掲載開始日:2026年1月7日更新日:2026年1月7日

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宮崎県知事定例記者会見(2025年12月23日)

項目

 配布資料

2025年県政トピックスについて

今年最後の定例会見となりました。今年1年も様々な面でお世話になりましたことに感謝を申し上げます。

私の方から発表は1点であります。今年を振り返っての県政トピックスについて、お手元に一覧表を用意しておりますが、モニターに様々な写真も映しながら振り返ってみたいと思います。

まず、スポーツに関するトピックス、今年はいよいよ、国スポを2年後に見据えながら様々な取組を進めてきたわけですが、例えばラグビー日本代表の合宿は、年間を通じて、断続的に開催されましたし、世界陸上を前にしたドイツ、イギリスチームの受け入れ、そして侍ジャパンの秋季キャンプもありました。

また、新しい取組としては、ツール・ド・九州です。3年目にして本県も初開催、そして、ツール・ド・九州として初めて県境をまたいだ延岡から佐伯というルートで、山下新天街のパレード走行もありました。

そして、改修を進めているテニスコートのうち屋外の12面が完成しました。それを早速使っていただいて、初めて男子の日本代表の合宿があったということもありますし、年末にはテゲバジャーロ宮崎がJ2昇格という嬉しいニュースもありました。スポーツ界、本県のアスリートが躍動しました。リコーカップに本県ゆかりの選手が5人出場したことも印象深いことでしたが、テゲバジャーロ宮崎、九州では、J2を経験していなかったのは、宮崎のチームだけだったと思いますが、ようやくこのような状況を迎えました。

国スポ・障スポに向けて施設の整備、陸上競技場やプールの整備が進みました。それぞれの写真に説明書きを付けておりますが、早速ラグビーやサッカーの公式戦が行われておりますし、高校生が合同で練習会を行うなど、いろいろな活用が進んでいます。プールでは、韓国代表チームの受け入れがありましたし、強化選手の練習などが行われて、活用が進んでいることを感じております。テニスパークでは、日本代表の合宿もありましたが、来年3月から4月にかけて、初めての国際大会もあります。それから、主要施設以外にも、ライフル射撃場が供用を開始しておりますし、来年になるとテニスパークの全面が完成予定です。さらには、延岡の体育館もメインアリーナが全面完成、自転車競技場についても供用開始ということで、着々と施設整備が進み、それに伴い、いろいろな合宿や大会の開催に結びついているということも振り返ることができようかと思います。

国スポ・障スポに向けて、気運醸成も様々な形で行っております。カウントダウンボードを設置しておりますが、本日の時点で国スポ開催まで642日ということになります。そうやって数字を挙げるとまだ先かなと思いますが、年が明けるといよいよ「来年に迫った」ということになります。そのインパクトたるやとても大きいものがあろうかと思います。さらに様々な形で、県民の間でも気運を醸成し、準備を進めてまいります。

文化面については、モニターの右下にありますように「30」がキーワードでありました。音楽祭も30回目。若山牧水賞も30回目、そして県立美術館が開館30周年ということで、音楽祭に関しては、改修しておりましたメディキット県民文化センターもリニューアルオープンし、音楽監督も新しく三浦文彰さんになったということで、新たなスタートという印象が強いものでありました。若山牧水が生誕140年という節目の年にあたって、牧水賞も30回目でありましたが、音楽祭も牧水賞もそれぞれ最大の功労者のおひとりである、徳永二男さん、伊藤一彦さんに県民栄誉賞を贈呈しました。振り返ると置県100年にあたって、文化公園を整備し、そこに音楽ホールや美術館、図書館も整備したということで、それ以降、このような文化の柱がそれぞれ立ち、そして30回という節目を迎えたということが、文化に関してのトピックスであろうかと思います。

