令和4年度一般会計決算（見込み）のポイント

令和4年度一般会計決算見込み（単位：千円）

区分	令和4年度	令和3年度	対前年度 増減金額	対前年度 増減率
歳入総額(A)	734,313,281	729,826,737	4,486,544	+0.6％
歳出総額(B)	707,538,788	716,990,005	-9,451,217	-1.3％
形式収支(C)=(A)-(B)	26,774,493	12,836,732	13,937,761	+108.6％
翌年度へ繰り越すべき財源(D)	12,257,203	7,636,961	4,620,242	+60.5％
実質収支(E)=(C)-(D)	14,517,290	5,199,771	9,317,519	+179.2％
前年度の実質収支(F)	5,199,771	10,385,470
単年度収支(G)=(E)-(F)	9,317,519	-5,185,699

1.決算額は、前年度と比較して歳入は増加、歳出は減少

• 歳入
  7,343億1,328万円（対前年度比+0.6％）
• 歳出
  7,075億3,879万円（対前年度比-1.3％）

2.実質収支、単年度収支とも黒字

• 実質収支
  145億1,729万円【前年度51億9,977万円】
• 単年度収支
  93億1,752万円【前年度-51億8,570万円】

用語説明

• 「実質収支」は、歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した決算額で黒字又は赤字の額を示すもの。
• 「単年度収支」は、前年度からの実質収支の増減額を示すもの。

3.経常収支比率は、前年度よりも上昇したが、前々年度より低下

• 経常収支比率
  91.0％（前年度83.7％、前々年度92.5％）
  分母の地方税、普通交付税などの経常的収入総額の減少により、前年度比7.3ポイント上昇したが、前々年度と比較すると低下。

用語説明

• 「経常収支比率」は、財政構造の弾力性を判断するための指標で、比率が高いほど財政構造の硬直化が進んでいることを表すもの。

4.県債発行額、県債残高ともに減少

• 県債発行額
  609億7,451万円（対前年度比-28.9％）
  • うち臨時財政対策債を除く県債発行額
    561億3,052万円（対前年度比-1.8％）
• 県債残高
  8,441億3,890万円（対前年度比-1.5％）
  • うち臨時財政対策債を除く県債残高
    5,179億6,275万円（対前年度比+2.3％）