掲載開始日:2021年10月11日更新日:2023年10月18日

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【延岡保健所】感染症情報

風しんの抗体検査・予防接種(追加的対策)について

2018年からの風しんの流行を受け、厚生労働省は、公的に風しんワクチンの予防接種を受ける機会のなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性について、風しん抗体の保有率が他の世代に比べて低くなっているため、2022年3月末までに限り「風しんの追加的対策」を行うこととしました。

風しんの追加的対策」では、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性に、お住まいの市町村から、原則無料で風しん抗体検査と予防接種を受けていただけるクーポン券が届きます。

自分自身と、これから生まれてくる世代の子どもを守るために、クーポン券を使って風しん抗体検査と予防接種を受けましょう!

RSウイルス感染症に関する注意喚起について

RSウイルス感染症について、宮崎県内では定点あたりの報告数が急増しています。
なお、県内の発生状況については別添のとおり(宮崎県感染症週報第37週より抜粋)です。
RSウイルス感染症は乳児期、特に乳児早期(生後数週間~数ヶ月)に初感染した場合は、細気管支炎、肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがありますので、感染を避けるための注意が必要です。引き続き、手洗いの励行等の感染予防にご留意くださるようお願いします。

手足口病に関する注意喚起について

手足口病については、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号)に基づく小児科定点からの患者の届出数が、過去20年間において最も多い状況となっています。なお、県内の発生状況については別添のとおり(宮崎県感染症週報第29週より抜粋)ですが、全国では依然として流行が続いている状況ですので、引き続き、手洗いの励行等の感染予防にご留意くださるようお願いします。

夏休みに海外へ渡航されるみなさまへ

外国では、日本にはない病気が発生しています。また、日本にいる時よりも感染する可能性が大きい病気があります。海外で注意すべき感染症及びその予防対策について改めてご確認いただきますようお願いします。

結核について

結核の症状は、長引く咳や痰、微熱など風邪の症状に似ています。結核を予防・早期発見するために、BCG接種を生後1歳に達するまでの期間に完了する、毎年1回は定期の健康診断(胸部レントゲン撮影)を受診する、2週間以上咳や痰が続いたり、血の混じった痰や胸痛などの症状が現れた場合は医療機関を受診しましょう。

結核の定期健康診断について

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」によって定期健康診断を義務付けられている事業者等は、年に1回、健康診断を実施するとともに、管轄の保健所へ実施状況を報告することが定められています。(感染症法第53条の2)健康診断実施後、届出様式により保健所への提出をお願いします。

実施義務者・対象者・実施時期
実施義務者 対象者 実施時期
学校(注意1)長 業務に従事する者 毎年度
学校(注意1)長 大学、高等学校、高等専門学校、専修学校又は各種学校の学生、生徒(修業年限が1年未満のものを除く。) 入学した年度
病院・診療所・助産所管理者 業務に従事する者 毎年度
介護老人保健施設長 業務に従事する者 毎年度
社会福祉施設(注意2)長 業務に従事する者 毎年度
社会福祉施設(注意2)長 65歳以上の入所者 65歳に達する日の属する年度以降、毎年度
刑事施設長 20歳以上の被収容者 20歳に達する日の属する年度以降、毎年度
  • 注意1学校教育法に定める学校のほか、専修学校及び各種学校を含み、幼稚園を除く。
  • 注意2社会福祉法第2条第2項第1号及び第3号から第6号までに規定する施設
    • 第1号:生活保護法に規定する救護施設、更生施設その他生計困難者を無料又は低額な料金で入所させて生活の扶助を行うことを目的とする施設
    • 第3号:老人福祉法に基づく養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム
    • 第4号:障がい者総合支援法に基づく障がい者支援施設
    • 第5号:削除
    • 第6号:売春防止法に基づく婦人保護施設

報告様式

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に注意しましょう(平成30年6月日)

症状

  • 発熱
  • 消化器症状(食欲不振、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)

<注意>

  • 4月から9月にかけて多く発症しています
  • 60歳代から80歳代で多く報告されています

感染予防

  • 草むらや藪に入る際には、肌の露出を少なくしましょう。
  • 帰宅後には、衣服を家の外で叩いて、マダニを家の中に持ち込まないようにしましょう。
  • 入浴やシャワーを浴びて吸着前に除去しましょう。

ヘルパンギーナに注意しましょう(平成29年8月8日)

症状

  • 38度以上の突然の発熱
  • のどの痛み
  • 口の中に小さな水疱

<注意>

  • 脱水症状にも注意しましょう

感染予防

  • こまめな手洗い・うがいおむつ交換やトイレ後の石けんによる手洗いを励行しましょう。
  • 咳エチケットを守りましょう

手足口病に注意しましょう(平成29年7月13日)

症状

  • 水疱状の発疹
    • 手のひら
    • 足の裏
    • 口の中
    • 全身など

注意>

  • 口の中の水疱は、痛みがあり食欲がなくなることがあります。
  • 脱水を起こさないよう水分摂取をしましょう。

予防対策

  • 石けんで手洗いの徹底
  • 排泄物の適切な処理

注意>

  • おむつ交換等では手袋、マスクを着用しましょう。
  • 症状消失後も約1ヶ月は便中にウイルスが排泄されます。

関連リンク

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お問い合わせ

宮崎県延岡保健所健康づくり課疾病対策担当
電話番号:0982-33-5373
ファクス番号:0982-33-5375