平成28年度第7回知事とのふれあいフォーラム
第7回知事とのふれあいフォーラム
内容
開催日時等
開催日
平成28年12月13日(火曜)午後5時から午後6時30分
場所
宮崎大学大会議室
参加者
ふれあいフォーラムの内容
知事挨拶
- 様々な形で県民の皆さんの意見を聞き、県政に生かしていくことを目的にこのフォーラムを実施しているが、外国出身の方と意見交換するのは今回が初めてであり、大変楽しみである。
- 宮崎県は、外国人留学生や外国出身で宮崎で働いている人、また、観光で来られる外国人の方がそこまで多くないので、もっと増やしていきたい。
- 「おもてなしプロジェクト」としていろいろな取組を進めているが、まだ私たちが気づかない部分があるのではないかと思う。ぜひ、皆さんとの意見交換の中で、ヒントをいただきたい。
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フォーラムの様子



「留学生から見た宮崎と2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて宮崎ができること」をテーマとして、活発な意見交換が行われました。
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- 留学生からみた宮崎の良い点と改善点について
- 宮崎市以外で多言語表示が少ないので増やしてほしい。Wi-Fiを使えることろがもっと多くなると助かる。
- 宮崎はとても平和なところだと思う。イスラム教の外国人としては、ハラール料理のお店やお祈りの場所を増やしてもらいたい。
- インターネットでの宮崎の情報が少ないので、増やしてほしい。
- 宮崎の自然と文化が、日本の中で一番ピュアだと考えている。自然も美しいので、都会から離れたい人にPRするといいと思う。
- 例えば東京から宮崎までの往復飛行機プラス宮崎県内を回るようなパッケージツアーがあれば、外国人に対してよりPRできると思う。
- 宮崎に来て、宮崎の自然の美しさに驚いた。ネットで調べてみると、写真などの情報が少なかった。例えば、宮崎の美しい自然の写真などが、日本国内の空港にあれば、宮崎のPRにつながるのではないだろうか。
特にオリンピックの時に、宮崎へのパッケージツアーや宮崎便のフライトを増やすなどしたら、外国人にとってはとても助かると思う。
- 飛行機以外でもホテルとか交通手段とか全部含め、1日で宮崎を満喫できるようなパッケージツアーがあると、外国人にアピールしやすいと思う。
- 宮崎県の人は優しく、丁寧だ。人も少なくて、のんびりした生活ができる。
不便なところは、バス停留所に行き先と時間だけしか提示されておらず、路線がよくわからない。
- 中国人はVISAやJTBのカードを使わない。銀聯カードが使えるところが増えると良い。
- 宮崎の良い点は、人が優しくて、自然に恵まれているところ。
改善点としては、交通機関である。電車が1時間に1本しかないので、乗り遅れると1時間待たないといけない。
また、ICカードは、宮崎駅で使用できるが木花駅や青島駅などで使用できないため、切符を買わないといけない。
バスの時間が朝早い時間にないので、バイトに行くのにも困る。大型バスでなくていいので、小型バスでも運行してもらえると助かる。
交通が改善されると、外国人にとってはありがたい。
- 駅の案内や説明が不足している。
- 交通がもっと便利になってほしい。外国人にとっては、ちょっと不便である。
バス代が高い。週末はワンコインパスが使えるが、平日は使えない。観光客向けの乗り放題のパッケージがあると助かる。
- 宮崎の良い点は、人がみんな優しいところである。そして、本当に田舎なところが良い。
- 宮崎の情報について
- 自分で調べようとした時に、宮崎の情報があまりなかったのだが、大学の先生に聞いたところ、宮崎を紹介された。その際に、再度グーグルなどで宮崎を調べたら、やっぱり情報が少なかった。
- 外国人は、「宮崎県庁」がどんなものなのかも知らないので、多言語のホームページを整えていたとしても「宮崎県庁」を検索することができない。
日本の都市である東京、京都、大阪で、宮崎県についてのビデオやパンフレットなどを使ってPRができれば、外国人へのアピールにつながると思う。
- 半年間の留学ということで宮崎に来たが、留学前に宮崎のことは何も知らなかった。留学を決めた後で、中国のインターネットで調べてみても、宮崎のことはあまり出てこなかった。
- 日本に来る前、宮崎県のことは全然知らなかったが、先生の紹介で宮崎のことを初めて知った。グーグルなどのインターネットで調べてもなかなか情報が出てこないので、日本人の友人に聞いたところ、「いいところ」と教えてくれたこと、そして、自然豊かなところがインドネシアとあまり変わらないので、宮崎を選んだ。
- SNSを使った情報発信をするといいと思う。SNSで宮崎のアピールをしたら、宮崎について情報も増えるし、多くの人にも知ってもらえると思う。日本語と英語で情報発信すると良い。
- 宮崎に来る前は全然知らなかったが、宮崎の伝統文化はまだ生きており、宮崎に来て伝統文化が豊かだと感じた。宮崎の文化のことも外国人に情報提供できたら、外国人は宮崎のことをもっと好きになると考える。
- 日本に来る前、宮崎のことはあまり知らなかったが、先生に相談したところ、宮崎大学を推薦されて、宮崎に来た。宮崎の情報は、少ないながらNHKでとった。もっと情報があるとありがたい。
台湾では、宮崎に関するテレビ番組があるそうだ。宮崎に来る前には全然見たことがなく、友達から教えてもらって知った。
SNSで、宮崎の情報をたくさん発信してもらいたい。
- 宮崎に来る前には、宮崎の情報をあまり持っていなかった。
台湾では日本への旅行が流行しているが、ほとんどの台湾人は東京、大阪、京都、そして九州であれば福岡までは行く。
宮崎に来てみて、本当に宮崎は自然環境や人がすばらしいところだと思っている。
- 留学する前に少し宮崎のことを調べたが、少ない。日本人の友達に聞くと、宮崎は暑いところで、マンゴーが美味しいと教えてくれた。台湾の雰囲気と同じだと感じた。宮崎のことを知らなかった分、驚いた。
- ハラール食が食べられるお店の正式な情報が少なく、外食ができない。また、お店で買うこともできないので、インターネットで東京から買っている。
ハラールに対する情報発信など取り組むと良いと考える。
- 宮崎は美味しい食べ物がたくさんあるのに、外国人が知るチャンスがない。外国人が利用する公共交通機関の駅などで紹介してもらいたい。
- 交通機関の乗り換えの情報がないので、バス路線を番号表示するなど、案内方法を考えてみると良い。
- 多くの外国人の方を受け入れるための工夫について
- 外国人にとっては、伝統的な日本料理が食べられる空間、日本らしいスペースがあると良い。
- 五ヶ瀬町に大学のプログラムでホームステイにいった。外国人にとって、言葉はわからなくても、ホームステイは喜ぶと思う。
- 外国人がこれからたくさん来ると思うので、日本人も「オープンマインド」を持ってほしい。
- イスラム教徒にとっては、お祈りは大変重要なので、駅やショッピングモールなどにお祈りの場所を設けてもらいたい。
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知事総括
- 宮崎の人が優しく、のんびりしていること、そして自然が美しいことなどを皆さんから評価いただいた。
一方、外国人向けの情報提供やSNSの活用、交通の問題、ムスリムの皆さんの環境整備など、たくさんのヒントをいただいたので、これからいろんな改善に努めていきたい。
- これからも、このような意見交換などで、留学生の皆さんから意見を聞く機会を設けたいので、いろんな提案をしていただきたい。
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