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掲載開始日:2018年8月10日更新日:2018年8月10日

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平成30年度知事とのふれあいフォーラム分野版(第1回)

内容

開催日時等

開催日

平成30年8月10日(金曜日)午後3時から午後4時30分

場所

庁講堂

参加者

外の大学に通う本県出身の大学2・3年生の皆さん10名

ふれあいフォーラムの内容

 知事挨拶

  • 県外にいる皆さんには帰省中貴重な時間をいただいたことを感謝する。
  • 人口減少、担い手不足は全国でも問題になっており、宮崎も高校卒業生の7割が県外の大学に進学しているので、その後の就職ではもっと多くの若者を呼び寄せたいと思っている。皆さまにはUIJターンを含め、宮崎での就職についてアイデアや考えを伺いたい。
  • 県外に住んでいる方とのふれあいフォーラムは初めてであり、外からの視点でいろんな御意見をいただきたい。

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 フォーラムの様子

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「県外の大学生に聞く!Uターン就職~ふるさとに人材を呼ぶために~」をテーマに、活発な意見交換が行われました。

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主な意見等

1.職場選びのポイントについて

  • 宮崎では地元の友人もいるので、働いて稼いで、一緒に遊べることが働きがいになると感じている。また、県外には華やかで宮崎にないものもあるが、人の温かさが住みやすさだと県外に出てすごく感じたので、宮崎に帰ってきたいと思っている。
  • 大学で学芸員の資格取得を目指している。宮崎には歴史的に貴重な資料や博物館、資料館もあるのに、うまく活用できてないことをもったいなく感じているので、将来は宮崎で公務員となり学芸員として働きたい。
    また、一人っ子なので、親戚からも宮崎に帰ってくるように言われている。
  • 一つ目は人間関係。今のアルバイト先は時給も高くはないが、一緒に働いているスタッフとの関係が良く、働くことが楽しいと感じている。
    二つ目は休みを取得できること。せっかく稼いでもお金を使う場所や時間がなければ、働きがいを感じることができないと思っている。
  • 大学で学んでいることを活かしたいと考えており、活かそうとすれば企業への就職となるが、福利厚生や安定も重視したいとも思っているので、公務員も検討している。公務員になるのであれば宮崎に帰りたい。
  • 給料が高い方が良いので、県外に魅力を感じているが、親族から帰ってくるように説得されている。
  • 仕事の過程がきつくても、達成感があれば自分は頑張ることができると思うので、やりがいを持って仕事ができることを重視したい。
    また、熊本地震を経験し、近くに家族がいることのありがたさを感じたので、宮崎に帰りたいと思っている。
  • 自分の興味がある業界で働きたいと思っているので、インターンシップを利用している。
    産休や育休の取りやすさなど福利厚生も重視したい。
  • 都会は交通の便がよく時間を気にせずに帰ることができるなど良い面はあるが、宮崎の人の温かさが一番大事だと宮崎を出てから分かった。
  • 十分な給料とワーク・ライフ・バランスを重視したときに、都会の方が選択肢が多いので目が向いてしまう。
  • 働きやすさを重視したい。母親や祖母が近くにいれば、将来、家庭を持ったり、子どもを産んだりしたときに頼ることができ、仕事に精を出すことができると思う。
  • 関東ではランドセルを背負った子どもが満員電車に乗ってくるが、その風景を見ていると自分の子どもは、自然豊かで、地域の人の温かい目があるところで子どもを育てたいという思いもあるので、一つの選択肢として宮崎県での就職も考えている。

2.就職場所として宮崎が選ばれるために・就職情報の収集について

  • 多くの学生が利用する就職情報サイトのアプリがあるが、企業のインターンシップ情報には関東に進出している大きな企業ばかりで、地方にある企業の情報は出てこない。
  • 大学生協の公務員講座を受講しているので、公務員のインターンシップ情報などもメールで送られてくるが、近県ばかりで宮崎県の情報が来ない。宮崎県の情報もほしい。
    宮崎はプロ野球球団とのコラボで食べ物や自然ばかりを宣伝している。多くの大学生が試合を観に来ているので、県内企業のPRもあると良い。
  • 就職情報サイトで、宮崎でのインターンシップ情報を検索したが、宮崎の企業は出てこなかった。その後、「みやざきインターンシップNAVI」というサイトがあることを知ったが、宮崎出身の友人は知らなかったので、高校時代に知らせておくといいと思う。
    また、宮崎県のLINEアカウントを作成し、県の施策などを通知すれば情報を得やすい。
  • 給料面や交通の便などで、地方に帰ることにマイナスイメージがあるので、それを払拭できるようなアピールができれば、就職先選びの視野が広がると思う。
  • 宮崎県には企業と連携した奨学金返還支援制度があるが、知らない人が多いのでもっと周知するべきである。
  • 宮崎市での成人式時に「20do」というアプリを多くの新成人がダウンロードしたが、そのアプリで、奨学金返還支援制度などの情報を発信することができれば、多くの人に周知することができると思う。
  • 自分が通っていた高校は、国立大学に進学することを重視していたので、国立大学となると県外へ出ることが多くなっていた。
    進路について一番考える高校時代に、県内の大学に進学すること、県内で就職することのメリットを、情報として与えておくべきである。
  • 宮崎県内の職種や企業について知らないまま県外に行き、いった先の地を好きになり、そこで就職してしまうと思うので、高校時代に宮崎についての情報を与えることが大事だと思う。
    また、自分の大学は宮崎県と協定締結しているので、就職センターで宮崎の企業情報が入ってくるが、他大学の学生は情報が入ってこないと思うので、もっと知らせることが大事だと思う。
  • 宮崎大学は学部が限られ、選択肢がないため県外の大学に行く人も多いと思うので、改善できれば良い。
  • 「県内に戻ってきてほしい」と言ってくる親の存在も大きい。

3.その他

  • 電車内に地方への移住をPRするようなポスターを貼っている県があるが、面白いと感じている。宮崎県も自虐ネタや家賃の安さ、御飯のおいしさなどをPRするポスターを作成し、電車内や駅構内に貼れば、情報が人の目に触れる機会は増えると思う。
  • 宮崎は食や焼酎が有名なので、それを活かして宮崎の良さを周りに伝えていけば、知名度も上がると思う。
  • キャンプなどで観光客として宮崎を訪れた友人はみんな「宮崎はすごくいいところだった」と言う。宮崎に興味を持ってくれた県外の人たちを惹き付けるものがあれば良い。

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知事総括

  • 皆さんのいろんな視点からの意見を伺って、県がもっとやるべきことや課題が浮き彫りになったと感じている。また、いろんな機会を通じて、皆さんの気づいた点について御意見いただきたい。
  • 皆さんのふるさと宮崎を盛り上げるために頑張っていきたいので、いろんな立場で応援いただきたい。
  • 今日はUターンということで意見交換を行なったが、県外に就職して県外で頑張ることで、宮崎県を応援してくれる方もたくさんいるので、皆さんがそれぞれの分野で活躍していただくことを大いに楽しみにしている。

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お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-27-3003

メールアドレス:kohosenryaku@pref.miyazaki.lg.jp