宮崎県季刊誌「Jaja」
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今月の表紙「戸下神楽」

風土が香る、手作りの魅力

宮崎には県内各地に、国と自治体によって設立された道の駅が14カ所、ほかに「駅」の名を冠した施設がいくつかあり、それぞれに豊かな個性を競い合っている。道の駅は、もともとドライブなどの際に疲れを癒すための休憩施設として、国が主導して作られてきたが、今ではそれぞれの地域の歴史や文化、特産品などの情報発信拠点として注目を集めている。

特に、今静かなブームを呼んでいるのが、その土地ならではの食材で作った物産や食事だろう。大量・安定供給を求められないからこそ、手間と時間を惜しまずに仕上がっている産品や、家庭菜園の延長のような畑で、一つひとつ慈しむように育てられた野菜に出会えるのは、そこに行かなければ手に入らない、道の駅の魅力のひとつだ。
そんな地元の風土の香りと、手作りの魅力にあふれた道の駅の産品を訪ねてみた。

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今月の表紙

宮崎は、県内各地に300を数える神楽が伝承されている神楽の国。中でも山間部を中心に伝わる夜神楽は、そこに神様が舞い降りてきたような幻想的な雰囲気で、県内外から多くのファンが訪れています。写真は諸塚村の戸下神楽の一コマ。神楽三十三番といいますが、戸下神楽は十年に一度、五十一番もある大神楽が舞われることで知られています。(撮影:芥川 仁)

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編集後記

取材を終えて、各地にあるたくさんの名物を知らなかったことに、宮崎に住んでいる者として反省しきり… 生産者の方が、名物について語っているその目は自分の子どものことでも話しているかのように、穏やかなのが印象的でした。

地域の人たちが、伝統を守りながらつくっている名物、昔ながらのものに手を加え工夫した名物などいろいろありましたが、地域の歴史、伝統、文化などを凝縮して現したものが名物になると感じました。

棚やかごに並んでいるその「名物」はとても誇らしげに見え、大切にしたい「宝」だと感じました。「名物にうまいものなし」ということわざがありますが、宮崎の名物にはうまいものあり! 最後に、取材に協力していただいたた皆様には、心より感謝いたします。○秀

STAFF
Producer:佐藤秀貴
Director:山出潤一郎
Designer:田中道博・江川俊幸
Editor:崎田さおり
Photographer:芥川仁・黒木一明・深澤猛志


取材・写真協力
宮崎県立美術館・みやざき観光コンベンション協会・東京ヤクルトスワローズ・各地の道の駅の皆さん・細江英公さん(写真家)・都農ワイナリー・パリサンク (順不同)

 

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