掲載開始日:2018年7月15日更新日:2022年9月29日
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外来植物の「メリケントキンソウ」は、果実(種子)に硬いトゲを持ち、公園の芝生や花壇等において子供などの肌に刺さって怪我をさせる恐れが指摘されています。
この「メリケントキンソウ」が、県内でも確認されておりますので、ご注意ください。
小さな草で、明るい緑色をしている。枝を出すが、競争相手がいないと横に広がり(5~10センチ程度)、混み合う場所では高くなります。
枝に花をつけるのが大きな特徴。果実には2ミリくらいの硬いトゲがあり、熟すとバラバラになりやすく、靴の裏などに刺さり、分布を拡大していきます。
「メリケントキンソウ」の写真等は、以下のPDFファイルを参照してください。
「メリケントキンソウ」は、公園、路傍、空き地、芝生などの明るい場所に生育します。
そして、5月から6月の時期に、トゲを持つ、硬い果実(種子)を結実します。
初夏のすがすがしい気候の中、芝生に座って手をついたり、また、子供たちが裸足で芝生を駆け回ったりした時、硬いトゲが刺さって、思わぬ怪我をする恐れが指摘されています。
まだ開花する前で、数が少なければ、手で取るか、草かきなどを使って駆除してください。
(時期や場所によっては刈り払い機を使うこともできます。)
除草剤を使える場所では、除草剤でも駆除できます。ただし、芝生内に「メリケントキンソウ」が生育しているようなところでは、芝生を枯らさない、選択性のある除草剤を使うようにしてください。(園芸店等に相談してください。)
なるべく、結実しトゲが硬くなる前(4月末頃)に駆除してください。
また、果実は熟すとバラバラになり、トゲ(種子)が靴の裏などに刺さり分布を拡大していきますので、移動の前に靴底などを確認してください。
「メリケントキンソウ」によく似た種で、「シマトキンソウ」があります。
左写真…類似種の「シマトキンソウ(左)」と「メリケントキンソウ(右)」
「シマトキンソウ」も果実(種子)にトゲがありますが、「メリケントキンソウ」のように刺さって痛みを感じるようなことはありません。
「メリケントキンソウ」と「シマトキンソウ」の見分け方については、以下のPDFファイルを参照してください。
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環境森林部自然環境課野生生物担当
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