掲載開始日:2022年2月22日更新日:2022年6月29日

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副反応等について

 

 

 副反応とは

ワクチンの投与(接種)によって体に免疫反応が起こり、それによって感染症の発生等を防ぐ免疫が体に作られます(主作用)。この時に、免疫ができる以外の反応(例えば注射部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛など)が発生することがあるので、医薬品による副作用とは分けて「副反応」という用語が使用されます。

現在、日本で接種が勧められている新型コロナワクチンでは、接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等がみられることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復していきます。

【注意】症状には個人差があり、1回目より2回目が必ず強くなるというわけではなく、症状がないから免疫がついていないというわけではありません。

アナフィラキシーについて

「アナフィラキシー」は、蕁麻疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が複数の臓器に同時にあるいは急激に出現する過敏反応です。血圧の低下を伴い意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)
や脱力をきたすような場合をアナフィラキシーショック
といいます。
ワクチン接種直後から、ときには5分以内、通常30分以内に症状が出現します。
アナフィラキシーの症状には「皮膚の赤み」「蕁麻疹」「皮膚のかゆみ」などの皮膚症状、「のどのかゆみ」などの粘膜症状、「腹痛」「吐き気」などの消化器症状や、「くしゃみ」「せき」「喘鳴」「声のかすれ」「息苦しさ」などの呼吸器症状があり、「顔色が悪い」「意識障害」などのショック症状が出現することもあります。

このような症状がみられた場合には、近くにいる医療スタッフに申し出るか、すみやかに最寄りの医療機関を受診してください。

小児の場合は、大人のように症状が明確でない場合や、症状を正確に自分で訴えることができないために注意が必要です。何となく不機嫌、元気がない、寝てしまうなどということがアナフィラキシーの初期症状であることもありますので、大人よりも注意深い観察が必要です。

アナフィラキシーについて

血管迷走神経反射

注射を打った時の痛み、恐怖、興奮などによる刺激が脳神経の一つである「迷走神経」を介して中枢に伝わり、心拍数が減ったり、血圧が下がったりすることがあります。そのため、気分が悪くなったり、めまいやふらつき、失神などが起こったりします。

接種直後又は接種後は、失神による転倒を避けるため、接種後一定時間は、背もたれ他ひじ掛けのある椅子など、体重を預けられるような場所で待ってください。待っている間は、なるべく立ち上がることを避け、座っていてください。

 起こるかもしれない症状

(1)コミナティ筋注(ファイザー社)

接種を受けた方の5%以上に起こったものは以下のとおりです(「新型コロナワクチンコミナティを接種される方とそのご家族へ」(ファイザー社作成リーフレット)(PDF:601KB)より)。

  • 注射部位の痛み、腫れ、発赤、紅斑、頭痛、下痢、筋肉や関節の痛み、疲労、寒気、発熱
    【症状の発言状況、時期、持続期間など】
    ●注射した部位の痛みの多くは、接種当日に現れ、持続期間は約2日でした。その他の症状の多くは接種翌日に現れ、持続期間は約1日でした。
    ●これらの症状の多くは1回目接種より2回目の接種時に高い頻度で認められました。また高齢者よりも非高齢者に高い頻度で認められました。
    ●これらの症状は、通常数日以内に収まります。なお、病気治療中の方で解熱消炎鎮痛剤などを使用される場合には、主治医や薬剤師に服用について御相談ください。
    ●ひどい痛み、腫れ、高熱など重い症状と思われる場合には、医療機関を受診されてください。
発現割合 症状
50%以上 疼痛、疲労、頭痛
10~50%未満 筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れ
1~10%未満 発赤、嘔吐
1%未満 そう痒感、熱感、内出血、めまい、不眠症、顔面麻痺、悪心、食欲減退、四肢痛、リンパ節症等

上表はコミナティ筋注の添付文書(2022年6月改訂(第15版))をもとに作成。

(2)コミナティ筋注5~11歳用(ファイザー社)

12歳以上の方と同様、接種部位の痛みや倦怠感、頭痛、発熱等、様々な症状が確認されていますが、ほとんどが軽度又は中等度であり回復していること、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。

発現割合 症状
50%以上 疼痛、疲労
10~50%未満 発赤・紅斑、腫脹、頭痛、筋肉痛、悪寒
1~10%未満 嘔吐
1%未満 悪心、食欲減退、発疹、リンパ節症、腋窩痛等

上表はコミナティ筋注5~11歳用の添付文書(2022年6月改訂(第3版))をもとに作成。

(3)スパイクバックス筋注(武田/モデルナ社)

接種日以降に現れるかもしれない副反応は以下のとおりです(「スパイクバックス筋注の接種を受ける方へ」(武田薬品工業株式会社作成リーフレット)(PDF:1,166KB)より)。

