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掲載開始日:2011年8月6日更新日:2011年8月6日

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みやざき元気プロジェクトに係る知事メッセージ

発言

  1. 宮崎県では、平成23年度から平成26年度までの4年間の県政運営の指針となる総合計画の「アクションプラン」を6月に策定しましたが、併せて、当初・6月と今回の9月補正予算案により、今年度における重点施策の取組が揃うこととなります。また、口蹄疫復興財団等のファンドを活用した口蹄疫復興対策事業の枠組みも整ったところです。
  2. 一方で、国内経済の停滞が長期化する中、最近の急激な円高により輸出産業を中心にますます厳しい経営環境になりつつあることから、国においては、その対策が検討されている状況にあり、本県においても、特に、口蹄疫等の影響により、経済活動そのものが停滞している現状にあります。
  3. このような情勢の下、「アクションプラン」の実施に当たりましては、緊急的課題に対応しつつ、将来に向けた産業づくりに取り組むことが強く求められておりますので、その第一ステップとして、経済活性化対策「みやざき元気プロジェクト」の展開を図ることとしました。
    今年度における予算規模は、9月議会に提案いたします補正予算を含め、総額約1,122億円となります。
  4. このプロジェクトは3つの柱で構成していますが、そのうち1つ目は、まず、「停滞している県内経済活動の回復」です。
    緊急的な雇用対策や金融対策等による経済・雇用の下支えを行なうとともに、県単独事業を増額するなど公共事業の積極的な実施や、さらには、口蹄疫終息一周年イベントなどと連携した県内の需要喚起や観光誘客対策など、県内の経済活動の早急な回復に努めます。
  5. 2つ目は、「将来を見据えた産業づくりのスタートアップ」です。
    「食の王国みやざきづくり」に向けた農水産業や食品加工の強化、農商工連携の推進など総合的な食料供給産業の展開を図ります。
    また、戦略的な企業立地、東九州メディカルバレー構想や新エネルギーの拠点づくりなど将来の事業化、産業化を目指した新たな展開を図るとともに、「みやざき東アジア経済交流戦略」の策定などアジアに目を向けた海外展開を推進します。
    さらに、東九州自動車道や細島港など産業を支える基盤の整備促進や、交通・物流ネットワークの高度化に向けた検討を行います。
  6. 3つ目は、「地域経済循環システムの仕組みづくり」です。
    本県農林水産物の消費拡大や県産品の購入促進など広い意味での地産地消、さらに100万泊県民運動など、県内需要を喚起するとともに、資金や価値が県内を円滑に循環する経済の仕組みづくりに取り組みます。
  7. アクションプランの実施に当たり、以上のような基本的な視点から関連する重点プログラムについて総合的に推進してまいりますが、特に、地域経済循環システムの仕組みづくりについては、市町村や経済界、県民の皆様と一緒になって取り組んでいくことで、より大きな効果を得られるものと考えています。皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

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