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掲載開始日:2023年10月3日更新日:2023年10月3日

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「ダム水路工作物点検に行ってきました!」

私は、今年度、企業局施設保全課の土木担当配属になった新規職員です!

今回は、数ヶ月前まで高校生だった私の目線でダム水路工作物点検について紹介したいと思います!

ちなみに水路工作物とは...発電関係の電気や機械設備に付属している土木工作物の総称のこと

今回、点検に行ったのは、綾川水系です!

綾川水系は、名水百選、水源の森百選にも選定されている貴重な水資源の地であり、水路工作物が最も多い水系でもあります。

今回は、点検した中で特に印象に残っている場所を抜粋して紹介します!

まずは、綾第二発電所3号横坑です!

横坑とは...ダムを建設する場所の地質状態を詳しく調査するための横穴のこと

写真1

標柱を確認し、山を下って行きます。

足を踏み外したら転がり落ちてしまいそうな道を、ビビリながら進んで行きます。

 

写真2

途中には吊橋があります。

高校生の頃には、吊橋を渡ったり、山登りをするなんて考えてもいませんでした。(笑)

 

写真3

15分ほど歩いてやっと目的地の横坑に到着。

フェンスを開けていざ中へ!

先の見えない立入り禁止の場所に入るのはちょっとドキドキする気分。

 

写真4

中に入ってみると足下には水が、天井は低く身をかがめて進みます。

外とは違い空気がひんやりしていて最高!

 

写真5

少し進むと岩肌が見えてきました。

上からは水がしたたり落ちてきます。

自然の恵みかなぁ?

 

写真6

写真では見づらいですが、コウモリだっています!

視界一面を飛び回るコウモリの群れは衝撃的でした。

 

写真7

やっとの思いでマンホールに到達。

水漏れ状態を確認していきます。

電気をつくるため、いろいろなダム施設があるんだなぁと感じました。

次は、綾第一発電所の水圧鉄管です!

水圧鉄管とは...ダムに貯めた水を発電所に送るための鉄の管のこと

水圧鉄管の点検は体力的に一番きつかったです。

急勾配で、段差は高め、幅は狭めの階段を上りながら40分ほどかけて点検していきます。

写真8

綾第一発電所には北機と南機の2つの水圧鉄管があります。

点検の手順は、南機から点検していき終わり次第北機に移り点検していきます。

 

写真9

継手部分の点検状況

水漏れ状況を確認しています。

今回は水漏れは見られませんでした。

 

写真10

写真を見てもらうと分かる通り、かなり急な階段になっています。

 

以上、私が水路工作物点検で印象に残った場所になります。

 

実際に現場に行なってどのような構造物があるのか見ることができ、とても勉強になりました!

山登りをしたり洞窟のような場所に入ったり、高校生の頃には想像もしていなかった豊かな自然に触れることができる職場にこられたなと思います!

次回も安全第一で点検できるよう日々精進していきたいと思います!

 

 

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