そして、神楽のユネスコ無形文化遺産登録に向けて、本県が全国に呼びかけて取組を進めてまいりましたが、11月末に、次なる提案候補として決定いただいたということであります。既に全国40の神楽団体から成る協議会は設立されておりましたが、それを後押しする知事連合を3月に立ち上げて、5月に総決起大会も行いました。さらには「みやざきKAGURAフェスティバル」や国立能楽堂での公演、万博での披露なども行っておりました。いろいろな応援の体制を整えるとともに、発信を継続的に行い、そしていよいよ3年後の審査、登録ということが見えてきた、大変大きなポイントであったかと思います。この決定直後、私も各地の神楽に行っておりますが、関係者もこれに力を得て頑張っていこうという気運が高まっています。また、訪れるお客様も増えている状況があって、この勢いをさらに次に繋げてまいりたいというような思いであります。

交通・物流ネットワークについては、3月の都城志布志道路の全面開通が大きかったと思います。この高速化が図られたことで、物流面もありますし、市内の渋滞の緩和にもつながっており、大きな効果が目に見えて出ております。それから、先日、県内の東九州自動車道における暫定2車線区間の4車線化が、3.7キロの区間ではありましたが、初めて実現したということであります。短くとも、高速道路整備に向けての大きな一歩を踏み出すことができたのではないかと考えておりまして、現在進行系の4車線化、さらにはスマートインターチェンジの事業中というところもありますので、さらに高速道路等の整備を進めてまいります。

細島港も16号岸壁が完成して、積載重量1万2000トンの貨物船の受け入れができるようになったということで、県産木材の取扱量の増加、そういったものも期待されますし、宮崎港では、比較的水深が浅いため、これまでは大型の船を受け入れることができておりませんでしたが、少し小柄なタイプ、でもラグジュアリータイプの海外クルーズ船を初めて受け入れることが決まったということです。これも来年の寄港が楽しみであります。

国際線に関して言うと、モニターにありますように台北線、ソウル線も充実が図られました。コロナ後、都市部におけるインバウンドも含めた国際線の回復からすると遅れておりましたが、宮崎においても徐々にそういった状況になっているということであります。現在、宮崎空港の利用状況は、ほぼコロナ前に戻っているということでありますが、他の空港のことを考えると、もっともっと国際線の充実を図っていきたい。伸びしろがあろうかと思います。

そういった国際的な話題のつながりで、海外でのトップセールスも直行便が飛んでおります台湾、韓国をそれぞれ訪問して、国際定期路線の維持・充実、さらには物産関係のPRも行いました。それに加えて、今年はフランスを訪問して、ツール・ド・九州の参考にするための調査を、九州知事会、経済界一体となっての取組として行い、合わせてスポーツ関係のPRも行いました。

また、アメリカも訪問して、サンパウロに続いて、対外発信拠点であるジャパンハウスでのプロモーションなども行いました。さらに、日系スーパーとの覚書の締結ということで、本県のさらなる輸出促進に繋がる布石を打つことができたように思います。

それから、ハラール対応の工場が完成したということをうけて、まずはカタールへということでイスラム圏への輸出も始まりました。さらにこれを他の国にも広げていくべく、現在申請を行っているところでありまして、これも楽しみであります。

大阪・関西万博では、3日間ではありましたが、九州7県で連携してPRを行ったということと、南海グリルのご協力で宮崎牛販売ブースも出展して、宮崎牛ロースの丼ぶりなどがとても人気だったということを、先日社長から伺いました。さらにはメタバース空間によるPRなどを行ったということです。

イスラム圏の牛肉輸出開始というのは先ほどお話したところであります。大学と企業をマッチングして、イノベーションを創出するための「ひなたイノベーションハブ」の開設もありましたし、高千穂郷・椎葉山地域が世界農業遺産認定10周年を迎えたということもあります。人材育成も含めて、様々な取組をしておりますし、これもしっかりと将来に繋いでいきたいと考えております。2年後は祖母・傾・大崩ユネスコエコパークが登録10周年を迎えます。

