掲載開始日:2025年10月27日更新日:2025年10月27日
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避難所宿泊体験イベントを実施します!
県では、防災講演や避難所づくり体験などに加え、実際に避難所での生活を体験することで防災の正しい知識を身につけ、災害に必要な備えは何かを考えることを目的として、避難所宿泊体験イベントを実施します。
参加人数には上限がありますので、お早めにお申し込みください。
災害を「自分ごと」に。~あなたも体験しませんか?避難所宿泊生活~
大規模災害は、いつ、どこで発生してもおかしくありません。もしもの時、あなたは、あなたの家族はどのように命を守り、避難所で生活するのでしょうか。
宮崎県では、県民の皆さまの防災意識向上と災害時の「自助」「共助」の精神を育むため、避難所宿泊体験イベントを開催します。
このイベントは、単なる防災訓練ではありません。実際に避難所となる施設で一夜を過ごし、電気や水が制限された環境での生活、防災食の試食、避難所の開設・運営に携わることで、「自分たちが本当に出来ること」「避難生活で足りないものはなにか」「災害時に備えておくものはなにか」を肌で感じていただくことを目的としています。
ぜひこの機会に、ご自身の防災力を高め、もしもの時に役立つ知識も身につく経験をしてみませんか?
県内在住の方(各回定員約40名)
宮崎県
無料
(延岡市の申込フォームについては後日お知らせします。)
参加人数には限りがございますので、お早めにお申し込みください。
本イベントでは、皆さまに災害時の避難所生活をリアルに体験していただくための、様々なプログラムを用意しています。
災害が発生した際、避難所はどのように立ち上がり、どのような環境が作られるのでしょうか?
参加者の皆さまには、体育館に段ボールベッドや簡易間仕切りを設置し、避難スペースを区切る作業を体験いただき、避難所運営の初動の重要性、限られた物資の中で生活空間を確保する工夫、共同作業の大切さを実感できます。
「防災食って美味しくないんでしょ?」そんなイメージをお持ちではありませんか?
夕食は、アルファ米やレトルト食品、フリーズドライ食品など、進化を続ける「防災食」を実際に調理し、試食していただくことで、防災食の多様性や保存性、栄養面での工夫を知り、ご自宅での備蓄を考えるきっかけになります。
電気や水が使えない生活を想像できますか?
大規模災害発生時には、電気や水道などのライフラインが止まり、普段通りの生活が出来なくなります。普段当たり前にあるライフラインの重要性を痛感し、災害時のためにご自宅でなにを備えておくべきかを考えるきっかけにしていただきます。
自宅が被災した場合、避難所に行かずに車で寝泊まりする「車中泊」という選択肢もあります。
希望される方は、駐車場で実際に車中泊の体験をしていただくことで、車中泊の利点や課題、エコノミークラス症候群などの健康リスク、快適に過ごすための工夫について理解が深まります。
夜間は、スタッフによる巡回に加え、参加者の皆さまにも夜間の巡回を体験していただきます。
共同生活におけるプライバシーの確保、体調管理、防犯など、夜間の避難所の課題について、身をもって考えていただき、避難所での共同生活におけるストレス要因やお互いに気遣い、支え合う「共助」の重要性を学びます。
最後に、今回の避難所宿泊体験で感じたことや学んだことを参加者同士で共有し、活発な意見交換を行うことで、個人の体験を多角的な視点から深掘りし、今後の防災対策や地域での防災活動にどう生かしていくかを具体的に考えるきっかけとなります。
本イベントは、災害時を想定した体験です。快適性よりも「学び」を重視した内容となりますので、以下の点にご理解とご協力をお願いいたします。
災害時に必要となる物品を意識し、ご準備ください。
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総務部危機管理局危機管理課防災企画担当
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