トップ > 防災・安全・安心 > 防犯・交通安全 > 公安委員会 > 会議録 > 令和4年 > 令和4年12月15日開催の宮崎県公安委員会会議録

掲載開始日:2023年5月22日更新日:2023年5月22日

ここから本文です。

令和4年12月15日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和4年12月15日(木曜)15時40分~17時15分

出席者

公安委員会

島津久友委員長、江藤利彦委員、山下恵子委員

警察本部

警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

第1.議事の概要

1.報告

11月定例会の開催結果について

警務部長から

  • 開催日程、一般質問状況、提出議案等、採決結果

について報告があった。

委員が、「スケアードストレイト方式の交通安全教室はコロナ禍により影響があったのか伺いたい。」旨質問したところ、交通部長から、「毎年4回程度実施しており、コロナ禍でも特に問題なく開催した。」旨の説明を受けた。

委員が、「信号機のない横断歩道における一時停止状況について、本年8月の調査では、本県の信号機のない横断歩道における車両停止率は53.6パーセントで全国12位となっているが、過去の停止率や当時の全国順位について伺いたい。」旨質問したところ、交通部長から、「約8パーセントであり全国でも中間くらいであった。」旨の説明を受けた。
委員が、「猟銃の所持許可更新に関連して、例えば北海道等ではハンターに熊を退治してもらうために出動してもらうなどあると思うが、当県ではこういった有害駆除のために出動を要請するケースがあるのか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「県内でも有害駆除、猿、シカなどがおり、特に山間部では有害駆除を自治体が行なっている。」旨の説明を受けた。

事務職員の呼称の変更について

警務部長から

  • 変更の内容、変更の理由、アンケート結果、今後の方針

について報告があった。

委員が、「警察行政職員という名称を一般市民が聞くと、より警察で専門的な仕事をしていただいている職種として印象付けられるのではないかと思った。」「呼称変更により警察というものに対して誇りを持って仕事をしていただけるような感じがする。」旨発言した。

令和4年第3四半期における苦情処理について

警務部長から

  • 令和4年第3四半期(7~9月)における苦情処理件数、部門ごとの苦情処理件数、改善すべきと判断した苦情の概要

について報告があった。

委員が、運転免許試験時の視野検査機を消毒しなかった苦情に関して、「消毒しなかったことにより、新型コロナウイルスに感染したという事実はなかったのか伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から、「今回の事案で感染したということは聞き及んでいない。」旨の説明を受けた。
委員が、制服警察官のパトカー内での私物の携帯電話使用に関して、「私物の携帯電話はどのように使用するのか伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から、「制服警察官の場合、勤務時間中は私物の携帯電話を原則使用できない。」旨の説明を受けた。

列車内における凶器使用事案対処訓練の実施について

生活安全部長から

  • 訓練の目的、日時及び場所、参加者、訓練内容

について報告があった。

委員が、「JRと共同した訓練でよかったと思う。ロールプレイをするとどの点が不足しているのかがよくわかり、実際発生した場合の対策につながると思う。」旨発言した。
生活安全部長から、「今後も逮捕術等を取り入れながら実施していきたい。」旨の発言があった。

殺人事件被疑者の送致について

刑事部長から

  • 送致月日、送致先、送致署、被疑者、被害者、送致事実、事案の概要、適用法条

について説明があった。

令和4年度暴力追放功労者表彰(栄誉銀章)の受賞について

刑事部長から

  • 受賞日、受賞者、功労の概要、表彰伝達式の日時・場所、伝達者、その他

について報告があった。
委員が、「長年にわたり暴力団排除活動を行なってこられたことに感謝したい。」旨発言した。

良好な自転車交通秩序の実現のための総合対策について

交通部長から

  • 自転車指導啓発重点路線を中心とした対策、自転車指導啓発重点路線以外での対策

について報告があった。

委員が、「多岐にわたる対策に感謝する。重点路線周辺の学校に対して、特別に対策を実施しているのか伺いたい。」旨質問したところ、交通部長から、「重点路線周辺の学校に対しても交通安全教育等を実施している。」旨の説明を受けた。
委員が、「自動車から自転車への動きというのはあるのか伺いたい。」旨質問したところ、交通部長から、「県でもサイクルツーリズムという名称で自転車利用促進を行なっている。」旨の説明を受けた。
委員が、「自転車安全利用五則について教育委員会等と連携して欲しい。」、「高校生等には教育機会があるが、高齢者の自転車利用者に対してはそのような機会が少ないと思うのでなるべく幅広く自転車安全利用五則の浸透させていただきたい。」旨発言した。

その他

  1. 本部長から、「11月定例会の開催結果が報告されたが、WBC日本代表宮崎合宿に対する対策への関心が高かった。現在、地域課を中心に諸準備を進めているが、WBC以外でも年末・年始には雑踏の機会が増える。3年振りにいろいろと開催されていく中で、事故のないように対策を講じていきたい。また、警察署協議会会長会議も様々なご意見があり、開催時間について検討する必要性を感じた。」旨の発言があった。
  2. 委員が、「協議会会長会議も前向きな発言が多くよい会議であった。本部長からも発言あったが、十分な時間を掛けてもよいと思うので、今後の開催の参考にしてもらいたい。」旨発言した。

第3.決裁

  1. 犯罪被害給付金支給裁定について(県民広報課)
  2. 警察関係使用料及び手数料徴収条例の一部改正について(交通企画課)

お問い合わせ

宮崎県公安委員会  

〒880-8509 宮崎県宮崎市旭1の8の28