それから、焼酎、カツオ一本釣り、スギ素材生産量、それぞれ引き続き日本一ということで、第一次産業やフードビジネスも含めた宮崎の底力を発揮するようなデータもございました。

防災面では、農業大学校の敷地にある災害支援物資拠点の運用が開始されたということで、外構や舗装も含めると、来年12月までに全体が完成するということですが、建物自体は既に機能しております。それから、6月には、N-netという地震計、津波計を日向灘から四国沖まで張り巡らせたものが完成したということで、東日本大震災の教訓を踏まえた様々な対応が進んだということもございます。

いよいよ県立宮崎病院全体の再整備が完了して、グランドオープンを迎えたということもありますし、口蹄疫終息から15年という節目の年でありました。引き続き警戒しつつ、豚熱などへの対応も、緊張感をもって進めています。それから、様々な民間団体等との防災関係での協定締結も進めております。

人材不足が深刻化し、外国人材の活躍が求められている中で、これまでも生活の困りごと相談の窓口はありましたが、外国人材の受け入れ・定着を支援するセンターの開設により、企業、事業者の支援体制も整いました。

モニター資料の右側は、日本一挑戦プロジェクトにも関わってまいりますが、少子化対策ということで、みやざき結婚サポートセンター開設10周年を記念したイベントなども行ったということです。保育士・保育所支援センターについては、人材確保の支援体制です。

それから、男性も女性もともに家事・育児を行っていこうということで、「とも活」というコンセプトで、11月を推進月間に位置づけた取組もありますし、アクサ生命保険との連携による遺贈なども活用した子育て支援についても、新たな取組として着手したということでございます。

今の説明にも絡んでまいりますが、3つの日本一挑戦プロジェクトとしてそれぞれ取組を進め、これまでもご説明しているところであります。数字の上ではグリーン成長、スポーツ観光など、ある程度手応えを感じる部分もありますが、合計特殊出生率をはじめ少子化の部分では、本県だけではありませんが、全国的にまだまだ厳しい状況が続いています。何とかこれを、少なくとも減少幅を緩やかにしつつ、人口減少への適応ということも来年の重点方針で定めておりますが、そういったことも求められている状況であろうかと思います。

日曜日に長崎で人口戦略フォーラムが行われました。現在、地域ブロックごとに国の支援を受けて、人口戦略フォーラムを行おうということで、今年は九州・沖縄ブロックでは長崎で開催されました。各県知事や「未来を選択する会議」の三村議長なども参加して議論したところでありますが、九州・沖縄は合計特殊出生率が全国でも比較的高いところにある、さらにはシリコンアイランドや、カーアイランド、フードアイランドといった強みを生かして、人口減少対策、少子化対策でも九州が全国のモデルとなるようにしっかり取り組んでいこうという議論をしてきたところであります。これは、先日ある新聞にも出ていましたが、日本だけの傾向ではなく、アジアでは顕著でありますし、アメリカ、ヨーロッパも含めて世界的に、少子化の傾向、そして急速に進む高齢化が見られるということであります。そのような大きなトレンドではありますが、しっかりと本県ならではの取組を進めながら、日本一挑戦プロジェクトも来年最終年度を迎えますので、成果に結びつけてまいりたいと考えております。

私からは県政トピックスは以上であります。

簡単に総括をすると、今年は大雨による被害でありますとか、先日の鳥インフルエンザの発生等もありましたが、大きな災害までは本県ではなかったのかなと。例えば、大分県では、先日大きな火災も発生しましたし、青森では震度6強の地震も発生しました。全国各地で大きな災害が発生していますが、そこまでではなかったのかなと。そのような中で、国スポ・障スポを前にした施設整備、さらにはそこを活用した新たな大会や合宿の誘致という成果も出てきたのかなと考えております。

