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掲載開始日:2018年8月20日更新日:2018年8月20日

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平成30年度知事とのふれあいフォーラム地域版(第5回)

内容

開催日時等

開催日

  • 平成30年8月20日(月曜日)
  • 午後3時から午後4時30分

場所

  • 木城町役場3階会議室

参加者

  • 木城町の皆さん28名
  • 知事

ふれあいフォーラムの内容

 知事挨拶

  • 本日は大変御多用のところ、御参加いただき感謝申し上げる。対話と協働を掲げ、さまざまな形で県民の皆さんとの意見交換を行なっている。
  • 木城町は直接海に面していないので南海トラフへのリスクは低いと思うが、西日本豪雨もあり、災害への備えの必要性をより一層強く感じている。
    人口減少、担い手不足など大きな課題があるが、子どもたちが安心して宮崎に帰ってきて生活することができるように県政を進めていきたい。
  • 本日は、県や町のこれからについて皆さんの意見を聞かせていただきたい。

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 フォーラムの様子

知事に質問する参加者

質問に答える知事

フォーラム参加者と知事の集合写真

県政や地域の課題等について活発な意見交換が行われました。

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 主な意見等

  • 農産物の輸送方法について
    農産物の流通経費を考慮した場合、大消費地から遠い宮崎は不利であり、農業所得も少なくなる。特に近年は運転手不足のため輸送価格の高騰が激しく、小規模事業者では対応できない。県が中心となって小規模事業者の産品を集積して大消費地に輸送する方法や、JR貨物で運ぶ方法を考えてほしい。
  • 観光マップの作成について
    2020年の東京オリンピック・パラリンピックや国民文化祭に向けて観光に力を入れており、26市町村統一の観光マップを作成できないかと思う。カテゴリー別に、大手旅行会社の意見も聴きながら、旅行客の意向を取り込み作成できるとよい。予算は各観光協会からも負担してもらえばよい。
  • 南海トラフ地震への対策について
    南海トラフ地震について、しっかり対策を行なってほしい。
  • 小径木の需用拡大について
    おが屑は畜産農家への需用はある。しかし、小径木を用いて生産しようとしても、小径木を用いた製品の需要がないためとても難しい。ウッドブロック(木製の打楽器)の普及など、小径木の需用拡大を考えてほしい。
  • 県道の見通しについて
    石河内の川沿いの県道で、立木のため見通しがきかない場所があり、事故発生の危険性があるので改善してほしい。
  • 畜産農家へのおが屑の供給不足について
    木質バイオマス発電用燃料への需用拡大の弊害として、おが屑の畜産農家への供給が不足している。バイオマス発電施設は現在の数だけ必要だったのかと疑問に思う。
  • 畜産業の担い手確保について
    畜産業だけでなく、どの業種でもハローワークに求人を出しても応募がない。県外の人が宮崎で畜産をしたいという話も聞くので、県が窓口となって募集してもらえるとありがたい。
  • 空き地などの有効活用について
    町内には衣料品や日用品を売っている店が少ない。空き地など人が住んでいない場所を有効活用できないか。
  • キャンプを活かしたプロスポーツ選手との交流について
    プロ野球などのキャンプを利用して、小・中学生が選手と交流したり、生で練習や試合を見たりする機会を増やしてほしい。刺激を与えることで、競技力の向上にもつながるのではないか。
  • 畜産農家の規模拡大について
    町内には規模拡大を図りたい若手畜産農家が多いが、病気に感染していない家畜を購入するとなると、どこからでも買うことができず、規模拡大がなかなか進まない現状がある。疾病フリーを進めることとのバランスの取り方が難しい。
  • UIJターンに向けた取組について
    例えば1~2年は家賃を負担するなど自治体で工夫をして、今のうちに若い人を呼び寄せたら宮崎も活気づく。全国に比べて賃金も低いので、お金の面でも魅力があれば都会から帰ってくる人も増える。
  • 空き家の実態について
    実際には空き家があるのに、空き家情報では、ないということになっている。この原因を突きとめないといけない。
  • ジビエの解体作業場について
    ジビエについては、現在各市町村や個人で解体作業しているが、衛生管理上の問題もあり、なかなか流通に乗せられない。県として複数の市町村に1箇所など衛生管理ができる解体作業場を整備できないか。
  • 在宅医療のための人材の確保について
    自宅で最後まで過ごすためには、医療職や福祉職の方々の協力がなければならないが、児湯地域では、医師も高齢化が進み、後継者もいなく、必要な体制づくりに不安がある。また、在宅医療に興味のある医師や専門職も少ないので、人材の確保をお願いしたい。
  • 野菜摂取に係るPRについて
    県民の野菜摂取量が不足しており、紙媒体などでPRしているものの改善されない。テレビなどのメディアを活用したPRを行なってほしい。農産物の消費拡大にもつながる。
  • 看板の設置許可について
    施設周辺に手作りの案内看板を設置する場合に、土木事務所でなく地元自治体で許可がもらえると助かる。
  • 県道の歩道の整備について
    高鍋インターから木城までの県道について、木城町側の歩道の整備をお願いしたい。
  • 石河内地区のトンネル内の照明について
    石河内地区のトンネル内の照明がもっと明るくならないか。
  • 新燃岳の降灰被害に係わる支援について
    新燃岳の降灰が木城町にも影響を及ぼしており、私の営む茶の栽培では、新茶の時期など特に心配である。灰を吹き飛ばすブロアーなどの必要な道具購入に支援をいただき、安心して農作業を行いたい。

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 知事総括

  • 幅広いテーマで意見をいただき感謝申し上げる。
  • 人口減少、担い手確保については地域の持つポテンシャルをいかに活用するかが問われている。今後とも町と一緒になりながら課題に対して取り組んで行くので、いろんな形で御意見いただきたい。

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お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-27-3003

メールアドレス:kohosenryaku@pref.miyazaki.lg.jp