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掲載開始日:2021年12月1日更新日:2024年4月10日

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特定外来生物の「ハイイロゴケグモ」にご注意ください!

外来生物法に基づく特定外来生物「ハイイロゴケグモ」について、新たに川南町で発見されました。

県民の皆様には、下記内容に御留意いただきまして、ハイイロゴケグモの生息域の拡大防止のための駆除等に御協力をよろしくお願いいたします。

1.県内で生息が確認されている箇所

県内で生息が確認されている場所

宮崎港周辺、石崎工業団地、佐土原東工業団地、新名爪、県総合運動公園、霧島5丁目、神宮西1丁目、阿波岐原町、大淀4丁目、宮崎駅東、原町、宮崎空港、花山手東、下原町、桜町、吉村町、西池町、恒久、祇園、錦本町、池内町、昭和町、学園木花台、新別府町、芳土、田吉

細島港周辺

油津港周辺

高鍋町役場

新富町

上冨田、新田

門川町

船越、加草

延岡市 櫛津
西都市
国富町

本庄

川南町

(新たに確認された箇所)

川南

2.ハイイロゴケグモの特徴

  • ゴケグモ属の外来種で、熱帯、亜熱帯に分布しています。
  • 体長は、雄が約4から5ミリメートル、雌が0.7から1センチメートル(足を除いた部分の長さ)です。
  • 体の色は、全体的に茶褐色で、背中に3対の黒い斑点があります。また、腹部に砂時計状の赤い模様があり、足は細長く黒と茶が交互に連なっています。
  • 巣の形は、一般的な蜘蛛の巣とは異なり、不定形で、綿ぼこりのようにも見えます。
  • 卵のう(卵がたくさん入っている袋状のもの)は、白くて丸い形をしており、表面に凹凸があります。
  • 黒化型のハイイロゴケグモも確認されています。体の色は、全体的に黒色ですが、背中に3対の斑点があり、腹部のみに砂時計状の赤い模様があります。

ハイイロゴケグモの写真(腹面・背面)・毒を持っているのは雌だけです。

成虫(メス)

巣卵のうの写真1

巣卵のうの写真2

巣卵のう

黒化型(背部、腹部)の写真

3.県民の皆様へお願いしたいこと

  • 攻撃的ではありませんが神経毒をもっているので、直接手で触れないでください。
  • 咬まれた場合は、局所の疼痛あるいは激痛を感じ、咬まれた部位が腫れて、発汗・発熱などの症状が現れることもありますので、皮膚科等専門の医療機関に御相談ください。
  • 成虫は市販の殺虫剤等で容易に駆除できます。卵のうは踏みつぶしてください。駆除後は一般ゴミとして焼却が可能です。

4.発見した場合の対応

  • 発見した場合は、駆除を行なった上で、西臼杵支庁または最寄りの各農林振興局の林務課に御連絡ください。
機関名 所在地 電話番号
自然環境課野生生物担当 宮崎市橘通東2-10-1 0985-26-7291
中部農林振興局林務課 宮崎市橘通東1-9-10 0985-26-7283
南那珂農林振興局林務課 日南市戸高1-12-1 0987-23-4317
北諸県農林振興局林務課 都城市北原町24-21 0986-23-4523
西諸県農林振興局林務課 小林市細野367-2 0984-23-4725
児湯農林振興局林務課 高鍋町大字北高鍋2870-1 0983-22-1350
東臼杵農林振興局林務課 延岡市愛宕町2-15 0982-32-6157
西臼杵支庁林務課 高千穂町大字三田井22 0982-72-3178

5.その他参考

環境省ホームページ

「ハイイロゴケグモにご注意ください!」チラシ

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お問い合わせ

環境森林部自然環境課野生生物担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-38-8489

メールアドレス:shizen@pref.miyazaki.lg.jp