令和4年4月14日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和4年4月14日（木曜）13時00分～14時45分

出席者

公安委員会

島津久友委員長、山下恵子委員、江藤利彦委員

警察本部

警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

第1議事の概要

1議題

令和3年度宮崎県警察の会計監査及び監査委員による監査結果について

警務部長から

• 宮崎県警察の会計監査結果、監査委員による監査結果

について報告があった。

委員が、「監査委員に改善状況を報告するのか伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から、「指摘事項は速やかに改善し、監査委員から指摘を受けた内容については、書面により報告する。」旨の説明を受けた。

福島県公安委員会からの援助の要求について

警備部長から

• 援助の要求に係る公安委員会、援助を必要とする理由、援助を必要とする人員及び期間、援助の要求に係る活動地域

について報告があった。

委員が、「主にどういった事案を想定して警戒に当たるのか。」旨質問したところ、警備部長から、「不法侵入等を防ぐという観点で警戒警備に当たる。」旨の説明を受けた。

2報告

4月（閉会中）常任委員会の開催日及び報告事項について

警務部長から

• 開催日時、開催場所、報告事項

について報告があった。

令和4年度警察官等採用試験の日程等について

警務部長から

• 採用試験の日程、採用予定数

について報告があった。

委員が、「受験生が増加するようにしっかりとアピールしてもらいたい。」旨の発言をした。

少年による現住建造物等放火事件の検挙について

生活安全部長から

• 検挙月日、場所、検挙課署、被疑者、被害者、事件の概要、適用法令

について報告があった。

傷害、保護責任者遺棄致死事件の検挙について

刑事部長から

• 検挙月日、場所、検挙課署、被疑者、被害者、事件の概要、適用法条

について報告があった。

その他

• 警務部長から、「日向警察署留置施設に勾留していた男性3人が新型コロナウイルスに感染したことから、感染症対応時の留置施設である高鍋警察署留置施設を開場し感染者3人を移送した。同施設の看守要員は警察本部員等で充てる。現時点、重症者はいない。」旨の発言があった。委員が「留置施設内の感染防止対策はどうしているのか。」旨質問したところ、警務部長から、「留置担当官は、常時マスクを着用し、うがいや石けんによる手洗い、アルコール消毒液による手指消毒をしている。被留置者には就寝以外マスク着用を徹底させている。今回、開場した高鍋警察署留置施設の看守係は、防護服、マスク、ゴーグル等の装備品を着装した上で、適宜アルコール消毒などを行い感染防止を図っている。」旨の説明を受けた。
• 委員が、「成人年齢引き下げに伴い、想定される事案に対する防止対策について伺いたい。」旨質問したところ、生活安全部長から、民法上の未成年者契約取消権が引き下げられることに起因する各種契約面でのトラブル発生時の相談対応、所管する消費者庁等関係機関との連携、あらゆる機会を通じての広報啓発、成人年齢引き下げに伴い、規制対象の引き下げにならない20歳未満の者の飲酒・喫煙に対する少年補導の強化等について説明を受けた。委員が、「これらの取組によって、少しでも対象となる年齢層の犯罪被害が減少することを期待する。」旨の発言をした。
• 本部長から、「この後予定されている県下警察署長会議は短時間ではあるが、非常に有意義な内容となるものと考えている。委員の発言の機会もあるので、よろしくお願いしたい。」旨の発言があった。

第2決裁

1. 令和3年度宮崎県警察の会計監査及び監査委員による監査結果について（会計課）
2. 福島県公安委員会からの援助の要求について（警備第二課）