  • 心筋炎、心膜炎
    胸の痛み、動悸、むくみ、息切れ、浅くて速い呼吸などが現れた場合には、心筋炎や心膜炎が疑われるので、すみやかに医師の診察を受け、スパイクバックス筋注の接種を受けたことを伝えてください。
    なお、初回免疫として本ワクチン2回接種後の若年男性で心筋炎や心膜炎が現れる頻度が高いことが報告されています。
  • 注射部位症状(注射した場所の痛み・腫れ・発赤、注射した同じ腕側のリンパ節(わきの下あたり)の痛み・圧痛・腫れ)
    本ワクチンを接種された方の約9割に注射部位症状が現れることが報告されています。
    2回目接種後に現れる場合では重めの症状が多くなる傾向があります。
    追加接種(3回目接種)した後の場合では2回目接種時と同程度の症状がみられます。これらの症状は、多くの場合、接種後1~2日以内に現れますが、これよりも遅く(概ね1週間)現れることもあります。
  • 全身症状(発熱、頭痛、疲労、筋肉痛、関節痛、吐き気、嘔吐、悪寒)
    1回目の接種時では5割の方に2回目では8割の方に何らかの全身症状が現れることが報告されています。
    2回目の接種をした後に現れる場合では重めの症状が多くなる傾向があります。
    追加接種(3回目接種)した後の場合では2回目接種時と同程度の症状がみられます。これらの症状は、多くの場合、接種後1~2日以内に現れますが、これよりも遅く(概ね1週間)現れることもあります。
    全身症状の多くは軽く、1~3日で消失しますが、高熱やけいれん等の異常な症状が現れた場合には、すみやかに医師の診察を受けてください。
    なお、注射部位症状や全身症状は高齢者よりも非高齢者に、また、男性よりも女性に多くあらわれる傾向があります。
  • 「スパイクバックス筋注の接種を受ける方へ」(武田薬品工業作成リーフレット)(PDF:1,166KB)
  • ギラン・バレー症候群の報告があることから、2022年6月添付文書が改訂されました(第12版)。「ファイザー社ワクチン(コミナティ)、モデルナ社ワクチン(スパイクバックス)接種後のギラン・バレー症候群について」のページを御確認ください。
発現割合 症状
50%以上 疼痛、頭痛、筋肉痛、疲労
10~50%未満 腫脹・硬結、発赤・紅斑、悪心・嘔吐、関節痛、リンパ節症、悪寒、発熱
1%未満 そう痒感、蕁麻疹、発疹、顔面腫脹

上表はスパイクバックス筋注の添付文書(2022年6月改訂(第12版))をもとに作成。

(4)バキスゼブリア筋注(アストラゼネカ社)

接種により、以下の副反応がみられることがあります(「新型コロナウイルスワクチンバキスゼブリア筋注を接種される方とそのご家族へ」(アストラゼネカ社作成リーフレット)(PDF:2,942KB)より)。

  • 注射した部位の症状(痛み、熱っぽさ、内出血(あざ)、かゆみ)
  • 全身の症状(疲労、頭痛、倦怠感(だるさ)、筋肉痛、発熱感、悪寒、関節痛、吐き気)

これらの副反応の多くは接種翌日にみられ、発症から1~3日以内に治まります。
接種後の注射部位の痛みや筋肉痛、発熱等の副反応に対して解熱消炎鎮痛剤の使用が可能です。症状が回復せず、嫌みや高熱などが持続する場合は、医師の診察を受けてください。

  • ごくまれですが、ワクチン接種後に血小板減少症を伴う血栓症(注意1)、毛細血管漏出症候群(注意2)、ギラン・バレー症候群などの脱髄疾患(注意3)を発症した例が海外でも報告されています。接種後に次のような症状が現れたら、速やかに、医療機関を受診してください。

(注意1)持続する激しい頭痛、目のかすみ、息切れ、注意力散漫、けいれん発作、胸の痛み、足のむくみや痛み、持続する腹痛、接種部位以外の内出血(あざ)などの症状。

(注意2)急速に悪化する手足のむくみ、血圧低下などの症状。

(注意3)手足の力が入りにくい、歩きにくいなどの運動障害、しびれやチクチク感、感覚がなくなるといった感覚障害など。

発現割合 症状
50%以上 注射部位圧痛、注射部位疼痛、疲労
10~50%未満 筋肉痛、関節痛、注射部位熱感、注射部位挫傷、注射部位そう痒感、倦怠感、発熱感、悪寒
1%未満 多汗症、発疹、蕁麻疹、インフルエンザ様疾患

