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掲載開始日:2023年4月7日更新日:2023年4月7日

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令和4年8月18日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和4年8月18日(木曜)13時00分~15時45分

出席者

公安委員会

島津久友委員長、江藤利彦委員、山下恵子委員

警察本部

警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

第1.議事の概要

1.報告

令和4年度宮崎県警察柔道・剣道大会の実施結果について

警務部長から

  • 実施日時、実施場所、参加(登録)選手、実施結果

について報告があった。

宮崎県における青少年の健全な育成に関する条例違反事件の検挙について

生活安全部長から

  • 検挙月日、場所、検挙署、被疑者、被害者、事件の概要、適用法条

について報告があった。
委員が、「入れ墨の施術用機器は簡単に手に入るのか伺いたい。」旨質問したところ、生活安全部長から、「通販等でも購入でき誰でも機器を入手することが可能である。」旨の説明があった。
委員が、「若者に入れ墨の抵抗感というかハードルが低くなっているのではないかと感じている。一方で、今回の検挙事例のように条例で処罰されるということを知らない者もいるのではないか。このような行為が処罰されるということを県民に知らしめることが必要だと思う。」旨発言したところ、生活安全部長から、「少年の街頭補導活動や非行防止・薬物乱用教室等を通じて啓発を行なっている。今後もあらゆる機会を通じて啓発活動を行い、青少年の健全育成を図っていきたい。」旨の説明があった。

殺人事件の検挙について

刑事部長から

  • 検挙月日、場所、検挙署、被疑者、被害者、事件の概要、適用法条

について報告があった。

飲酒運転根絶強化月間の取組結果について

交通部長から

  • 期間、目的、飲酒事故発生状況、飲酒運転検挙状況、期間中の主なキャンペーン等

について報告があった。
委員が、「年末年始に飲酒運転が多いというイメージがあるが、夏場も多いのか伺いたい。」旨の質問をしたところ、交通部長から、「県内の過去5年間の飲酒運転に起因する交通事故を分析した結果、7月が最も多かった。本月間により夏場の時期の飲酒運転根絶の機運を高め、取締りを強化することで飲酒運転による交通事故を防止していきたい。」旨の説明があった。

アルコール依存症が疑われる運転者に対する相談指導制度の運用開始について

交通部長から

  • 体制整備の経緯、運用開始日、概要、体制フロー図、運用状況

について報告があった。
委員が、「具体的にどのような連携をするのか伺いたい。」旨の質問したところ、交通部長から、警察、保健所、医療機関のそれぞれの役割と活動内容について説明があった。
委員が、「重要なトライアングルができたのではないかと感じている。アルコール依存症の治療には相当な時間がかかると言われており、支援が途切れてしまいがちであるが、サポートが継続することを期待したい。」旨発言した。
委員が、「アルコール依存症の治癒に結びついている方は少ないのではないか。このように保健所や医療機関と結びつけていただければ、交通問題のみならず、依存が原因で引き起こされる家庭内暴力等様々な事案の解決にもつながると思う。」旨発言した。

過失運転致死及び道路交通法違反事件(事故不申告)の検挙について

交通部長から

  • 検挙月日、場所、検挙課署、被疑者、被害者、事件の概要、適用法条

について報告があった。

その他

  • 委員が、「刑法犯の罪種別の被害額について伺いたい。」旨の質問をしたところ、刑事部長から、全国及び県内の財産犯の罪種別被害状況について説明があった。
  • 委員が、「運転者の遵守事項に、げた、スリッパ、つっかけ、ハイヒール等を履いて車両を運転してはならないと規定されているが、同行為の検挙件数、交通事故事例、県によって違反が異なる点について運用を全国統一にするような動向はないのか伺いたい。」旨の質問をしたところ、交通部長から、県内の検挙件数等について説明があった。また、全国統一の運用については、「当県で運転に支障のある履物は他県でも同じように規定されているので、ある程度各県で共通した規定はあると考えている。過去の国会質問では、政府・警察庁が、『各都道府県警察において、それぞれ適切に判断し、対応すべきものと考えている。』と答弁している。」旨の説明があった。
  • 警備部長から、長崎県長崎市で開催された平和祈念式典に伴う警護警備に伴う特別派遣の結果について報告があった。
  • 本部長から、着任した際の訓示内容が伝達され、「今後も公安委員会の場で委員からの御意見をいただき、県警としての考え方をお伝えしていきたい。御指導をお願いしたい。」旨の発言があった。

第2.意見の聴取・聴聞

交通部参事官から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。

第3.決裁

  • 公安委員会に対する苦情受理について(総務課)
  • 訴訟事件に伴う指定代理人の指定手続について(監察課)
  • 訴訟事件に伴う指定代理人の委任手続について(監察課)
  • 公安委員会事務専決規程の一部改正について(生活環境課)

お問い合わせ

宮崎県公安委員会  

〒880-8509 宮崎県宮崎市旭1の8の28