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掲載開始日:2014年5月8日更新日:2023年6月12日

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茶臼原孤児院に対する県の補助金交付に関する資料

 

茶臼原孤児院に対する県の補助金交付に関する資料

日本の社会福祉事業の先駆者石井十次は、岡山孤児院の分院として茶臼原孤児院を設立しました。しかし、それを維持する多額の費用の調達に苦慮し、県に対し補助願を提出したところ、県から全額が交付されました。

石井十次慶応元年(1865)~大正3年(1914)

十次は、宮崎県児湯郡上江村(現高鍋町)の馬場原に藩士の子として生まれました。
明治15年(1882)に、岡山県甲種医学校(岡山大学医学部の前身)へ入学。明治20年(1887)に、病気療養を兼ね医術実地研究を行うため、岡山県邑久郡上阿知村(現岡山市)へ移りました。この頃、近くの大師堂で1人の男児を引き取り、更に2児を預かり、岡山市門田屋敷の三友寺に、孤児教育会(後の岡山孤児院)を創設しました。明治22年(1889)に医学校を退学した後は、孤児救済事業に専念し、岡山孤児院は、明治39年(1906)には1,200人にも達しました。

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