上表はバキスゼブリア筋注の添付文書(2022年4月改訂(第5版))をもとに作成。

(5)ヌバキソビッド筋注(武田社)

武田社ワクチン(ノババックス)について」(県ホームページ)を御確認ください。

追加接種(3回目接種)の副反応

ファイザー社のワクチン及び武田/モデルナ社のワクチンいずれの場合も、米国で実施された追加接種に係る臨床試験の結果、追加接種後に確認された様々な有害事象は、2回目の接種後に確認されたものと比較して、その発現傾向は概ね同様であるとされています。

ただし、初回接種時と比較して、リンパ節の腫れの発現割合が高いこと(ファイザー社:5%程度、武田/モデルナ社:20%程度)が、米国で実施された臨床試験の結果の中で報告されています。

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症状が出たときの対応

接種後の注射部位の痛みや筋肉痛、発熱等の副反応に対して解熱消炎鎮痛剤の使用が可能です。症状が回復せず、痛みや高熱などが持続する場合は、医師の診察を受けてください。
なお、病気治療中の方で解熱消炎鎮痛剤などを使用される場合には、主治医や薬剤師に服用について御相談ください。

発熱時には、水分を十分に摂取することをお勧めします。

接種した腕のかゆみや痛み、腫れや熱感、赤みが出てくることがあります。数日で自然に治ると報告されていますが、発疹がかゆい場合は冷やしたり市販の抗ヒスタミン剤やステロイド外用薬(軟膏等)を塗ると、症状が軽くなります。
こうした成分の薬剤は虫刺されの薬などにも含まれています。

症状が特に重かったり、長引くことがあれば、医療機関等への受診や相談を御検討ください。

心筋炎・心膜炎、ギラン・バレー症候群について

心筋炎・心膜炎については、「ファイザー社ワクチン(コミナティ)、モデルナ社ワクチン(スパイクバックス)接種後の心筋炎・心膜炎について」のページを、ギラン・バレー症候群については「ファイザー社ワクチン(コミナティ)、モデルナ社ワクチン(スパイクバックス)接種後のギラン・バレー症候群について」御覧ください。

副反応疑い報告・副反応健康被害救済制度について

  • 厚生労働省は、接種後に生じうる副反応を疑う事例について、医療機関に報告を求め、収集しています。収集した報告について、厚生労働省の審議会に報告し、専門家による評価が行われています(副反応疑い報告のフロー(PDF:71KB))。

フロー

予防接種の副反応による健康被害は、極めてまれですが、不可避的に生ずるものですので、接種に係る過失の有無にかかわらず、予防接種と健康被害との因果関係が認められた方を、迅速に救済する制度があります。

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副反応等に関する窓口について

厚生労働省の電話相談窓口

ワクチン相談コールセンター(厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター)

  • 電話番号0120-761-770(フリーダイヤル)
  • 受付時間前9時から午後9時まで(土日・祝日も実施)

新型コロナウイルス感染症に関する厚生労働省の電話相談窓口

話番号:0120-565-653(フリーダイヤル)

付時間:以下のとおり(土日・祝日も実施)

  • 日本語・英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語:午前9時~午後9時
  • タイ語:午前9時~午後6時
  • ベトナム語:午前10時~午後7時

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宮崎県コロナワクチン副反応相談センター

クチンの安全性・有効性や接種後の副反応など、医学的知見が必要となる専門的な質問や相談などをお受けするコールセンターです。

  • 電話:0985-26-4609(「知ろうワクチン」で覚えて下さい。電話番号のお掛け間違いのないようお願いします。)
  • ファクス:0985-26-1000
  • メールアドレス:fukuhannocall-miyazaki@miyayaku.or.jp
  • 受付時間:24時間(土日、祝日含む)
  • 注意事項:接種券に関することや、予約方法、接種日時、接種会場などについての相談は受け付けておりません必要とされる方が繋がらないことがないよう御協力をお願いします。(現在、コールセンターへのお電話が増加しており、つながりにくくなっております。特に9時、13時前後はつながりにくい状態となっており、可能な限り他の時間帯にお電話いただくなどの御対応をお願いいたします。)

FAX及びメールでの相談は24時間受け付けますが、回答は翌日以降になることがありますので、お急ぎの場合は電話での相談をお願いします。
FAX及びメールでの相談の場合は、性別、年齢、接種日時、接種ワクチンの種類や症状など可能な限り具体的に記載してください。

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関連リンク

後、国からの情報提供等を踏まえ、随時情報を更新します。

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お問い合わせ

福祉保健部薬務対策課ワクチン確保・調整担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

電話:0985-26-3141

ファクス:0985-44-2753

メールアドレス:miyazaki-wakuchin@pref.miyazaki.lg.jp

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