今年初めに、今年のキーワードとして平和の「和」という漢字を掲げたことを思い出しております。これは、戦後80年という年にあたって平和であってほしいという思いがあったわけですが、世界では残念ながら紛争が続いておりますし、アメリカの関税措置も含めて、不透明感を増しているというのが現在の世界情勢であります。もう1つの意味合いとしては、県政トピックスで振り返りましたように、いろいろなものが加わる年になるということです。「和」には足し算の和という意味もあります。加わる年にもなる。そしてその施設を単に整備するということではなく、利活用を進めていきたい、新たな活用も加えていきたいという思いで「和」と掲げたところであり、なかなか世界情勢は厳しい部分がありますが、本県の足元を見ると、加えるということをしっかりと進めることができたのかなと県政トピックスを振り返りながら思いをいたしたところであります。私からは冒頭以上です。

質疑応答

2025年県政トピックスについて

(MRT)

今のお話の中でも今年1年を振り返ったコメントをいただきましたが、改めて宮崎の1年を振り返ったときに、知事にとってどのような1年だったか感想を聞かせていただけないでしょうか。

(知事)

国スポ等を見据えた施設整備でありますとか、都城志布志道路の整備、県立宮崎病院のグランドオープンなど、いろいろな整備というものが着実に進んだ年だったと思いますし、その利活用も進んだということになります。今振り返ると、例えば漢字1字でそれを表現すると「進」という漢字が浮かんでまいります。整備が進んでその利活用も進んだのではないか、県政も前に進めることができたのではないか、自画自賛ということではいけませんが、振り返るとそのように総括することができるのかなと考えています。

(MRT)

今「進む」というお話も伺いましたけれども、1つ限定してあげるとするならば、特に印象深かった出来事はありますでしょうか。

(知事)

神楽の提案決定というのは、本県が全国に働きかけてきたものが、あのように形になったということで、本県としても喜びになりますし、全国の志を同じくする皆さんにとっても明るい話題だったと考えております。先ほど申しましたように、全国的に人口減少や少子高齢化が進んでいる中で、何とか大切なものを守っていこうという取組を、少しでも本県発で後押しができたのかなというのは印象深い話題でありました。ただ、3年後登録があったとしてもそれがゴールではありませんから、それを弾みにしていくということ、今後にそれを繋げていきたいと思います。

(宮崎日日新聞)

改めてこうやって振り返ってみると、本当に国スポに向けた競技施設が、今年は続々と完成して、いろいろな合宿や大会が開かれて、個人的には「スポーツランドみやざき」が新しいステージに入ったような印象を持ったのですが、「スポーツランドみやざき」にとってどんな1年になったと知事は思ってらっしゃいますか。

(知事)

2年後の国スポ・障スポの成功というものを、「スポーツランドみやざき」をさらに次のステージへ引き上げていく大きな弾みにしていきたいと、そのような目標設定をして取り組んでおりましたが、着実にその準備が進んできたのかなと思います。そして、国スポ・障スポだけではなく、その次に繋がっているという手応えを感じることができる1年だったと思います。

(宮崎日日新聞)

施設整備にしても神楽のユネスコ登録にしても、知事が就任されて4期目ということで、国スポに関して言えば分散開催を決めて施設が出来上がってという、すごく長い時間がかかっていると思うのですが、これまでの知事としての歩みを振り返る中で、今年はどのような1年になったのでしょうか。

(知事)

次に繋がる弾みとなる1年だったかと思います。来年の抱負を短歌で読むというある企画があって、あまりネタバレしてはいけないのですが、ホップ、ステップみたいな表現をして、2年後の国スポの年がジャンプというイメージはありますが、それに向けて今年はホップということになります。確実にホップできたのかなと思います。来年はそれでいくとステップということになるかもしれませんが、着実に準備を進めていく。施設整備やその利活用ということを強調しておりますが、一方で競技力の向上という面では、目標になかなか届いていないという部分がありますので、そこは並行して頑張っていきたいと思いますし、現在、アドバイザーを招聘して様々な種目の競技力を上げていこうということで、直近ではソフトテニスにおいて広島のチーム、そして監督を招へいしてという取組を視察したのですが、やはりそれも国スポだけではなく、そのようなプロセスを経ることによって全体的なスポーツの競技力のレベルアップに繋げていくという大変重要なプロセスが進んでいるのかなと思います。彼らにも言ったのですが、国スポだけが目標ではない、それ以外の目標に向けて、このような競技力の強化というトップ選手・トップ指導者の指導を受けるチャンスがあり、現在のアスリートは恵まれているんだということを、ぜひ受け止めて、それを自分の糧にしてほしいなと思います。

