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掲載開始日:2012年2月14日更新日:2012年2月14日

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平成23年度第10回知事とのふれあいフォーラム

第10回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)

内容

開催日時等

開催日

平成24年2月14日(火曜)午後1時30分から午後3時まで

場所

門川勤労者総合福祉センター

参加者

門川町の皆さん38名
知事

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

フォーラム前に、美郷町の宇納間地蔵大祭と門川町内の中山神社を訪問した。今年は古事記編さん1300年に当たり、県としても市町村などと連携して、いろいろな取組みをしていきたい。私も出張の機会等になるべく古事記関連史跡を訪問してみようと考えている。
1年前の2月15日、天皇皇后両陛下から、口蹄疫、鳥インフルエンザ、新燃岳噴火被害に見舞われた本県のことを心配していただき、皇居で説明する機会をいただいた。両陛下は口蹄疫等で被害を受けた県民のことを大変心配してくださっていた。天皇陛下は今度、心臓の手術を受けられるということで大変心配しているが、無事成功し、早くお元気になられることを祈っている。
知事就任から1年。間もなく新年度の県予算を発表するが、防災と経済対策への取組みには特に力を入れたところである。
仕事以外の話になるが、平成18年に子供の少年サッカーチームの保護者会の会長をやっていたときに、子供のチームと門川町のチームが姉妹チームの関係にあったことから、ホームステイなどを通じて交流をさせていただいたことが思い出深い。
本日は、門川町の皆さんの地元に対する思いなり、地域の課題というものを聞かせていただき意見交換したい。今後とも「対話と協働」を基本に、皆さんとの意見交換をベースに県政のあり方を考えていきたいと思う。

 

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フォーラムの様子

(写真)平成23年度第10回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子1
(写真)平成23年度第10回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子2

門川町の皆さん38名が参加しました。

(写真)平成23年度第10回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子3
(写真)平成23年度第10回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子4

県政や地域の課題等について活発な意見交換が行われました。

 

