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掲載開始日:2020年4月22日更新日:2024年4月15日
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フロン排出抑制法(正式名称「フロン類の仕様の合理化及び管理の適正化に関する法律」)は、オゾン層を破壊し又は地球温暖化に深刻な影響をもたらすフロン類の大気中への排出を抑制するために制定されました。ここでは、フロン排出抑制法の概要について紹介します。
フロン類は、エアコンや冷蔵・冷凍機器の冷媒などに使用される一方、二酸化炭素の100~10,000倍という強力な温室効果があり地球温暖化に甚大な影響を及ぼします。例えば、一般的なビル用パッケージエアコン1台に含まれるフロン約20kgが全て大気中に排出されたとすると、その地球温暖化への影響はレジ袋で約150万枚分、あるいは乗用車で日本40周分に相当します。
フロン類の排出を抑制することで、地球温暖化の防止やオゾン層保護に貢献できます。
フロン排出抑制法では、フロン類が使われている業務用のエアコン・冷凍冷蔵機器を「第一種特定製品」と呼び、規制の対象としています。具体的には、次の1から4までの全てに当てはまる機器をいいます。
パッケージエアコン、業務用冷凍冷蔵庫、冷凍冷蔵ショーケース、製氷機、冷凍車の荷室部分の輸送用冷凍ユニット、自動販売機、など
家庭用のエアコンディショナー、冷蔵機器及び冷凍機器は、第一種特定製品には該当しません(フロン排出抑制法ではなく、家電リサイクル法の対象となります。)。
業務用と家庭用の見分け方は、次の1及び2を参考としてください。
フロン排出抑制法では下記の関係者に義務等が規定されています。詳しくは個別ページを御確認ください。
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