観光とび魚すくい

串間市／６月1日〜9月30日
はるか南の海から黒潮にのってやってくるトビウオを、手に持った網ですくう「とび魚すくい漁」。至って単純で素朴な漁法ですが、経験を問わない手軽さとスリルが人気を呼んでいます。漁場は野生馬で知られる串間市都井岬の沖合い。太平洋に突き出した岬に黒潮がぶつかり、トビウオやヒラマサなどが獲れる宮崎県でも屈指の漁場となっているところです。

夕方、専用の漁船で出港して、あたりが暗くなる頃から漁が始まります。集魚灯を慕って海面を飛んでくるトビウオを、大きな網で次々とキャッチ。獲れるのは大トビと呼ばれるハマトビウオが中心で、一夜干しや刺身でおいしく食べることができます。全国でも珍しいトビウオ漁を、ぜひ体験してみてください。

料金／一人２２００円（予定・要予約）
【問い合わせ】
都井岬観光ホテル／０９８７-７６-１１１１

生駒高原音楽祭

小林市／7月16日（土）
霧島山地の山すそに広がる生駒高原で、毎年多彩なミュージシャンを迎えて開催されている生駒高原音楽祭。１５回目となった今回は、「１５年分の『ありがとう』を贈ります」をテーマに、生駒高原多目的広場で開催されます。

出演は小林市出身のジャズギタリスト西藤大信が率いる西藤大信ニューヨーク・クインテット、宮里陽太クァルテット、WHOEVER、BRASH、メトロオ
ンゲン、GO THE SKIP、霧島九面太鼓・和奏の7グループを予定。環境省が認定する「星の降る里」に選ばれた生駒高原の美しい星空の下、心ゆくまで音楽に浸れる夜になりそうです。

入場料／前売券：２０００円 当日券：２５００円
【問い合わせ】
小林市商工観光課／０９８４-２３-１１７４
【夜間】０９８４-２５-０３５２

みやざき納涼花火大会

宮崎市／8月6日（土）
宮崎市大淀河畔で行われるみやざき納涼花火大会は、昭和24年に始まり、今年で57回目となる歴史ある花火大会です。メイン会場となる市役所下の河川敷と、花火を打ち上げる発場が比較的近い距離にあるため、ごう音とともにまさに頭の真上に広がる光の大輪は、迫力そのものです。

また、会場の対岸に位置する大淀川南側の河川敷は、花火を正面から楽しめる上に、例年混雑もさほどではないので、ゆったりと見物したい方にはお薦めのポイントです。見どころは約５０００発の打ち上げ花火と大淀川の水面に映える大規模な仕掛け花火。特に大会のフィナーレとなる仕掛け花火は、幅４００mにもおよぶ九州最大級の規模で、美しい炎の架け橋を見せてくれます。

【問い合わせ】
宮崎商工会議所／０９８５-２２-２１６１

ひえつき節日本一大会

椎葉村／9月10日?F〜11日（日）
「庭の山椒の木 鳴る鈴かけてよ」で始まる椎葉村のひえつき節は、哀調を帯びた節回しと情緒あふれる歌詞で、民謡の名曲として知られています。
このひえつき節の「日本一」を競う全国大会には、プロ・アマを含めて毎年２５０名以上の歌い手が参加。予選から決勝と二日間をかけて披露される自慢ののどを楽しみに、毎年、たくさんの民謡ファンが訪れています。

平家の落人伝説にちなむ那須大八郎と鶴富姫の悲恋の物語を歌うひえつき節は、殻の硬いヒエの実をひく仕事の際に歌い継がれてきた労働歌。近世まで焼畑農業が行われてきた椎葉村ならではの暮らしぶりと、歴史のロマンに彩られた物語がこめられたひえつき節は、椎葉の奥深い魅力を伝えてくれます。

【問い合わせ】
椎葉村企画観光課／０９８２-６７-３２０３

※行事の日程や内容については、変更になることがあります。詳しくは主催者にお問い合わせください。

Event Calendar

参考サイト：宮崎県観光情報「旬ナビ」　http://www.kanko-miyazaki.jp/