定例県議会知事提案説明要旨（令和3年6月）(6月28日追加分)

発言

ただいま提案いたしました議案の概要についてご説明申し上げます。

今回、追加提案いたしました補正予算案は、新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種の促進を図るため、国の支援策を活用して、緊急に措置するものであります。

補正額は、一般会計

• 20億1,080万円

であります。

これに要します歳入財源は、

• 国庫支出金18億8,732万円
• 諸収入1億2,348万円

であります。

この結果、一般会計の予算規模は、

• 6,500億225万8千円

となります。

主な歳入財源である国庫支出金18億8千万円余は、国の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金を活用いたします。

以下、事業の概要であります。

今般、国において高齢者へのワクチン接種に加えて、一般接種を11月中に完了させる旨の方針が示されました。本県としましても、できる限り早期に一般接種を完了させるため、診療所や病院における個別接種に対する支援期間を11月まで延長することにより、接種回数の増加を図ります。また、市町村の取組を補完するため、一般接種における優先接種対象者に位置づけられた警察官や教職員、中小企業の方々などを対象として、県による大規模接種を実施いたします。加えて、民間企業等における職域接種を促進するための支援を行います。

引き続き、ワクチン接種を希望されるすべての県民の皆様へ、早期の接種が実現できるよう、しっかり取り組んでまいります。

よろしく御審議のほどお願いいたします。