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掲載開始日:2023年2月17日更新日:2023年2月17日

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令和4年度知事とのふれあいフォーラム~18歳で成年を迎えて~地域版(第4回)

内容

開催日時など

開催日時

令和5年2月8日(水曜日)午後1時30分から午後3時まで

場所

日南市議会議場

テーマ

「未来に残したいもの、かわっていくもの」

参加者

日南高校および日南振徳高校の3年生の皆さん14名

ふれあいフォーラムの内容

 知事挨拶

  • 今日はこのふれあいフォーラムに参加をいただいて感謝申し上げる。皆さんと意見交換するのを大変楽しみにして来た。
  • 今日は地域版ではあるが、皆さんが18歳で成人を迎えられたということで、地域版と分野版のハイブリッドで初めて開催するものである。
  • 高校生だけを集めてのふれあいフォーラムは、平成28年に選挙権の年齢が引き下げられたということをきっかけに行なって以来7年ぶりということになる。
  • 皆さんの成人を迎えた気持ちとか、将来の夢を聞いて、意見交換をしたいということで参った。
  • 日南市は、高速道路の開通をはじめ、さまざまなことが動いている。将来に向けて希望が持てる。
  • ぜひこの日南に対する思いだとか自分自身の将来に対する夢だとか、いろいろ語り合うことができればと思っている。
  • 皆さんは大学であったり、そして就職だったり次のステージに移られるわけである。大人の自覚を持って、ぜひ次のステージに臨んでいただきたい。
  • さまざまな皆さんの若い意見を今日は聞かせていただければと思っている。

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 フォーラムの様子

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 主な意見など

1.成人を迎えた気持ち

  • 県外に進学するが、その時の契約書などに署名したりすると、大人になったなと思った。あと、選挙に行ったりして、大人の社会の一員になったなと思った。
  • 成人は20歳という考え方が体に染み込んでいるので実感はないが、しっかり大人になれるように頑張りたいと思う。
  • 選挙権がもらえて大人の一歩を踏み出せたというか、大人になったなと感じた。
  • 4月から一人暮らしをする際に、契約書とかを自分で書くに当たってもまだ親の名前を書かないといけない部分があるので、大人になったなっていう実感はまだない。
  • 自らの足で選挙に行って、これから成人を迎えた人たちの選挙権がとても大事になってくるのだと感じた。
  • 成人を迎えた実感はまだあまりないが、先日、今後の生活に使うクレジットカードを作った。そこで、お金を実際に自分が生活していく中で管理しないといけないので、大人になったなと実感した。
  • 選挙のはがきが届いた瞬間であったり、12月に実際に宮崎県知事選挙に投票に行って、投票用紙を投票箱に実際に入れる瞬間であったりに、成人を実感した。

2.将来の夢

  • 将来は英語の教師や、海外青年協力隊などで貧しい地域の子供たちのサポートをしていきたいと考えている。
  • 大学で応用生物について学ぶので、それを生かして宮崎県の産業をより活性化できるような人材になりたい。
  • 社会人になるにあたっての心構えを持ちたい。市内に就職するが、いつまでも子どものままではいられないので、今からでもできることを少しずつやっていきたいと思う。
  • 県外の製造業に就職するが、そこでたくさん知識を身につけて、宮崎に帰ってきて自分の店を持てたらいいなと思っている。
  • 今年成人を迎えたが、ここまで来られたのは、親を含め周りの人たちの支えがあってのことだと思うので、その人達に恩返しをしていけるような大人になれたらいいなと思っている。
  • 将来はダンスを通して、多くの人に幸せを与えたいと思っている。県外に出て就職するが、宮崎が好きなので、いずれは戻ってきて自分でダンススクールを経営して、これまでの経験を生かしながら、多くの人にダンスの楽しさを伝えたい。
  • 県内で福祉の仕事に就くが、スウェーデンやノルウェー、デンマークなどといった福祉国家の福祉制度などを現地で学び、実際に日本や宮崎県などの福祉制度の充実に向けた仕事をできたらいいと思っている。