高市政権について

(MRT)

今年改めて国の政治が大きく変わる、高市政権になるというような形で大きく変わった1年だったと思うのですが、そういった中で知事としては、新しい政権に対してどういった地域活性化策を望んでいらっしゃるか、あるいは期待されているのかを聞かせていただけないでしょうか。

(知事)

まずは秋口からこの年末にかけて、知事会の税財政の委員長の立場で、経済対策、年末の税制改正、それから予算編成に対する要望を行ってまいりました。その要望をしっかりと受け止めていただいて、地方財政に対する目配りをしていただいているのかなと受け止めております。経済対策でいいますと、重点支援地方交付金の積み増しや、様々な地方支援策を打ち出されたということがあります。それから、予算編成はまだ現在進行形ですが、税制改正に関して言うと、かなり減税の項目も多く、例えばガソリンの暫定税率の廃止などもありますが、それによる地方減収分はしっかりと国が財政的な措置をする、手当をするということを示していただいておりますので、全国知事会が要望してきましたように、地方財政に対する目配りはしっかりとしていただいている、その点に関しては感謝の思いであります。

(MRT)

税制に関してはそういったところになってくると思うのですが、大枠としては、地方の立場で期待しているものがございますか?

(知事)

これまでは地方創生という言葉で取組が進められていて、現在は地方創生から「地域未来戦略」へと名前が変わっておりますが、これだけ少子高齢、人口減少が進んでいる中で、引き続き地方を活気づけようという取組が進められていることは、大変ありがたく受け止めておりますし、知事会が求めておりました人口減少対策の司令塔である本部会議も立ち上がったということで、我々の様々な声を受け止めて施策が進められていることは大変ありがたく受け止めております。例えば直近では、少し具体的なテーマになりますが、高校無償化や給食費の無償化というテーマに関しても、いろいろな協議の場を設けて地方の声を受け止めていただいて、それが予算編成に活かされようとしているということがありますので、引き続き国と地方がしっかりと意見を出し合って、よりよい方向に向けて議論していくという体制を期待したいと思います。

テゲバジャーロ宮崎のJ2昇格について

(読売新聞)

県政トピックスにもありましたテゲバジャーロのJ2昇格に関してですけども、上のカテゴリーになるということで、特に観客動員なども含めて、今後さらに力を入れていかないといけないと思うのですが、行政の関わり方、支援について、クラブや自治体によって濃淡がありますけども、県として今後のテゲバジャーロへの支援や関わり方についてのお考えを伺えればと思います。

(知事)

自分たちのチームの活躍が地域の元気に繋がっていく、そのような思いがあります。「スポーツランドみやざき」を掲げておりますけど、合宿や大会の受け入れだけではなく、先ほど言いましたアスリートを支援して競技力を上げていくということもありますし、スポーツチームの活躍をいろいろな形で後押しすることが地域経済、そしてもちろん地域の皆さんの元気にも繋がっていく、そのような思いで今後ともしっかりと連携を図って、盛り上げていきたいと考えております。今まで宮崎は、合宿を受け入れたチームの活躍で元気をいただいておりましたが、テゲバジャーロやヴィアマテラスなど、宮崎のチームが頑張ってもらっているということは、本当に地域の皆さんにとっては、元気に繋がっていますし、私は元々サッカー部出身でサッカーも大好きですけど、こんなにサッカーファンが多かったのかというぐらい、ぐーっとファンやサポーターが盛り上がっている、大変ありがたい状況だと思います。

