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掲載開始日:2026年10月9日更新日:2026年10月9日

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東九州新幹線の宮崎県区間先行開業について

提言(令和8年8月31日)

将来、東九州新幹線の整備に関する方針が具体化した際、大分市以北の区間が優先的に事業化され、宮崎県部分が置き去りにされてしまうのではないかと懸念している。

整備に関する議論が具体化した際は、宮崎県部分の先行開業を検討してほしい。

回答

今回は東九州新幹線について、都城から宮崎、延岡を経由して大分までの区間を先行して整備し、その後、大分から小倉・博多方面、さらに都城から鹿児島中央方面へ整備を進めるという段階的な整備案をお示しいただきました。

また、九州新幹線における鹿児島中央駅から新八代駅までの先行開業を参考に、全線開業を待たずに宮崎から北九州・福岡方面への高速交通ネットワークを形成してはどうかとのご意見についても、拝見しました。

本県としましても、東九州新幹線は、本県経済の発展や県民の利便性向上に加え、観光、産業、交流人口の拡大、災害時の代替交通の確保など、さまざまな面で大きな効果が期待される重要な交通基盤であると認識しています。

特に、ご指摘のとおり本県が東九州新幹線の整備から取り残されることなく、広域的な高速交通ネットワークを形成することが重要であると考えています。

一方で、新幹線の整備を実現するためには、整備計画への格上げはもとより、整備効果や需要の見通し、事業費及び財源、施工上の課題、並行在来線の取扱い、関係自治体や関係機関との調整など、多くの課題について検討する必要があります。あわせて、整備区間や整備の順序、部分開業の可否、着工・開業の時期については、本県だけで決定できるものではなく、国や沿線自治体、関係機関等との慎重な検討、判断が必要となります。

今回、国が実施するケーススタディの対象として「東九州新幹線」が選定されるとともに、骨太の方針2026におきましても「『基本計画路線のケーススタディを通じた検討の深化』という文言が初めて盛り込まれるなど、東九州新幹線の整備実現に向けて着実に動き始めています。

この好機を捉え、本県では、今後も、県民向けシンポジウムの開催など東九州新幹線の必要性や整備効果について広く発信するとともに、国、沿線自治体、関係機関等と連携しながら、東九州新幹線の整備実現に向けた働きかけや、必要な調査・検討を進めてまいります。

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