掲載開始日:2021年4月28日更新日:2022年4月30日
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全国安全週間は、昭和3年に初めて実施されて以来、「人命尊重」という基本理念の下、「産業界での自主的な労働災害防止活動を推進し、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ること」を目的に、一度も中断することなく続けられ、今年で95回目を迎えます。
この間、事業場では、労使が協調して労働災害防止対策が展開されてきました。この努力により、労働災害は長期的には減少してきましたが、近年、就業人口の高齢化による高年齢労働者の労働災害や、転倒や腰痛といった、労働者の作業行動に起因する労働災害が顕著に増加していることから、労働災害全体の件数が再び増加に転じている状況です。さらに、死亡災害も令和3年には増加に転じるなど予断を許さない状況にあります。
このような状況において労働災害を減少させるためには、事業者・労働者双方が労働災害防止のための基本ルールを徹底し、また、それらを遵守・実行するための時間的・人員的に余裕を持った業務体制を構築することが重要です。
そのため、令和4年度の全国安全週間は、以下のスローガンの下で取り組むこととされています。
「安全は急がず焦らず怠らず」
7月1日~7月7日(準備期間6月1日~6月30日)
令和4年度の全国安全週間は7月1日から7月7日までの期間となっており、6月1日から6月30日までを準備期間としています。
全国安全週間を契機として、県内すべての職場で、労働災害防止の重要性について認識をさらに深め、安全活動を着実に実行しましょう。
商工観光労働部雇用労働政策課
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