長崎に行った際に、長崎スタジアムシティも視察しましたが、サッカーのV・ファーレン1部昇格のお祝いが、街なかにダーッと出ていて、エエーッと思ったわけですが、さらにその先を見据えてテゲバも頑張ってほしいと思いますし、長崎にはサッカーだけではなく、バスケなどもプロチームがあって、本当に羨ましく思います。人口規模や経済の規模等も違うわけですけど、せっかくこうやって頑張っている地元のチームを、しっかりと応援して盛り上げていかなければと、改めてそのような思いを強くしております。

次期宮崎市長選挙について

(UMK)

来年の1月には、中核市である宮崎市の市長選が控えていると思います。先日、河野知事も清山現市長の事務所開きに来賓としてご出席されていたと思います。知事として、およそ4期務められている中で、現在の清山市長の1期目の評価というものをどう捉えられているのかお聞かせください。

(知事)

良い仕事をしておられると思います。現在、様々な大きなプロジェクトが進行中で、庁舎の建て替え、消防庁舎の整備、こどもセンター、さらには学校も含めていろいろな施設の老朽化対策というようなことなど、問題を的確にとらえていろいろな施策を進められていると思いますし、例えばふるさと納税なども努力されて、ぐっと延ばされたというような成果も上がっています。そして、県の立場でありがたいのは、やはり県庁所在地である宮崎市と県との連携をさらに深めていこうということで、県と市の連携会議を毎年行っておりまして、その中でも具体的に様々な提案をいただき、ざっくばらんに地域課題というものを共有して、一緒に課題解決していこうよという体制ができており、連携面でもとても心強く思っています。

(UMK)

比較というわけではないのですが、これまでと比べて清山市長の特徴みたいなものは何か感じられますか。

(知事)

これまでも連携はできていたと思います。少し言いにくいですけど、他の県だと知事と県庁所在地の市長が話もしないとか、割とそのようなところもあったりします。それは少し極端かもしれませんが、なかなかうまく連携ができていないというようなこともいろいろと聞いたりするものですから、しっかりと是々非々で議論をやっていこうよという体制や姿勢を、お互いにとることができているというのは、とてもありがたいことだと思っています。

令和8年度税制改正大綱について

(NHK)

先ほどもお話があったと思うのですが、税制改正大綱の中で、東京都と地方の税収格差を是正するための再配分というのがあり、知事会としてのコメントが出ていたと思うのですが、改めて宮崎県知事としての見解を教えてください。

(知事)

これは、長年にわたり知事会が主張し続けているものでありまして、特に最近の経済活動の状況変化等も背景としながら、ますます東京への税源の偏在が進んでいる状況に強い危機感を持って、要望を行ってまいりました。それをしっかりと受け止めていただいて、来年度税制改正で偏在是正に向けた具体的な対応を図っていくという方向性が示されたことは、大変ありがたいことだと思っております。これは先ほど言うべきでありましたが、知事会の要望、地方の声をしっかりと受け止めていただいたという面では、とても大きなトピックだと考えております。これは東京都がけしからんとか、そのようなことを言っているわけではなく、社会活動、経済活動の変化に税制が対応できていないような状況になっている。これまでも説明しましたが、フランチャイズやネットにおけるいろいろなものが進んでいるということで、そのような変化に対応した税制を求めていこうということや、現在固定資産税についても東京の地価が上昇している。それによって過度に偏在しているのではないかという指摘もなされているようでありまして、そこも含めて、首都たる東京がしっかりと様々な仕事をしていただくということ、そのための財源確保ということを否定しているわけではありませんが、少し経済の実態に合わなくなった税制というものは、しっかりと見直しを進めていただきたいと考えております。

(NHK)

まだ先の話になると思うのですが、再配分が決まった場合は、宮崎県としてどのようなことに活用していきたいといった現時点でのお考えがあればお願いします。

(知事)

