掲載開始日:2025年3月5日更新日:2025年3月5日

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教育委員の活動(令和7年1月)

⒈GIGAスクールの更なる推進へ!都道府県・指定都市教育委員会教育委員研究会議

1月17日に、オンラインにて、都道府県・指定都市教育委員会教育委員研究会議が行われました。この研究会議は、新たに都道府県教育委員会の委員となった方を対象として、文部科学省が主催として行なっているものです。今回は、森山委員に参加いただきました。本県が参加した分科会では、「GIGAスクール構想」をテーマとしており、ICTを活用した探究的な学びの充実や、生成AIの活用等の各県の取組事例について情報を共有することができました。本県の取組である、「ICT教育エリアミーティング」(県内を7つのエリアに分け、学校種を超えて、小・中・高・特別支援学校の全ての学校代表が参加する研修会や授業公開)について他県へ紹介したところ、「ICT活用指導力の向上につながる効果的な取組である」と、好評でした。

都道府県教育委員研究協議会

⒉先進的取組を視察!(大阪府豊中市立南桜塚小学校・東京都杉並区立天沼小学校)

1月22日、23日に、県外視察として、大阪府の豊中市立南桜塚小学校、東京都の杉並区立天沼小学校を訪問させていただきました。

まず、22日には、南桜塚小学校を訪問し、フルインクルーシブ教育に向けた取組について視察しました。「一人を残さず最後の一人まで」という校長先生のお考えのとおり、子どもたち一人一人のことをしっかり考え、人・場所・歴史といった素敵な出会いを子どもたちに提供し続けている学びの場を拝見することができました。また、様々な個性をもった子どもたちが互いに関わり合いながら、自分の思いをもって活動を進め、それを程よい距離感で温かく見守る教職員の姿を垣間見ることができました。

次に、23日には、天沼小学校を訪問いたしました。学校運営協議会と学校支援本部のそれぞれの機能を協働的に働かせながら、「子ども主体の学びを通したワクワクする学校」を実現する取組の実際を拝見することができました。また、子どもたちと学校支援本部の方が一緒に活動進めている姿を垣間見ることができ、教室や廊下等の掲示にも、地域の方々の温かい思いが表れており、学校評価や塾議をとおした振り返りによる大きな効果を実感しました。

南桜塚小学校天沼小学校

⒊インクルーシブ教育の取組を共有!(全国都道府県教育委員会連合会第2回総会)

1月27日、28日に、東京都において、令和6年度全国都道府県教育委員会連合会第2回総会に参加しました。「インクルーシブ教育の推進に係る都道府県や市区町村の現状や今後の取組等について」というテーマで、他県との意見交換を行い、高校等の空き教室を活用して、県立学校に併置する形で新たに特別支援学校を設置し、共同学習等を推進する取組や、特別支援教育に関する研修の充実等の事例について情報を共有し合い、今後の教育施策の参考にすることができました。

第2回総会

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