掲載開始日:2023年11月1日更新日:2023年11月1日

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教育委員の活動(令和5年10月)

  • 10月は3件あります。

⒈教育委員意見交換会(西諸県地区)

10月26日(木曜日)に、小林市役所において、西諸県地区(小林市・えびの市・高原町)の市町教育委員と県教育委員の意見交換会を実施いたしました。令和元年度以来の実施ということで、久々に顔を合わせられた方や、初めてお会いする方もおられ、新鮮な気持ちで会を始めることができました。10月10日に就任した県の松山竜也委員も県庁以外の行事への参加は、これが初めてでした。
会の流れとしましては、A、B、Cの3班に分かれて、それぞれの課題とするテーマを1つまたは2つ設定した上で意見交換を行い、最後に各班の意見交換の内容を全体に発表していただきました。
A班からは、「地域連携」、「多様化(子ども・家庭・教育)」という2つのテーマで、「小学校・中学校・高等学校間の交流も含めて、地域の連携を深めていく必要がある。」や、「家庭環境については、各家庭で違いがあるので、登下校中の子どもの表情を見ながら学校や地域とのつながりを絶やさぬようにしていかなければならない。」等の意見が出されました。
B班からは、「不登校について」というテーマで、「ゲーム依存症により怠学傾向等の子どもたちが増えてきているため、ノーメディアデー等を設定して、人と一緒に会話をしながら楽しく過ごす機会を確保し、望ましい生活習慣を身に付けさせていく必要がある。」等の意見が出されました。
C班からは、「部活動の地域移行」というテーマで、「指導者の育成が課題であると思うので、研修を充実していく必要がある。」や、「部活動の地域以降について、保護者や地域にも周知を図るために、PR活動を行なっていく必要がある。」等の意見が出されました。
今後も、よりよい教育施策を展開できるように、市町村教育委員会と県教育委員会の連携を強めていきたいと感じました。
意見交換会全体意見交換会班意見交換会発表

⒉学校訪問(小林市立南小学校)

10月26日(木曜日)に、小林市立南小学校を訪問させていただきました。昨年度は県立学校のみの訪問でしたので、今回は市町村の公立小学校の状況を拝見する貴重な機会となりました。
まず、学校の取組について説明があり、学校運営協議会に所属されているまちづくり協議会の方が、学校行事に積極的に関わり、取組の成果を市へ報告した上で必要な予算等を要望しているという体制を知ることができました。小学校時代に記憶に残る体験をさせ、郷土愛を醸成させていくという共通の目標をもっているからこそできる体制だと感じました。
また、学校独自の働き方改革も進んでおり、職員発案により企画の推進や独自に構築された「学習支援ボランティア」システムの活用等の紹介もあり、説明の後に行なった教職員との意見交換では、学級担任の先生等から「とても働きやすい雰囲気」という言葉を聞くことができました。

南小1南小4

⒊学校訪問(県立飯野高等学校)

10月27日(金曜日)に、県立飯野高等学校を訪問いたしました。
今回は、普通科改革支援事業及び地域みらい留学365を中心に、学校の取組状況を説明してもらいました。
飯野高等学校では、全学科・コースにおいて地域をフィールドにした探究を展開しており、1年生で近隣の小・中学校と連携して取り組む「えびの学」、2・3年生で「普通科総合コース」、「普通科探究コース」、「生活文化科」を設定しています。生徒の自己実現に向けて、普通教科とグローカル共創探究の学びを往還するよう、魅力あるカリキュラムや教育方法を開発するとともに、えびの市等の関係機関との連携協力体制も整備されております。また、高校生と中学生による対話型教育プログラム「ひなた場」の実践の様子もVTRで視聴し、中高生がそれぞれの経験や生き方について語り合い、互いに触発されている様子がとても印象的でした。
授業の様子も見学し、生徒たちがそれぞれの探究テーマに向かって、いきいきと活動している姿が伺えました。
飯野高校1飯野高校3

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