3.日南市の新成人の皆さんが考える「未来に残したいもの、かわっていくもの」

  • 県外から宮崎県に魅力を感じて就職したいという人が自分の周りに多くいるが、やはり最低賃金を上げてほしいということをよく聞く。
  • 高速道路などの道路のアクセスは宮崎県はとても素晴らしい。しかし、バスや電車といった公共交通機関はやっぱり他県と比べて、少しアクセスが悪いのかなという印象を受ける。宮崎県をもっと他県とのアクセスを良くすることで、宮崎を訪ねてくる方や、移住される方も増えてくるのではないかと思う。
  • 宮崎県でも移住の取り組みを行なっていると思うが、移住の最初の方はたくさんサポートなどがあると思うが、そのあと生活していく中でのトラブルとかを話す友達や知り合いとかがいない。移住者にとって相談相手などのそういったサポートが必要なのかなと思う。
  • 未来の日南市や、宮崎県に残したいものは、大好きな油津商店街や飫肥の町並み。
  • 海を見て育ってきたので、それをほめてもらえるのはすごくうれしい。マグロなど海の魚を使った加工業とかを母と一緒にこれからしていこうという話も進めている。だから日南海岸の魚をもっとこれから未来に残していけるようにしたいと考えている。
  • 伊比井神楽に参加したことがあるが、後継者がおらず、これから続けられていくのかという問題がある。そういう後継者問題を解消できるようなことを考えていれば教えてほしい。実際にやってみて、学生の自分でもきつかった。高齢者が多く、なおさら若い後継者が必要だと思った。
  • よく自然が綺麗だと言ってもらえることがあるから、宮崎の観光業を発達させることが、とても大切だと思っている。しかしその反面、交通のアクセスやインフラの整備の発達もとても大事だと思っている、この二つを発達させ、両立させていくことが大切である。
  • 宮崎県の強みは、特産物であるマンゴーや、日本で一番生産量が多いスイートピー。こういうことをテレビで放送したり、ビラを県外から来る観光客とかに配ったりしていけば、やっぱり日南市はいい街だなと思って移住してくる人たちもいると思う。また、海岸線を車で通るとサーフィンをしている人がいっぱいいて、いい街だなというのを感じた。
  • 宮崎県の人口がこれからもどんどん減っていく。人口減少をさせないための対策はあるのか。
  • 今の日本は少子化で、子供1人につき3000万かかるとも言われており、若い世代が子どもを産むのは環境が厳しいということもある。若い世代が子どもを産みやすい環境を整備していくことが大事だと思っている。
  • 宮崎の未来に残したいものは自然。昔、山師の仕事を手伝ったことがある。そのときその仕事は大変だなと思ったが、森林の穏やかさや風景がすごく好き。小さい頃から田んぼや、山に囲まれていて、特に近所の人との温かいコミュニケーションとかも好き。そういうところを未来の宮崎に残せればいいなと思う。
  • 父が農家をしていて、いつも生活する中で、その人たちの輪がすごく好きで過ごしやすい。近所の人とかもすごく話しやすく気さくな人が多くて、そこが私の日南の好きなところで、それを残していけたらいいなと思う。

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 知事総括

  • カメラが向けられて、また多くの皆さんが傍聴する中での緊張する状況だったと思うが、皆さんの着眼点なり問題意識なりとても素晴らしいなというのが正直な感想である。
  • しっかりと宮崎の高校生、いろんなことを考えて取り組んでもらっているなというのを実際に感じた。
  • ぜひ今の問題意識を大切にしながら、この日南の宮崎の良さというものも忘れないで、そして、必ずしもまだ気づいてない部分もたくさんあるかもしれないが、これから別の世界に進むことにより、特に県外に行かれる方は、外から眺めることによってもっともっと気づくことがあると思う。
  • 今のこの暮らしを大切にしながら、進学就職まで残り1ヶ月ちょっと大切に過ごしていただき、次の飛躍に結びつけていただきたい。
  • 成人というところがテーマでこの年代の皆さんに集まっていただいたわけだが、特に選挙権であるとか、いろんな契約、責任というような言葉が皆さんから語られたというのが印象に残ったところである。
  • 我々行政としてもいろんな学校としても、その制度の見直しに従って、皆さんをサポートしていくことが大切だなということを、我々自身も得るものがあったように思う。
  • 貴重な時間をいただき感謝申し上げる。頑張ってほしい。

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