教育委員の活動（令和6年5月）

開催！！九州地方教育委員協議会・総会

5月30日(木曜日)、31日（金曜日）に、令和6年度九州地方教育委員協議会・総会を県企業局及び県防災庁舎で開催しました。
九州8県で理事県を輪番で担当しており、今年度は本県が理事県ということで、8年ぶりの本県での開催となりました。総会では、「幼保小の架け橋プログラムについて」と「不登校児童生徒への支援強化について」という2つの協議題について意見交換を行い、各県の現状と課題について多面的・多角的な視点から充実した協議が行われていました。
2日目は、2人の講師を招聘して委員研修会を実施しました。
1つ目は、県立宮崎東高等学校の西山正三教諭による「自分らしく学び、誰をも取りこぼさない」という演題の講話を行いました。定時制高校における探究活動をとおして、自分の将来を切り拓く生徒たちの姿について、非常に参考になるお話をしていただきました。過程を重視しながら、子どもたちを評価し支援していくことの重要性を実感いたしました。
2つ目は、國學院大學の上野誠教授による「古典に学ぶ――九州からの発信――」という演題の講話を行いました。上野先生のユーモラスな語り口調に楽しませてもらいながら、「古典を読むことをとおして、生き方を学ぶことにつながる」というとても大事な視点に気付かされました。
次年度は、大分県での開催となります。今後も九州地方のネットワークを活用しながら、互いに教育施策の充実につながる参考の場としていきたいです。