの中から盗まれた。それと、漁船のところどころでとられていくので、監視カメラを町と県で設置してもらえないかなと思う。
  • 建設業への配慮について
    建設業の経営審査には、厳しい点がいっぱいある。川南町でも建築業の仕事量が大分少なくなっているが、いざ災害が起こったときに一番先に動かなくちゃいけないのは建設業だと思うので、もう少し大事にしていただきたい。
  • 少子化対策及び食の安全・安心のPRについて
    少子高齢化と言われている中、どうしたら川南町に人が集まるだろうと会議をした。これは宮崎県も一緒だと思うのだが、県がどういう対策を打たれているのか。
    TPPが大筋合意になり、食の安全・安心が注目されているので、宮崎県の食の安全・安心を強くアピールするよう取り組んでいただきたい。
  • 長寿会(老人クラブ)への加入促進について
    私ども長寿会の今一番の課題は、会員の増強である。一生懸命加入を促進しても、増えてもまた減るということで、なかなか増えてこない。全国的にも、県の段階でも町の段階でも、老齢人口の何分の一に対する会員数しかいないので、加入促進が図られればいいと思う。
  • 移住者の受入について
    全国の自治体が、移住者を受け入れるためにいろんなことをされている。宮崎県に移住してもらうためには、まず生活をしていくための最低の生活資金を稼げるようなことがないと住めない、住むところがないと住めない、安心して子育てができないと住めない。そのあたりを具体的にどういうことで支援していくのかというところが一番問われると思う。
  • 移民の受入について
    日本ほど移民・難民を受け入れていない国はない。川南は合衆国と呼ばれ、国内あちこちから人が来て作られた町なので、移民の人たちが入りやすいと思うのだが、国内からだけでなく、外国からの受入について県で検討しているのか。
  • 川南PAについて
    川南PAはトイレの増設も済み、非常に便利になった。ただ、川南PAは宮崎と大分の高速道路の中間地点であり、また、東児湯の観光・物産の拠点、防災の拠点にもなっているので、今後とも県には、ネクスコや国との調整など支援をお願いしたい。
  • 農水省の補助金について
    農水省から来る補助金は、締切りが1週間後になっているなどタイトなスケジュールであるものが多い。また、補助金を使うと金額が高くなる。というのも、業者と相対で交渉をすると半額ぐらいになるハウスの値段が、補助金を使うと希望価格での購入という形になり、結局、手出し分としては、交渉して自分のお金で建てた方が安くなるという感じになってしまう。なので、期間や単価など、もうちょっとどうにかならないかなと思う。
  • 奨学金について
    今、半分ぐらいの学生が奨学金を借りており、卒業後の返済額が大体2万円から3万、4万円とのことである。この2万、3万というのが、都市部との賃金の格差問題と絡めて県外流出の可能性の一つとしてあるんじゃないかなと話題になるので、ぜひ何か対策が打てないかなと思う。
  • 「日本のひなた宮崎県」について
    12月に川南駅に行ったら、えびちゃんの出ている「あなたを、ひなたへ。」というポスターがあり、広がっていることを知ったのだが、さらにこれから、どのように広げていくのか。
  • スポーツ推進委員について
    スポーツ推進委員は、前は「体育指導委員」であったが「スポーツ推進委員」と言い替えられ、より大変になった。各市町村を元気にしたい、地域を元気にしたいと考えているが、仕事をしながら推進委員をやるというのはすごい負担になっている。指導者をもっと宮崎に増やそうと県は研修会を行なっているのだが、もっと足元を見ていただきたい。
  • 寡婦への支援について
    寡婦で70歳以上になっている人たちはみんな年金暮らしなのだが、年金は限られており、地区にいたくても維持費などをたくさん払わなければいけない。夫婦でいれば何とか年金で暮らしていけるのだが、御主人が亡くなって母子だけで年金暮らしというのは相当苦しいみたいなので、寡婦をもうちょっと助けてくれるような制度はないのかなと思う。
  • 横断歩道の整備について
    ある横断歩道のペンキが剝がれており、ほとんど横断歩道が分からない状況だったので、それを役場の担当窓口に連絡したところ、管轄が県ということなどもあり、塗り直しまでに1年以上も掛かった。そういう中で、ある住民の方からは「ぜひ横断歩道をつくってもらいたいんだが」という要望が出ているのだが、このような要望に対しては、できるのかできないのか、できなければどういう理由でできないのか、やってもらえるとすればいつごろの時期にやっていただけるのかという情報をレスポンスよく回答いただけるようお願いしたい。
  • 水源地域保全条例に基づく届出などの周知について
    県の水源地域保全条例によると、土地の売買や贈与をする場合には県に届け出ないといけないことになっているのだが、うちに相談に来る方々はこのことを知らない。県としてはどういう周知を図っているのか。
  • 商店街への支援について
    今、地方創生ということで、チャンスが来ていると思う。行政と商工業、農業、漁業など、町民みんなが力を合わせてまちづくりを進めなくてはいけない。そういった形で、商店街もまちづくりで大きく変わらなくちゃいけないと思っているのだが、どこの商店街も大変な状態なので、県側から地域の活性化のために、商店街への新たな支援策が生まれてこないかなと期待している。

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知事総括

  • 今日は大変厳しい意見が多く、ぴりっと引き締まる思いであったが、川南の皆さんから、現場に即したいろんな御意見、御提案をいただいた。
  • 今後とも、いろんな場面で遠慮なく御意見を寄せていただき、それらを宮崎の未来につなげていくという思いのもとに進めてまいりたい。

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お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

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