宮崎県季刊誌「Jaja」じゃじゃ

トピックスin宮崎

パドレイグ・ハリントン選手に県知事賞を手渡す坂副知事

秋もやっぱりスポーツランドみやざき

数多くのプロ野球やJリーグのチームがキャンプに訪れ、「春」のキャンプ地として有名な宮崎。今では、「秋」のキャンプ地としても脚光を浴びています。10月にはプロ野球秋季教育リーグ「フェニックス・リーグ」が開催。また、おなじみの読売巨人軍(宮崎市)、福岡ソフトバンクホークス(宮崎市)、広島東洋カープ(日南市)、西武ライオンズ(南郷町)に加え、韓国のプロ野球から斗山ベアーズ(西都市)、SKワイバーンズ(南郷町)、起亜タイガース(日向市)もキャンプを行いました。

11月には秋の恒例行事となった、ゴルフ界のトッププロが勢揃いする「ダンロップフェニックストーナメント」と「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の男女の2大トーナメントが開催。「ダンロップフェニックストーナメント」では、タイガーウッズ選手の三連覇にはなりませんでしたが、その熱戦は多くの観客を魅了。

「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」では、大会2連勝を目指し、今期賞金女王となった地元宮崎市出身の大山志保選手、宮崎市を拠点に活動している横峯さくら選手が出場し、県内外から多くのファンが宮崎を訪れました。
1年中、「スポーツランドみやざき」から目が離せません。

横峯さくら選手に県知事賞を手渡す坂副知事

横峯さくら選手に県知事賞を手渡す坂副知事

ソフトバンクホークスと巨人軍のキャンプ風景

写真左)王監督も復帰したソフトバンクホークス
写真右)多くのファンが集まった巨人軍キャンプ

早期完成を目指して

東九州自動車道・九州横断自動車道延岡線
九州を循環する高速交通ネットワーク形成のために、早期完成が熱望され、県内各地で整備が進展している高速道路。その中で、福岡県北九州市から大分県、宮崎県を経て鹿児島県鹿児島市に至る「東九州自動車道」の「清武〜北郷間」の着工式が先ほど行われ、「北郷〜日南間」も18年度末には工事発注を予定するなど、高速道路が南進を始めました。

さらに、熊本県上益城郡御船町を起点とし、宮崎県延岡市に至る「九州横断自動車道延岡線」では、将来、その路線の一部となる国道218号北方延岡道路の北方町蔵田と北方インターチェンジ間の着手式が行われました。県民の悲願である高速交通ネットワークの早期実現により、宮崎の豊かな自然が育んだ農産物や観光資源を生かして、他地域との交流促進や県全体、さらには、九州全体の産業競争力を高めていくものと期待されています。

「北方町蔵田〜北方インターチェンジ」着手式

国道218号北方延岡道路「北方町蔵田〜北方インターチェンジ」着手式(11月19日)

相次ぐ企業立地 宮崎から世界へ

国富町で、プラズマディスプレイの製造を行っている「富士通日立プラズマディスプレイ」が世界最大規模の新工場(3番館)の新設を行うなど、順調に企業立地が進む宮崎県で、世界規模の技術を生かした企業の立地が相次いでいます。

そのひとつは、シリコンを使用しない次世代型のCIS太陽電池を製造する「昭和シェルソーラー株式会社」が、宮崎市田野町の尾脇工業団地内に商業生産拠点としては世界初となる工場を新設。また透析用カテーテルをはじめ医療機器の世界的なメーカーである「東郷メディキット株式会社」が日向市東郷町の工業団地内に製造工場を移転新設。

さらには、電子機器用はんだ製品製造のトップメーカー「千住金属工業株式会社」が、SPG(シラス多孔質ガラス)膜乳化技術を利用して電子部品の接合に使用する製品の量産工場を、宮崎市佐土原町の宮崎テクノリサーチパークに工場を新設。現在進められている様々な産学公の共同研究の大きな弾みとなるものと期待されています。

宮崎観光

CIS太陽電池を製造する「昭和シェルソーラー(株)」の工場

安心・満足で結びます ブランド産地認証

豊かな自然に恵まれた宮崎には、「安全性」「鮮度」「規格」「栽培方法」などの面で厳しい基準をクリアした「農産物ブランド」があります。この安全・安心ブランドに今年度新たに、にら、いちご、へべす、スイートピーの4商品、9産地が仲間入りし、63産地、29商品となりました。宮崎県では、農業者、農業団体、行政が力を結集して、消費者と生産者を安心・満足で結び信頼される産地づくりに努めています。

ブランド産地認証

写真左より、みやざきへべす、みやざきフレッシュにら、みやざきオリジナルスイートピー、みやざきフレッシュいちご

みやざきブランド推進本部
http://www.miyazakibrand.jp/