活用といいますか、偏在がどのように是正されるのか、まだ具体的な手法というものが見えておりません。以前の方式ですと、税収を一部国税化して、それを全国に配分するということがなされましたが、それと同じことをやるということが決まっているわけではありませんし、それに対しては東京都が強い反発を示しておられますので、どのようにこの偏在を是正していくのか、これは非常に難しい議論になると思います。来年1年間が勝負といいますか、勝った負けたという意味での勝負ということを言っているわけではありませんが、しっかりと議論を深めていくという大変大事な年になると考えています。

(NHK)

小池知事は猛反発のような形だと思うのですが、同じ知事会のメンバーですけれども河野知事はどうご覧になっていますか。

(知事)

東京都は税財政の委員会の構成団体でもあります。ですから委員会の場においても、知事会の本会議においても、常に東京都は反発でありますとか強い主張をしておられますし、今回国における税制の議論の中でも大きくクローズアップされ、方向性が示されたことについて反発を示しておられるというのは私も承知しております。また、来年の知事会における議論も厳しいものになると思いつつも、客観的なデータに基づき、そして冷静に簡素・公平・中立の原則のもと、税制というものがどうあるべきかという議論を進めていくことができればと思います。

2025年県政トピックスについて

(宮崎日日新聞)

発表資料の最後に来年度の県政トピックスの一覧があるのですが、知事として特に注目しているトピックスがあれば教えてほしいのと、改めて来年はどんな1年にしていきたいか教えてください。

(知事)

やはり国スポ・障スポの前年であるということが基本になります。残った主要施設も3月中、今年度内に完成します。メインアリーナやテニスパークも完成しますし、※印で記載しておりますが、国スポ・障スポの前年度ということで、それに向けてのリハーサル大会がありますので、かなりそういった面での運用、それからスポーツ大会ということが色濃く出てくる1年になろうかと思います。しっかり2年後に向けて、良い準備に繋げていきたいと考えておりますし、スポーツ施設の話題のみならず、東京ビルが完成するということもありますし、それから現在皆さんにご迷惑、ご不便をおかけしている県庁の立体駐車場が完成するということもあります。様々な準備をして、このような施設整備を進めてきて、来年完成するということ、これは非常に大きなトピックスであろうかと思います。

首相官邸関係者の発言について

(毎日新聞)

先日、安全保障担当の首相官邸関係者が日本は核を保有すべきだと発言しまして、これがオフレコの場だったけれども報道されたということで、被爆者団体が抗議したり、昨日は熊本県知事が極めて不適切だと批判するなど波紋が広がっております。このことについてもし所感があられましたら、お伺いします。

(知事)

これは私も強い衝撃を受けました。様々な方が様々な考えを持ち、議論するということは大事でありますが、その方の現在のお立場を考えると、軽々に語る内容ではない。やはり現在、非核3原則というものを我が国が大切にしている中で、衝撃を与えるニュースだと受け止めております。様々な意見があるということは承知しております。例えば、エマニュエル・トッドさんが、日本はそのような方向で進めるべきだということをいろいろな著書で語られていることは、私も承知しているところであります。識者が外から見たときのご意見としては、いろいろとあろうかと思います。ただ、我が国の非核3原則というスタンス、それから官邸内の政権中枢で仕事をされているお立場ということがありますので、繰り返しになりますが、私としても衝撃を受けたニュースでありました。

(西日本新聞)

今の質問に関連して、知事ご自身は核保有、もしくは核の抑止力についてはどのようにお考えでしょうか。

(知事)

唯一の戦争被爆国という立場の日本としては、やはり核なき世界というものを目指していく、その姿勢というものを大事にすべきであろうと考えております。また、核のみならず、サイバー、宇宙、様々な形の国家間の争いの場というのは広がっている状況があります。世界全体のことを考えたときの、核なき世界を目指していくという方向は、ぜひ引き続き、我が国として旗を振っていくべきと考えております。

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