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主な意見等

参加者
3点お願いがある。1点目は、地域づくりについて、中小企業振興条例を県で制定していただきたい。北海道は、生産から加工・流通まで一貫している。同様に、九州も道州制を見据えた枠組みの中で、宮崎のものを福岡などの大消費地に送り出すことを推進してほしい。大分県には「一村一品」運動があるが、宮崎でも何か地域振興モデルを作れないか。
2点目は基盤整備について、県北と県央を結ぶ高速道路などを早期に整備していただきたい。また、水産物の海外輸出に向けて、宮崎港や細島港の基盤整備、航空便などの物流ルートの整備などをしていただきたい。
3点目は水産業の振興について、前知事時代も含めて農業・林業のPRが優先しているように感じるので、水産業のPRにも力を入れてほしい。一次産業に関しての助成金は多いが、加工・流通などを含めた六次産業化への助成金や育成への支援が弱い気がする。
知事
中小企業振興条例の制定については、私の政策提案の中にも掲げているが、具体的に何をもって中小企業の振興を図っていくかが重要なので、今しっかり議論をしている。物産品を北部九州に送り出すことは、現在の都道府県体制でも十分対応できる。大分県には「一村一品」運動があるが、本県では「一村一祭」に取り組んでいる。今年は古事記編さん1300年事業の中で、地域の文化的・歴史的な資源を改めて見つめ直し、磨いて、発信をしていく取組みをしている。
インフラ整備については、高速道路ができて便利になることはいいが、通過型にならないように、観光分野も含めて連携を図り、お金を落としてもらう努力が必要だと思う。
水産業については、各漁協等大変な状況だと伺っている。県漁連や県信連などと連携しながら、どういうことができるか議論している。宮崎県水産物ブランド品の「門川金鱧」の加工など、六次産業化などに取り組んでいくことが大事だと思う。
参加者
小泉構造改革により、医療費削減のため75歳以上を後期高齢者とする医療制度ができた。高齢者は腎臓が悪くなって人工透析が必要になったり、医療費負担が重くなる傾向にある。元の老人保健制度に戻すように、全国知事会で働きかけてほしい。
知事
後期高齢者という非常に無味乾燥なネーミングに対する反発があったと思う。中身としては、高齢者医療が増え、少子化で現役世代の負担が増えて、このままでは医療制度がもたないことから考えられた仕組みだと思う。民主党がマニフェストの中で、医療制度を元に戻すと約束したが、社会保障と税の一体改革が議論され、消費税の負担もお願いせざるを得ない中で、元に戻すということは相当大変なことだと思う。ただ、ネーミングも含めて、高齢者にお願いする負担や現役世代の負担をどう考えるかなど、改めて議論をする必要はあると考えている。
参加者
工場等の誘致を行なうには、東九州自動車道沿線の利便性の高い場所に土地を確保することが必要であるが、沿線の山林や林野部分には市街化調整区域などの規制があり、開発のネックとなっている。規制緩和あるいは解除について、町と県当局で連携して取り組んでほしい。
知事
規制にはそれなりの理由があると思う。まずは、町の考え方なり方針が大事だと思うので、県としても町と相談しながら対応していきたいと思う。
参加者
県立延岡病院は、地域医療支援、救命救急、災害拠点の機能を持ち安心しているところであるが、運営については、毎年決算時に赤字等の報道がなされて心配している。今後の医師の確保、医療器具の整備改善にさらなる努力をお願いしたい。
また、4月からドクターヘリが運航されるということで、県北の住民としては期待しているが、ヘリポート等の状況などがわかれば教えていただきたい。
知事
県立延岡病院の医師の確保については、心配をおかけしているが、延岡市では「地域の医療を守る条例」を制定するなど、県北の皆様にはコンビニ受診の抑制などに取り組んでいただいており感謝している。今年度の本県の臨床研修医の数は全国で最低レベルだったが、来年度は倍増している。国の支援をいただきながら、宮崎県地域医療支援機構も設立し、医師の確保に取り組む仕組みも作ったので、将来の医師確保に向け、大きく前進したと思う。
ヘリポートについては、既に県の防災ヘリ「あおぞら」が、ヘリが降りる適地のデータを持っているので、そのデータを活用し、どこに降りて、どの病院とどのように連携するかなど、今、専門家と関係者との間で検討を進めている。
参加者
小学1・2年生で30人学級、中学1年生で35人学級を、全国に先駆けて実践いただいているところであるが、少人数学級となった分、必要な先生方が増え、臨時講師の先生が多く見受けられる。財政が厳しい中ではあるが、宮崎の子どもたちのために、ぜひ正職員の先生方をより多く配置していただきたい。
また、知事と同じく受験を控えた中学3年生の息子がいるが、コミュニケーションづくりや距離感の持ち方、信頼感の醸成などに苦心している。知事の子育ての秘策をこの機会にお聞かせいただきたい。
知事
少人数学級においては、先生の確保は財政的な面もあり大変であるが、もともと教師をされていて、出産等で離職してまた臨時講師で来られるような方もいるわけで、臨時講師の方にも頑張っていただければ良いと思う。
中3の次男とはサッカーの話題などを通じてコミュニケーションを図っている。親の都合やペースを押しつけないことが大事かなと思う。
参加者
木材価格が低下し、ピーク時の3分の1になっている。林業従事者の高齢化などにより適正に管理されていない森林も増加している。適正な価格で売るためには、樹齢40年程度で伐採するのが良いが、樹齢70年程度の大径木になると今の木材加工業では加工に手間がかかって単価が安くなる仕組みになっているので、このあたりの加工・流通の方法を考えていただきたい。
もう1点は、有害鳥獣被害対策について伺いたい。林業経営者として、スギ、ヒノキを植えるが、植林した年にシカなどによる被害を受けて枯れてしまう。シカは捕獲実績によって補助金が出るが、門川地域でもシカの被害が発生しているので、捕獲実績にかかわらず、補助金が出るようにしていただきたい。
知事
木材価格の低迷により大変厳しい状況にあるが、しっかり販路を拡大していく取組みが必要だと思う。知事室にも、飫肥杉製の展示屋台と製品等を置いてPRしている。日南市長室や林野庁長官室にも同じ展示屋台と製品等を置いて、しっかりPRしてもらっている。国内では、東日本大震災の復興需要にも期待したい。それから、アジア、特に韓国で木材家屋や伝統的なものが見直されているので、輸出を伸ばすことにも取り組んでいきたい。大径材については、県としても、関係団体と一緒になりながら、技術的な面も含めて、しっかり取り組んでいきたい。
