掲載開始日:2025年4月24日更新日:2025年4月24日
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令和7年2月19日(水曜)14時00分~14時53分
島津久友委員長、山下恵子委員、松山昭委員
本部長、警務部長、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、首席監察官、情報通信部長、警察学校長、サイバー戦略局長、総務課長
警務部長から、
について報告があった。
委員が、「合格者の中から辞退者は出ていないのか。」旨質問したところ、警務部長から、「辞退者はいる。例えば、A採用の区分で数名の辞退者が出ており、生じた欠員については、B採用の方で予定数より多く採用して補っている。」旨の説明を受けた。
委員が、「障がい者採用では、障がいの種類に指定はないのか。」旨質問したところ、警務部長から、「指定はない。」旨の説明を受けた。
委員が、「募集活動をしっかりと行なって、優秀な人材を確保していただきたい。」旨発言した。
委員が、「採用人数に達していなくても、合格ラインに達していない方は不合格となるのか。」旨質問したところ、警務部長から、「合格ラインに達していなければ不合格としている。」旨の説明を受けた。
首席監察官から、
について報告があった。
委員が、「今回1名の方が受章しているが、2名推薦することもできるのか。」旨質問したところ、首席監察官から、「警察庁が各県警へ推薦者の数を割り振っており、宮崎県警は例年1名である。」旨の説明を受けた。
委員が、「17年生安部門で活躍されたと説明があったが、現在所属している警察署以外でも勤務されていたのか。」旨質問したところ、首席監察官から、「現在所属している警察署以外でも勤務しており、警察本部での勤務もある。」旨の説明を受けた。
サイバー戦略局長から、
について報告があった。
委員が、「お笑い芸人の方は、詐欺に関連する事をやっていただいたのか。」旨質問したところ、サイバー戦略局長から、「生成AIによるSNS型投資・ロマンス詐欺被害の疑似体験をしていただき、その感想を述べていただいたり、サイバーセキュリティに関するクイズに挑戦していただいた。」旨の説明を受けた。
委員が、「このようなイベントは毎年やっているのか。」旨質問したところ、サイバー戦略局長から、「芸能人を呼んだのは今回が初めてであるが、イベントは毎年開催している。」旨の説明を受けた。
委員が、「このようなイベントを通じて、いろいろな犯罪の事を知っていただくのは非常に大事なことである。若い人ほどテレビを見ていなかったりするため、意外に手口を知らなかったりするので、こういう形で皆さんに周知していただくのは本当に有効な手段だと思う。」旨発言した。
生活安全部長から、
について更に刑事部長から
について報告があった。
委員が、「SNS型投資詐欺の被害額が非常に多いが、これは窓口からの送金が多いのか。」旨質問したところ、本部長から、「SNS型投資詐欺は、犯行の全てがスマホで完結するため、送金はネットバンキングで行われている。」旨の説明を受けた。
委員が、「以前、宮崎南警察署協議会に出席したとき、警察署で自転車盗難防止の動画を作成し、管内の学校の何校かに配布したという報告があり、協議会委員の方が管内だけではもったいないので県内全域に配布した方が良いのではないかと言っていたが、そのような情報は本部にもきているのか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「その報告は既に受けており、南署管内の学校に配布したほか、県内の学校にも配布する方向で検討している。また、県警のホームページにも既にアップしているため、誰でも閲覧できるようになっている。」旨の説明を受けた。
委員が、「特殊詐欺の被害額は、令和5年が約1億5千万であったが、令和6年は特殊詐欺とSNS型投資詐欺、ロマンス詐欺を併せると10億以上の被害額となり、激増しているがなぜか。」旨質問したところ、本部長から、「特殊詐欺でなかなか儲けることができなくなったため、犯人達が新たなターゲットとして若年層を開拓しているのだろう。若年層を開拓する上で、特殊詐欺では上手くいかないので、手間はかかるが、時間を掛けてゆっくりと信頼関係を醸成するという、SNS型投資詐欺に移行している。手元にお金があり、それをより増やしたいと考えている人が投資詐欺の被害に遭いやすい。ある程度知識のある人がだまされてしまうため、対策も難しい。」旨の説明を受けた。
交通部長から
について報告があった。
委員が、「この被疑者は福岡に住んでいるのか。」旨質問したところ、交通部長から、「福岡市に住んで、福岡で整骨院を営業しているが、宮崎でも分院して整骨院をやっている。」旨の説明を受けた。
委員が、「どのような形で分かったのか。」旨質問したところ、交通部長から、「保険会社から、不審な請求があるとの通報を受け発覚した。」旨の説明を受けた。
警備部長から
について報告があった。
委員が、「災害救助は何度も経験できるものではないため、訓練により練度を上げるしかないことから、このような訓練をしっかりとやっていただき、有事の際に役立てて欲しい。」旨発言した。
委員が、「資料にある各種訓練は、各県の方と合同で行うのか。」旨質問したところ、警備部長から、「現地指揮本部において、この訓練はどこの県とどこの県がやりなさいと指示し、それを受けて他県と合同で各種訓練を行なっている。その時の指揮官は、どちらかの県の小隊長が全体の指揮を執る。」旨の説明を受けた。
委員が、「資機材は、自県から全て持ってきて、訓練の内容に合わせて、必要な資機材を使って訓練を行うのか。」旨質問したところ、警備部長から、「災害は突然発生し、突然出動命令がかかるため、訓練でも資機材、寝袋、食料等を積み込み、自分たちで自活できる準備をして出発し、到着次第、現地指揮本部の傘下に入り、下命を受けて、自分たちが準備した資機材を使用して活動するという流れになる。」旨の説明を受けた。
委員が、「今回の訓練を受けて反省・検討を行なっていると思うので、それを次回の訓練で生かして欲しい。」旨発言した。
運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。
交通規制課長から、信号機の新設及び一般交通規制(新規、変更、解除)について公安委員会意思決定伺があり、公安委員合意でそれぞれ意思決定がなされた。
宮崎県公安委員会
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電話:0985-31-0110