掲載開始日:2025年8月15日更新日:2025年8月15日
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宮崎県交通安全対策推進本部では、令和7年9月21日(日曜日)から30日(火曜日)までの10日間、秋の全国交通安全運動を実施します。
また、9月30日(火曜日)は、「交通事故死ゼロを目指す日」です。
交通事故死者数全体のうち、歩行中の割合が最も高く、特に夜間における歩行中の交通事故による死者数が多くなっています。また、歩行者側にも走行車両の直前・直後横断や横断歩道外横断等の法令違反が認められます。
このため、歩行者に対し、反射材用品等の着用とともに安全な横断方法の実践を推進します。
近年、スマートフォン等を使用しながら自動車を走行させる「ながらスマホ」が要因となった死亡・重傷事故が増加傾向にあります。また、日の入り時間が急激に早まる秋口以降は、例年、夕暮れ時から夜間にかけて重大事故が多発しています。死亡事故の第1当事者の多くは自動車の運転者で、歩行中の死亡事故の多くが道路横断中に発生しています。加えて、飲酒運転、妨害運転(いわゆる「あおり運転」)等の悪質・危険な運転による交通事故も後を絶ちません。
このため、自動車等の運転者に対して、ながらスマホや飲酒運転等の根絶と、夕暮れ時以降の早めのライト点灯やハイビームの活用促進を図ります。
自転車乗用中の交通事故死傷者数は、15歳以上19歳以下の若年層の割合が非常に高くなっています。自転車乗用中の死亡事故においては、約半数が頭部に致命傷を負っているほか、乗車用ヘルメット非着用時の致死率は着用時と比較して高くなっており、また自転車側の多くに法令違反が認められます。
加えて、改正道路交通法により、自転車運転者のながらスマホの禁止や酒気帯び運転に対する罰則が創設され令和6年11月1日から施行されたほか、令和8年4月1日からは自転車についても交通反則通告制度(いわゆる「青切符」)が導入されます。
また、特定小型原動機付自転車の利用者には交通ルールを理解した上で安全に利用することが求められており、乗車用ヘルメットの着用についても努力義務が課されています。
このため、自転車・特定小型原動機付自転車の利用者を始め、広く県民に対して自転車の交通ルールを周知し、その理解・遵守の徹底と乗車用ヘルメット着用促進を図ります。
県内における交通事故の原因は、脇見、考え事など運転中の緊張感の欠如によるものが約6割を占めていることから、脇見・ぼんやり運転等の追放を推進します。
上記の内容を掲載した宮崎県推進要綱を現在作成中です。
県では交通事故相談所を設置しております。
専門の相談員が面談又は電話により対応しておりますので、御利用ください。
場所 | 県庁1号館4階宮崎県交通事故相談所 |
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開所日時 | 月曜日~金曜日(祝日、年末年始を除く。) 午前9時~正午まで、午後1時~午後3時30分まで(受付は午後3時まで) |
電話 | 0985-26-7039 |
注意:面談による相談を希望される方は、事前に電話でお申し込みください。
総合政策部生活・協働・男女参画課消費・安全担当
〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号
電話:0985-26-7054
ファクス:0985-20-2221