有害鳥獣被害対策については、全県でいろいろな取り組みをしている。シカの駆除に対する特別の補助なども期間限定でやったりして、一定の効果はあった。ジビエ(食材として捕獲された野生の鳥獣)料理ということで、イノシシ肉やシカ肉をまとまった量欲しいという要望はあるが、捕獲と処理の体制が十分ではなく、コンスタントにまとまった量が提供できないという問題がある。その仕組みをどう考えていくかも一つの大きな課題だと思う。
参加者
鳥インフルエンザ発生の際、職員が殺処分にいったが、人件費を含めて相当な費用がかかったと思う。次の発生に備え、どれくらいの費用がかかったのか、参考にお聞きしたい。
知事
県職員だけではなく、自衛隊にも応援に来ていただいた。コスト計算を考えるよりも、二度と発生させないという決意で、防疫の強化体制を図ることが大事だと思う。県内の養鶏農家を回って、防鳥ネットに網目やほころびがないか全部チェックしている。また、毎月20日に「一斉消毒の日」という取組みもしている。
参加者
ブータン王国は、宮崎県よりも人口が少ないが、幸福度が世界一とのことである。この国の憲法や方針にあるという「環境の保全」「文化の振興」「よい統治」「健全な経済発展」の4つは宮崎県にもあると感じる。県内にあるすばらしい資源をすべての県民が知って誇りとしながら、発想の転換をし、地域おこしに生かしていけば、結果として宮崎県の幸福度がアップすると思う。県民に対して幸福度に対するアンケートをとるつもりはないかお聞きしたい。
知事
御指摘のように、宮崎にはいいものがたくさんあり、それを改めて見つめ直し、県民として素晴らしい資源を知ることが大事だと思う。古事記由来の貴重な文化的・歴史的な資産もある。古事記編さん1300年の今年から、8年後の日本書紀編さん1300年までの9年間をとらえて「みやざき温故知新ものがたり」という名称で、まさに古きを訪ね新しきを知る取組みもしていきたい。
併せて、経済対策として、地元の安全・安心な農林水産物を食べていただくことや地元企業の商品を使っていただく、広い意味での地産地消もやっていきたい。また、100万泊県民運動を形にしようと思う。県民一人一人が年間1泊県内に泊まることで自分たちも地域を知り、お金が落ち、受け入れる側も刺激になる。そういうことを考えていく中で、アンケートを県民に投げかけるのも一つのアイデアだと思う。
参加者
平成の市町村大合併が行われ、門川町でも商工会を中心に合併運動が起こった。結果的に門川町は合併をしていないが、日向市、延岡市などと広域的に取り組んでいる事業もある。知事は総務省におられたので、市町村合併を推進された立場だと思うが、県政を運営する上で、どうあるべきか考えもあると思う。これからの宮崎県の姿についてお聞かせいただきたい。
知事
市町村合併にしても道州制にしても、運用次第だと思う。経済界の方は、都道府県制はだめで道州制はいいという議論をしがちだが、必ずしもそうではないと思う。ただ、国からの分権を進めるという方向性の中で、道州制の議論を進めていくことは大事だと思う。市町村合併にしろ、道州制にしろ、要は、地域の実情に応じて、地域で選択して、うまく運営していくことが一番大事だと思う。
参加者
門川町は魚の町である。ウミスズメの周知不足など情報発信が足りない部分もあるが、若い者でまちづくりをやろうと思っている。知事は、水産業について、どのような対策を考えているか伺いたい。
それから、公共事業について、建設業が地域の大切な雇用の場になっている。公共事業についての知事の見解を伺いたい。
知事
水産業については、燃油価格の高騰、漁価の低迷、資源の乱獲など厳しい状況が続いている。漁協などが合併などを進めて経営を立て直していくことも必要だと思うが、外国漁船対策を含めて、資源の管理も必要になってくる。また、素材を活かして一工夫する六次産業化も考えていく必要があると思う。
公共事業については、昨年6月補正予算以後、厳しい状況の中で県単独事業を24%伸ばした。住民に身近な県単独事業は、今後も力を入れて、その活用によって地域の元気を出していきたい。
参加者
細島港は重要港の指定をいただいたが、県北の産業の活性化、雇用の拡大のためには、九州中央自動車道の整備を図る必要がある。
知事
細島港は、ガントリークレーンなどの整備も行なっている。アジアなり海外をにらんでいく上では、九州における扇のかなめの位置にあることから、九州中央自動車道との連携は重要である。道路は命の道でもあるので、今後とも、国の方にも繰り返し要望を行い、熊本県とも一緒になりながら取り組んでいきたいと思う。
参加者
漁業の後継者については、いろんな問題がある。知事には若い者の気持ちを聞いてほしいので、ぜひ、漁青連(宮崎県漁協青壮年部連絡協議会)との意見交換をお願いしたい。
知事
SAPなどの農業青年とも意見交換をしており、要望があれば、ざっくばらんに意見交換をするというスタンスである。
参加者
近いうちに日向灘地震が起こって津波が来るのではないかと盛んに言われている。避難場所の整備等に県の補助などはないのか。
知事
国、県の防災計画、市町村のハザードマップの見直し等を行なっているが、もう少し時間がかかる。整備等の補助という話があったが、例えば、津波避難ビルの建設などは財政的に厳しいわけで、当面できることは、津波が来たときに、どこにどういうルートで逃げるのか、避難場所、避難経路をしっかり確保することである。宮崎市で、民間マンションを津波避難ビルに指定して、オートロックを壊して避難した場合に補助を出すとの報道があった。そういう方法を地域で考えていただき、対応していくことも大事だと思う。
参加者
子供を産みたくても産めない、結婚したくてもできない若者たちが増えている。少子高齢化が進む中、その辺をどのように考えているのか伺いたい。
知事
対策は多岐にわたるが、まずは産業を活性化し雇用を確保して収入の安定化を図ることが必要である。人口の減少は地域の活力にも影響を与えるので、県としても婚活事業や「未来みやざき子育て県民運動」なども進めて、地域で子どもをしっかり生み育てる社会づくりに取り組んでいくことが大事だと思う。

 

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