掲載開始日:2021年10月1日更新日:2023年3月3日
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宮崎県が実施する肝炎対策について紹介します。
B型及びC型肝炎に代表されるウイルス性肝炎は国内最大級の感染症とも言われ、多数の持続感染者がいると推定されていますが、感染時期が明確でないことや自覚症状がないことが多いため、適切な時期に治療を受ける機会がなく、本人が気づかないうちに肝硬変や肝がんへ移行する感染者が多く存在することが問題となっています。
県では、肝炎の早期発見のための検査費用や感染が確認された方の治療費及び入院・通院費を助成する事業を実施しているほか、啓発活動を行う等により肝炎対策に取り組んでいます。
肝炎対策に係る事業のうち、医療費助成に係る事業は以下のとおりです。
No | 事業名 | 概要 |
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1
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県内の医療機関において、B型及びC型肝炎ウイルスの無料検査を実施しています。 |
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2
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ウイルス性肝炎重症化予防事業 | 肝炎ウイルス検査の結果が陽性であった方の初回精密検査費用と肝炎ウイルスの感染を原因とする慢性肝炎、肝硬変及び肝がんの定期検査費用を助成しています。 |
3
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肝炎治療費助成事業 | C型ウイルス性肝炎の根治を目的としたインターフェロン治療とインターフェロンフリー治療及びB型ウイルス性肝炎に対して行われる核酸アナログ製剤治療とインターフェロン治療に係る費用を助成しています。 |
4
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肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業 | B型及びC型肝炎ウイルスによる肝がん、重度肝硬変の方の入院関係医療及び肝がんの外来医療に係る費用を助成しています。 |
また、各種事業の全体概要については、下記の資料も御覧ください。
県では、宮崎大学医学部附属病院肝疾患センターに、県民の皆様が気軽に肝炎に関する相談をできる窓口を設置しています。相談は無料でできますので、肝炎という病気のこと、治療方法や費用のことなど、お気軽にご相談ください。
詳細につきましては、下記のページおよびリーフレットをご覧ください。
肝炎について正しく理解することや感染予防を促進するための啓発活動及び助成事業に関する周知活動を行なっています。
県では、肝疾患診療連携拠点病院と協力し、「みやざき肝炎デー」として、肝炎についての正しい理解と感染予防を促進するためのイベントを開催しています。
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福祉保健部健康増進課
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