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掲載開始日:2016年10月17日更新日:2016年10月17日

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平成28年度第5回知事とのふれあいフォーラム

第5回知事とのふれあいフォーラム

内容

開催日時等

開催日

  • 平成28年10月17日(月曜)午前10時30分から正午

場所

  • えびの市国際交流センター大研修室

参加者

  • えびの市の皆さん23名
  • 知事

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

  • 本日は大変御多用のところ、多くの皆さまに御参加いただき、感謝を申し上げる。
  • えびの市においては、えびの米が食味ランキングで特Aをとったり、霧島錦江湾が国立公園満喫プロジェクトに選ばれたりと、本当にいい風がいろいろ吹いているのではないかと思う。
  • その中でも、多々課題はあろうかと思うが、そこのところをぜひ皆さんから聞かせていただき、実りある時間としたい。

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フォーラムの様子

知事

全体

集合

県政や地域の課題等について活発な意見交換が行われました。

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主な意見等

  • 県道えびの高原小田線について
    えびの高原からえびの市街地につながる道路について、道路拡張をお願いしたい。
    また、ゆっくり走る車も多く、逆に事故につながる可能性もあるので、安全のため、追い越し車線をつくっていただきたい。
  • 農家民泊について
    北きりしま田舎物語推進協議会として、農家民泊の活動をしている。修学旅行に関して、東日本大震災があった時、多くの修学旅行生が九州に来たが、宮崎県は0件であった。県のPRが足りない。旅行会社が宮崎県を修学旅行の地として意識していないのではないか。
    修学旅行の受け入れが地域経済に及ぼす効果は大きく、多くの農家に農家民泊に参加してもらいたいが、簡易宿泊所の許可を受ける際に、農家民泊には規制があるので、それを緩和してほしい。
    また、受け入れのためには水回りの補修も欠かせないので、それにかかる費用に対しての支援をしていただきたい。
    西の玄関口のえびのから、宮崎のほうに大きな流れを作っていきたいと考えているが、グリーンツーリズムを含めた修学旅行や、都会との交流人口を増やしてどのように宮崎県を活性化させていくのか、知事の考えを聞きたい。
  • 県道の飯野停車場線及び介護保険について
    県道飯野停車場線の街路樹が老木化していて、機能を果たしていない。歩道も舗装ががたがたしており、子どもも歩くのが大変そうであるので、路面をフラットにしていただきたい。
    介護保険の一部が、介護する側に少しでも回るようなシステムはできないか。
  • 都農ワインへの民間会社参入及び農地中間管理事業に伴う鳥獣被害対策について
    東京に本社のあるAPカンパニーが、都農ワインの筆頭株主となり、経営に参画することを知り、個人的に寂しい気がした。20年間力を入れて、やっとブランド力がついたところだったので、もっと自助努力で販売まで力をいれられなかったのか。第三セクターで始めたこともあり、税金も投入されているはずだが、県庁で会見があったのをみると、県も賛成したのかという疑問を持った。
    農地中間管理機構から農地の委託を受けているが、山間地であり鳥獣被害の対応に大変苦慮している。電柵などの対策を、中間管理機構から受託している農家を優先的にできないか。
  • えびの米の振興及び家族経営農業について
    えびの米がブランド認定を受けたことで、マスコミを通じて宣伝できたことは非常に大きな力になったし、その効果の大きさに驚いている。ただ、今年はブランド対象となる一等米が2割程度しかないことが危惧される。今後も普及センターを中心として、市やJAによる指導をお願いしたい。
    国の農業施策が認定農家を中心としたものになっている。ただ、中山間地域においては、機械化できず、規模拡大は難しい。その中で、家族経営の農業によって、中山間地域の農地や、水源などを守っていることを十分認識していただき、安心して農業が続けられるような体制を考えていただきたい。
  • 消防活動について
    消防車はマニュアル車が多く、特に、ポンプ車はほとんどマニュアル車のため、オートマチック車限定の免許を持つ若い団員が運転できない。免許を取らせるにも費用が必要であり、対応策は何かないか。
    県消防学校入校時、仕事を休まなくてはならないため、給料がもらえず、市からの報酬も少ない。県からの報酬は受けられないか。
    消防団詰所が老朽化しているので、消防団の活動拠点となり、活動の機能の充実を図り、市民のニーズに対応できる機能が維持できるための整備をお願いしたい。
  • 畜産クラスター事業、畑かん事業の推進及び鳥獣害対策について
    畜産クラスター事業について、大きい金額のものが優先して実施されているようなので、若い農家などの小さい規模の要望にも、配分を回してもらいたい。
    畑かん事業について、地域において本同意の取得に取り組んでいるので、早く本工事にいけるように御協力をお願いしたい。
    農地中間管理機構で農地集積を進めているが、一方で、国の鳥獣被害対策に必要な3名以上の要件にひっかかってしまうなど、矛盾している。要件を柔軟に対応していただきたい。
  • 観光振興及び商業者への支援体制について
    えびの高原がジオパークとして国際的にも評価されているが、それをうまくPRできていない。マリンスポーツだけでなく、海もあって山もあるという一体的なPRをしてもらいたい。
    農業関係者には補助金や助成金などの話がよくあるが、商業者として何か支援策を探そうとしてもなかなか見つからない。また、農地法も新しいチャレンジをするのに足かせになったりするので、農業だけでなく、もう少し他の分野においても支援をいただきたい。
  • 「ふっこう割」及び観光地再生について
    熊本地震による観光客減少の対策として「ふっこう割」のシステムはありがたかったが、県のシステムだと、チケットによる支払いのため現金が入るのが遅くなる。小さな企業にはそれは厳しいので、そのような現場の意見も踏まえた上で、施策を考えていただきたい。
    えびの市も人口減少が進んでおり、まずは、観光で人を呼んで、移住につなげるべき。ポテンシャルのある小さな観光地を、磨き上げて人を呼べるような場所へどんどん作りあげてもらいたい。
  • 減反政策及びバイオマス発電について
    平成30年から減反政策が廃止されるが、価格の安定や、政策に合わせた投資も必要になってくるので、今ある経営安定対策が継続される、また財源が担保されることが必要だと考える。
    バイオマス発電は未利用の資源を利用するということであったが、今は木材を利用しており、そのため、おがくずの値段が上がってきている。今後、バイオマス発電の開発については、現場の意見も踏まえて検討いただきたい。
  • 観光振興について
    えびの市民が、自信をもってお薦めできる観光地をもっと底上げしたい。そのために、体験施設を増やして滞在時間を延ばすとか、屋形船を復活させて、観光協会や飲食店なども一体となった取組が必要だと思う。まずは地元の人が利用して、地元から愛される観光地づくりが大切であるが、そのためのハード事業などにお力添えいただきたい。
  • 土地改良事業について
    土地改良区の合併に向けての補助金の内示をいただき、ありがたい。今後とも、関係機関の指導のもと、事業を進めていきたい。
  • 防災資機材の拡充について
    近々、防災訓練を実施するが、自治会における防災資機材の確保は難しいので、県として、防災資機材の拡充に取り組んでいただきたい。
  • 道路の美化について
    予算的な問題もあるだろうが、草刈りなど道路の美化にもう少し取り組んでいただきたい。
  • 道路の白線や街灯について
    道路白線が消えている部分が多くあるので、対応していただきたい。
    街灯が少ないので、もう少し街灯を増やしていただきたい。

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知事総括

  • 農業や観光を中心に幅広く意見をいただいた。
  • 地域の皆さんのいろいろなアイディアや、方向性、これからえびのの活性化につながっていくような取組を、行政としてサポートしていきたい。

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お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-27-3003

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