宮崎カーフェリーの航路拡大について

提言（令和4年6月27日）

（性別：男性、年齢：20代）

過去に運行していた宮崎カーフェリーの京浜航路（日向・宮崎-川崎）を復活してほしい。また、香港や上海港と宮崎港を結ぶ高速船を運航する航路を新規で整備してほしい。

回答

主要都市圏から遠隔地にある本県にとって、長距離フェリー航路は、農畜産物などの県産品を大消費地に安定輸送するとともに、県外からの観光の誘客に貢献するなど、「本県経済の生命線」であり、極めて重要な役割を担っております。
かつては本県と川崎市とを結ぶ航路もありましたが、平成17年6月より休止となっており、旅客・貨物需要や燃油高騰などのため採算性の面からも、現時点において再開は難しい状況にあるものと考えております。
また、香港や上海港を含む海外と本県を結ぶ国際航路が運航されますと、農畜産物などの輸出や海外からの観光の誘客など、大きな経済効果が期待されますが、一方でこちらについても旅客・貨物需要や採算性などさまざまな課題があると考えております。
県といたしましては、いただいたご提言も含め、引き続き、関係団体や船会社、物流関係者などに、幅広く意見を伺いながら、長距離フェリー航路の維持・充実に取り組んでまいりますとともに、まずは県内の3つ重要港湾（細島港、宮崎港、油津港）の整備を進め、機能を充実させてまいります。