個人番号の紐付け総点検の結果について

全国的に個人番号の紐付けに誤りのある事案が複数発生していることを踏まえ、国から地方自治体に対し、総点検の実施の指示があり、県においては、国の通知等に基づき、総点検の対象である障害者手帳（身体、療育、精神）と個人番号との紐付け状況の点検を行なってきました。

その結果、以下のとおり、先般公表した療育手帳分（2,336件）に加え、新たに14件の紐付け誤りが判明しました。

また、総点検の対象ではない事務について、個人番号との紐付け状況の自主点検を行なっているところであり、現時点で、以下のとおり、14件の紐付け誤りが判明しました。

なお、今回の紐付け誤りによる個人が特定される情報の流出は確認されておりません。

総点検対象（障害者手帳）事務について

総点検の対象である障害者手帳に係る事務について、点検結果は以下のとおりです。（新たな紐付け誤りは14件）

（注）療育手帳分（2,336件）については、令和5年7月12日（水曜日）に公表済。

（参考）自主点検事務について

以下の事務に係る個人番号との紐付け点検状況（結果）は以下のとおりです。（紐付け誤りは現時点で14件）

事務名	紐付け誤り件数	備考
自立支援医療（精神通院医療）	9	現時点で確認されたもの。点検継続中。
生活保護	5

(1)申請受付の際、個人番号の確認が徹底されていなかったこと
- 手続を代理で行なった保護者や親族等が、申請書の個人番号記入欄に誤って、当該保護者等の個人番号を記載。（身体3、精神2、自立支援2）
- 申請書に個人番号の記載がなかったため、受付窓口（市町村）において、住基ネットで個人番号を確認した際に、誤った個人番号を転記。（身体3）
(2)県が、システムに個人番号を登録する際の入力を誤ったこと（身体1、療育2,336、精神5、自立支援7、生活保護5）